2016/08/16
naonao
2015年4月24日 オダギリジョーさんと香椎由宇さんに関する衝撃のニュースが報じられました。
俳優のオダギリジョー(39)と女優の香椎由宇(28)夫妻の次男が、絞扼性(こうやくせい)イレウスのため1歳9日で急死したことが24日、わかった。両者の連名のFAXで発表された。
俳優のオダギリジョーさんと女優の香椎由宇さんは仲睦まじい夫婦。
子煩悩でも有名です。
オダギリジョーさんと香椎由宇さんが結婚したのは映画の共演がきっかけでした。
二人は2006年公開の映画『バビリオン山椒魚』での共演を機に交際をはじめ、両者の誕生日である08年2月16日に結婚。11年2月に長男、昨年4月に次男が誕生していた。
オダギリジョーさんの妻である香椎由宇さんの子育てについて、こんな話があります。
「香椎さんはカメラが趣味なんですが、出産後は暇さえあれば息子さんの写真ばかり撮っていました。息子さんが寝る前は必ず“今日もいい子だったね”って、ギュッと抱きしめてあげるのが日課だったそうですし、とにかく子供第一でしたね」
東日本大震災後、香椎由宇さんは放射能の影響を恐れて
息子の健康を守るため、沖縄へ移住したとか。
オダギリジョーさんも香椎由宇さんと子育てに関して気持ちを同じくしていたそうです。
沖縄移住が叶ったのも、オダギリジョーさんが香椎由宇さんの考えに理解を示しているから、息子たちの健康が何より大事だから、という考えだからだったのでしょう。
家のことはほとんど香椎由宇さんが家庭優先でされていた様子。
それでも多忙な仕事の合間をぬって、息子たちをお風呂にいれたりと
子育てにかかわってきたオダギリジョーさん。
個人的な話ですが、オダギリジョーさん・香椎由宇さんの亡くなられた息子さんと
同じ年の息子を持つ身。
お二人の息子さんが亡くなったというニュースをきいて戦慄が走ったのを今でも覚えています。
4月24日、オダギリジョーさんと香椎由宇さんの所属事務所が発表したFAX全文は次の通りです。
この度オダギリジョー・香椎由宇次男は絞扼性イレウスと診断され4月14日に緊急手術を行い治療を続けておりましたが4月20日に容態が急変。午前6時23分に息を引き取りましたことをご報告させて頂きます。
絞扼性イレウスとは?
小さな息子の命を奪うかもしれない病気。
オダギリジョーさんの息子さんの病気は他人事ではなく、まるで自分のことのように感じます。
オダギリジョーさんの息子さんの命を奪った、その恐ろしい病気について調べました。
「絞扼性イレウス」ときいても、さっぱり何の病気だかわかりませんよね。
突然、激しい腹痛と吐き気・嘔吐が起こり、おなかが張り(膨満(ぼうまん)、膨隆(ぼうりゅう))、やせた人では腸がむくむくと動くのが、おなかの外から見えることもあります
発症して24時間以内に死ぬ可能性のあるほどの危険な病気なのだそうです。
喋れない子供が病状を訴えるのは不可能ですよね。
親がいかに早く気付くかが重要です。
オダギリジョーさんと香椎由宇さんの息子さんの命を奪ったのは
そういう病気だったのです。
香椎由宇さんの知人が語っています。
「その日、Aちゃんは朝から苦しそうで、便の様子もおかしかったので、香椎さんが病院に連れて行ったところ、絞扼性イレウスと診断されたんです。すぐに入院して、14日に緊急手術が行われました」
「オダギリさんは、入院当初は香椎さんと一緒にAちゃんに付き添っていたんですが、19日からはドラマのロケ撮影のため、山形県に行っていたんです。容体が急変したという知らせを受けて、急遽東京に戻ってきたものの、病室に着いた時には、もう息子さんの体は冷たくなっていて…。ベッドの脇で、最期を看取った香椎さんは抜け殻のようになっていたそうです」
またオダギリジョーさんの知人がこんなことを語っていました。
「自宅のマンションの部屋中に飾り付けをして、家族みんなでAちゃんの1才の誕生日を祝ったばかりだったんです…。5月5日には端午の節句も控えていたのに…。4月21日にAちゃんが無言の帰宅をしてからは、香椎さんもオダギリさんも、24時間ずっとAちゃんの側から離れませんでした。最後の親子の時間を、噛みしめるように過ごしていました」
次男の亡骸は東京・品川区の桐ヶ谷斎場に運ばれ、荼毘に付された。火葬中の40分間、控室で待機していた家族は、みな無言だった。だが、4才の長男だけは無邪気な様子を見せていたという。
「どこまで弟の死を理解していたのかはわかりません。でも、この日の夜、Aちゃんと一緒に過ごしていた子供部屋で、兄弟揃って大好きだったアニメを静かに繰り返し見続けていたそうです。そんな長男の姿を見て、香椎さんは涙が止まらなかったそうです」
この記事を読んだだけで、心がひどく傷みました。
上の息子さんも、弟がいなくなったということに
幼いながら感じるものがあったのでしょうか。
オダギリジョーさんと香椎由宇夫妻の亡くなられた息子さんは
生まれながら身体が弱かったんだそうです。
「特に、Aちゃんは生まれたときから体が弱かったので、食には本当に気をつけていました。実家の母から、自然食を使った無添加の離乳食の作り方を教わったり、高たんぱく源の納豆を細かく刻んでおかゆに混ぜて食べさせたりと手をかけていたようです」
オダギリもまた、香椎と同じ気持ちで息子たちに向き合っていた。幼少期より母子家庭で育ち、父親を知らずに大人になった。だからこそ、わが子には同じような思いはさせたくない。そんな思いで、慣れない子育てに奮闘していたという。
「撮影で国内外を転々としているオダギリさんは、確かに家にいる時間は少ないんですが、その分、オフともなれば子供たちをお風呂に入れてあげたりと、香椎さんを支えていました。お子さんは2人とも完全にママっ子みたいで、“うちの子はオレが側にいても、ママの姿が見えなくなるだけで泣き出すんだよ”なんて、幸せそうに話していたのに…」
「オダギリさんは、Aちゃんの死後、ドラマの撮影を延期して、ずっと自宅に引きこもったままだそうです。しばらくはAちゃんのお骨の側にいたい、という気持ちもあるんでしょうね…。このままではドラマ撮影の再開どころか、そもそも仕事復帰自体できるのかどうか…。香椎さんもまた、出演予定だったドラマの降板を発表しましたし、このままでは夫婦ともども壊れてしまうんじゃないかって、本当に心配です」(芸能関係者)
現在、自宅にはオダギリ、香椎それぞれの実家の母親が頻繁に訪ね、家のことを手伝っているというが、彼女たちもまた、愛する孫の死に打ちひしがれたままだという。本誌記者が香椎の実家を訪ねると、母親が応対してくれたが、「すいません、今はそっとしておいてください…」と一言絞り出すのが精一杯だった。
愛する息子を失ってオダギリジョーさんと香椎由宇さんの悲しみはどれほどでしょうか。
自分も息子を失ったら?と考えただけでも苦しくて仕方ないので、
相当憔悴されていることと思います。
お仕事ができないくらい、心が弱っているのでしょう。
オダギリジョーさんも香椎由宇さんも日本でトップクラスの演技者。
その気になれば、いくらだってお仕事はできるはずです。
今はオダギリジョーさんも香椎由宇さんもお休みされて、息子さんを想ってすごされるのもいいのではないのでしょうか。
息子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
そしていつの日か、オダギリジョーさんと香椎由宇さんの心が安らかになりますように
願います。
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