【テニスプレイヤー】錦織圭選手の英語でのインタビュー動画まとめ
2022/02/16
AKRI
錦織圭のプロフィール
生年月日:1989年12月29日(25歳)
出生地:島根県松江市
身長:178cm
体重:74kg
2015年 世界ランキング4位、アジア人初の生涯獲得賞金1,000万ドル突破。
錦織圭の経歴
5歳からテニスを始め、2001年12歳の時3大会で優勝したのを皮切りに頭角を現す。2007年プロ転向。2008年には初ATPタイトルを獲得した。怪我により一時期はランキング外となったが、2011年日本人男子歴代最高ランクキングを記録、以後順調にランキングを上げ、2015年には世界ランキング4位の快挙を成し遂げた。
百聞は一見にしかず。さっそく錦織圭の英語インタビューの様子を見てみましょう。
錦織圭の英語力(リスニング力)の高さ 英語インタビュー【和訳付】
【2014 全米オープンテニス4強入り】錦織圭の英語力とは?!錦織圭の英語でのインタビュー
錦織圭英語インタビュー日本語字幕 Kei Nishikori
イントネーションはなかなか!
錦織圭は発音で時々油断する傾向があるのでネイティヴ並とは言えませんが、他の日本人アスリート達と比べるとイントネーションは大したものではないでしょうか。英語のイントネーションを良く掴んでいます。
日本人は英語が話せるかどうかを判断する時に「文法的に話せているか」を非常に気にしますが、「イントネーション」と「発音」にもっと重きを置くべきです。イントネーション(つまり訛り、アクセント)の重要性を認識している日本人は少ないようです。
錦織圭は13歳からフロリダに住んでいる!
すでにフロリダで暮らし約12年の錦織圭。頭の柔らかい子どもの頃から英語に囲まれて暮らしているので、英語のイントネーションをしっかり掴んでいるのも不思議ではありませんね。
2003年、ゲイブ・ハラミロのスカウトを受け、IMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーの留学対象選手となり、盛田ファンドの奨学金制度を受けて渡米。以降アメリカ合衆国フロリダを活動拠点としている。
単身渡ったアメリカでは
テニスの天才的な才能を見込まれて留学した錦織圭でしたが、そこでの生活は生易しいものではなくとても苦労しました。
13歳の若さで単身渡米。
有名なマリア・シャラポワ選手など世界の名だたるプレイヤーを育てたIMGアカデミー
に留学しました。
「外国人は背が大きいし、それだけでも威圧され、言葉も通じないというのもあるし、イタズラされるし、訳も分からず怒られたり…ということがありました。」
単身で渡米し、こうゆう環境によって彼のメンタルの強さは鍛えられたのです。
年に数回の実家で過ごす時間も決して辛いそぶりを見せることはなかったそうです。
普段の錦織圭はおとなしい性格らしいのですが、プレーでは大変強気で負けん気の強さを見せます。辛い留学生活も英語の習得もその不屈の精神で乗り越えたのでしょう。
松岡修造の語る錦織圭のこんなエピソードがあります。
小・中学生を中心に世界で通用する選手の育成を行う「修造チャレンジ」に参加した錦織圭選手。松岡修造さんと錦織圭選手の関係はそこからはじまりました。錦織圭選手の才能はこの時既に現れていました。当時小学6年生だった錦織圭選手は6歳年上の高校1年生の選手と勝負し、なんと勝利してしまったのです。そんな錦織圭選手のその時の様子を松岡修造さんはこう語りました。
「この僕と、11歳の時にプレーして負けるわけですよ。で、負けたら僕のところに走ってきて、泣きながら「修造さんもう一回やらしてください」って言うヤツだったんですね。この負けず嫌い度は凄いなって。あんまり表には出さないけど、もう僕もね、どんなことをしてでも助けてやりたいなって。そういう気持ちにさせる選手なんですね。」
天才的な強さを誇りながらも、松岡修造とプレーして負けるという悔しさも経験し、それを糧に成長したのです。
ジュニア時代の錦織について、松岡修造は「よく覚えています。どちらかと言うと、人見知りもするし、シャイだった。(英語でスピーチする時も)普通の子なら泣いてしまう。けど、圭は“I like orange juice”と英語でなんとか話していた。どうにかクリアしようとする力は、今の世界にいる圭だと思う。」と、コメント。
乗り越えていこうというガッツがありました。芯の強い子どもたっだのでしょう。
のちに錦織圭は当時を振り返ってこう述べています。あの頃の経験があったからこそ今の錦織圭がいるのですね。
全仏オープンテニス(French Open 2015)2回戦を終えた錦織は、「米国での暮らしを通して、本当に強くなりました。小さいころは、精神的にもあまり強くなかったし、戦うタイプではなかった」と明かした。
「米国に移住したら、どうにかして強くならなければいけなかった。いろんな国から多くの子どもが来て、大きな選手と対戦しなければならないときもあった。幼いころは特に小さかったので」
「多くの大会に出場し、経験を積むことで、自信がつくし、精神的にも強くなる」
なんと中学英語の教科書に!
2016年4月から中学の英語の教科書の題材として錦織圭が取り上げられることになりました!
三省堂の英語教科書「NEW CROWN」で、中学3年生が使用するもの。テニスを始めた少年時代から、世界で活躍するまでの物語を描いている。
世界のトップを目指し、4大大会初優勝を目指す錦織。同社は物語を通して、「好きなものを見つけてこだわっていくことや、くじけない心を持つことを学んでほしい」としている。
ダビド・フェレール(スペイン)にストレート勝ちし、3年ぶりに8強入りを決めた全豪テニスの錦織圭(25=世界ランク5位)。勝利を手にした後の流暢なウイナーズスピーチが現地ファンの間で話題になっている。インタビュアーの質問に対して受け答えが早く、欧米のテニス記者からも「ケイはリスニングが素晴らしい」と評判だ。
日刊ゲンダイの記事から抜粋
「確かケイは3年前の2月に世界ランクの10番台に入ったはずです。そのころはまだ会話の途中で単語を探すこともあり、今ほどスムーズなスピーチではなかったことを記憶している。テニスの実力が急上昇するにつれ、会話もうまくなった。世界を転戦する間、現地での取材が増えたことも影響しているのではないか」(現地記者)
日刊ゲンダイの記事から抜粋
英語が、語彙(ごい)も増えて“うまくなった”。これもスターになっているということ。世界中からインタビュー(依頼)がすごく増えたのだと思う。欲を言えば、英語でも、もっと冗談が増えるといいかな。こちらが脱帽するようなロジャー・フェデラー(スイス)やジョコビッチほどではなくていいから。
WOWOWテニスナビゲーター フローラン・ダバディのコメント
英語は今後の上達に期待!
世界ランキングを毎年順調に上げている錦織圭。テニスの世界で更なる高見を望めることは疑う余地もないことでしょう。そして世界で活躍すればするほど英語力はもっと磨かれていくことでしょう。今後錦織圭が英語のイントネーション、発音をものにしていけば怖いもの無しです!
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