好感度が抜群の真矢みき!宝塚時代はどんなタカラジェンヌだった?
2015/10/09
yukodola
真矢みき(まや・みき)
本名 西島 美季(にしじま みき)
生年月日 1964年1月31日
出生地 広島県広島市(大阪府豊中市育ち)
身長 166cm
中学時代「日舞を習いたい」と宝塚コドモアテネに通っていた。
大地真央への憧れから中学卒業後の1979年に宝塚音楽学校に入学。
1981年、67期生として宝塚歌劇団に入団する。
1998年10月5日、『SPEAKEASY』東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。
2003年、「踊る大捜査線」のオーディションを這い上がり、芸能界復活を果たす。
「理想の上司像」「かっこいい女性有名人」等の好感度ランキングの上位に君臨し続ける真矢みきさん。
宝塚歌劇団という華やかな世界でどんな風に活躍してきたのでしょう?
真矢みきさんといえば宝塚歌劇団出身であることが有名です。
花組のトップスターだった時代に数々のエピソードを残しています。
真矢みきさんの「男役伝説」をまとめました!
真矢みきさんは「宝塚の革命児」と言われています。なぜかというと…それまで男役にはなかった「長髪」「薄メイク」を積極的に取り入れたからです。
それまで男役も娘役も、アイシャドウは水色や紫、そして口紅は赤でした。真矢みきさんは「男でそれはありえないよ!」といいだし、目元をグレーに、口紅をベージュ系の落ち着いた色に変えたとのこと。
周りの男役は女子校出身者が多い中、共学出身の彼女は間近で見てきた男の子の良さを取り入れようと、薄い化粧を始めました。
慣習に縛られがちだった宝塚の「枠」を壊して宝塚の男役に新たな風を吹き込み、幅広い支持を集めました。正に革命児です。
花組トップスターとして輝かしい時代を送った真矢みきさんですが、はじめから順風満帆ではなかったそうです。
宝塚音楽学校で重要とされるのは華やかさやリズム感、歌唱力など「舞台映えするかどうか」であるため、学校の成績には自信があったという真矢みきさんですが、1979年に宝塚音楽学校に入学したときの成績は下から3番目でした。
39人中37位と、宝塚音楽学校に入学した15歳の少女を待っていたのは“劣等生”を意味する数字でした。
周囲がエリートなら自分は凡人。ほかの人になくて、自分にあるものは?芸でかなわなくても、見せ方を工夫すれば新しい男役を演じられるはず。
そう思うようになった真矢みきさんは自分の個性を伸ばすよう努力を始め、自分なりの男役を模索する日々が始まりました。
それが今までにない男役のスタイルに繋がり、個性派トップスターとしての基盤となりました。
また、真矢みきさんは宝塚歌劇団在籍中に様々な活動を展開し、話題を呼びました。
まず一つが写真家の篠山紀信さんとタッグを組んで出版した写真集です。
宝塚座付きのカメラマンではなく、普段宝塚を見ない人や嫌いな人にまで見てもらいたいと思い、真矢みきさんが男役・女役の2役をして、ストーリー仕立てになっている写真集「GUY」を発売しました。
出版された当時は男役トップスターだったわけなので、正に宝塚の常識を破った衝撃の写真集でした。
そんな型破りな写真集は新たなファンを呼び込むきっかけにもなったのではないかと思います。
写真集のほかに、音楽プロデューサーのつんく♂さんプロデュースのもとおこなわれた、日本武道館でのソロコンサートも、当時の宝塚では異例でした!
宝塚歌劇団切ってのエンターティナー真矢みきさんが、つんく♂さんをトータルプロデュースに迎えて、 宝塚歌劇始まって以来のステージを展開しました。
宝塚在籍中に、ソロで宝塚とは別のステージを行った真矢みきさんの挑戦は、これまでにない全く新しいものだったといいます。
斬新な視点でいくつもの偉業を成し遂げた真矢みきさんは「かっこいい女性有名人」の上位に名前があがるのも納得ですね。
真矢みきさんの芸名には「矢のように真っすぐな心を持って進む」という意味を込めています。
真矢みきさんの宝塚時代、男役としての評価はどんな感じだったのでしょうか。
真矢みきさんは「合わないマニュアルは合わない洋服を着ているようなもので、直しに出すか、替えるか、自分で作るしかありません」とマニュアルを洋服に例え、自分で見て感じたオリジナルの価値観を大事にしています。
宝塚同期だった黒木瞳さんは退団後も個性派の男役として活躍する真矢みきさんの公演を観劇し、「みきちゃんはコメディーセンスが素晴らしい。右に出る者はいないと思う」「唯一無二の個性だ」と言います。
花組時代、下級生だった檀れいさんは「ソフト帽にスーツという出で立ちは当時の宝塚では本当に新鮮でした。娘役として、あんな男役に寄り添ってみたいと自然に思わせる魅力がありました。」と当時を振り返ります。
今でも活躍する同じ宝塚出身の女優さんたちからのコメントを見ても、いかに魅力的な男役だったかが伝わってきます。
宝塚時代からファンが多く、また現在も高感度上位の女優さんとして活躍する真矢みきさん。ファンの声は?
「他の宝塚出身女優さんたちも素敵だけど、喋ったときに真矢みきが一番知性を感じる」
「気さくだけども高貴な感じ。 気取らなくて素でさっぱり・面白そうな人」
「凛としている、という言葉がぴったりの女性だと思います。見た目も中身もカッコイイ!」
など、「かっこいい」という言葉を連想させる意見が多いですね!
現在は女優として活躍する真矢みきさんですが、宝塚時代のDVDは販売されているのでしょうか?
宝塚の公式オンラインショップでは残念ながら宝塚時代のDVDは販売されていないようです。
ただ、中古品を扱うオンラインショップなどでは購入できるようです。
男役を演じる真矢みきさんも新鮮ですね!
また宝塚歌劇100周年記念に公演された『時を奏でるスミレの花たち』では司会もされ、DVD化されており、公式オンラインショップでの購入も可能です!
こちらは歴代トップスターが出演し、各時代の名曲や想い出話を織り交ぜながら宝塚歌劇100年の歴史をたどっていくとともに、新旧トップスターたちが夢の競演をしています。
真矢みきさんファンのみならず、宝塚ファン必見です!
歌って踊っている真矢みきさんは、現在の女優の姿とはまったく異なっていてとても新鮮です。
また、男役ならでは低い声が魅力的ですね!
宝塚退団後も女優として大いに活躍する真矢みきさん。
2015年3月1日より、所属事務所移籍と芸名を「真矢ミキ」に改めたことを発表しました。
女優として、タレントとして、これからも応援します!
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