2020/04/22
fujigasako
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)
1958年8月29日〜2009年6月25日(満50歳没)
「キング・オブ・ポップ」と称される世界的ポップ・スター。
1969年、兄弟で結成した“ジャクソン5”の「I Want You Back」でメジャーデビュー。
1971年のソロデビューから世界的スターへ。
エンタメ界のヒーロー
1982年にリリースされたシングル「ビリー・ジーン」「ビート・イット」「スリラー」が大ヒット。
その後、ライブで披露したムーンウォークが世界中で大流行し、ダンスシーンでもリスペクトされる存在に。
これまでのCD・レコード総売上枚数は10億枚以上にのぼります。
全世界のエンターテインメントに影響を与えたマイケル・ジャクソン。
その偉業は後世にも語り継がれるものばかりです。
世界各国でNo.1ヒット
マイケル・ジャクソンの持つ世界各国でのNo.1ヒットは25曲以上。
ジャクソン5時代やモータウンのソロ時代を含めると30曲にも及ぶNo.1楽曲を輩出しています。
『OFF THE WALL』
79年に発表したEPICからのソロ第1作『オフ・ザ・ウォール』は、ソロ・アーティストとしては初めて、一枚のアルバムから4曲ものトップ10ヒットを生み出しました。
セールスも全世界で約2000万枚と大成功。
このころのマイケル・ジャクソンはとても楽しそうに歌っているのが印象的です。
「ビリー・ジーン」「ビート・イット」「スリラー」は、マイケル・ジャクソン初期の大ヒット3部作。
今見ても色あせないMV、ダンス、素晴らしい歌声に、若者のファンも増えているそうです。
記録づくめのアルバム『Thriller』
25周年記念盤も発売となった『スリラー』の売上は、全世界で1億枚以上を売り上げ、史上最も売れたアルバムとしてギネスブック認定作品となっています。
また、グラミー史上最多8部門受賞作でもあります。
アルバム収録曲9曲中7曲がシングルカットされ、その全てが全米TOP10入りを果たし、アルバムはビルボード・アルバムチャートで37週ものNo.1を記録。
最高級楽曲「スリラー」
「スリラー」はMTVにおける「今まで作られたミュージック・ビデオの中で最も偉大なベスト100」で第1位、MVとしては唯一(2010年1月現在)アメリカ議会図書館に永久保存されるなど多大な功績を残しています。
とてつもない大ヒット曲なのです。
『BAD』
1987年『BAD』を発表。
1stシングル「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」以降、「マン・イン・ザ・ミラー」を含む空前絶後の同一アルバム収録シングル5曲連続全米No.1という新記録を樹立。
全世界で3000万枚以上のセールスを記録しました。
『HISTORY』
1995年には、ベスト・アルバムとニュー・アルバムの2枚組となる『ヒストリー』を発表。
「ユー・アー・ノット・アローン」が長いビルボード・チャートの歴史上初となるポップ・チャート初登場1位を記録。
「アース・ソング」
イギリスでは「アース・ソング」が6週連続のNO.1に輝くなど、またしても自らの記録と"ヒストリー"を塗り替えました。
最後の映像『THIS IS IT』
2009年6月25日のマイケル急死を受け、7月から公演を予定していたロンドン公演のリハーサル映像を基に制作されたドキュメンタリー映画が『THIS IS IT』です。
世界最高峰のコンサートを作ろうとした人々のドキュメンタリーとしても最高。
DVDは日本での売上げが初日10億円突破と、やはり破格でした。
“KING of POP”
マイケル・ジャクソンは「人類史上最も成功したエンターテイナー」他多数のギネス世界記録を保持しています。
1970年代から2010年代まで「5つの世代で全米トップ10シングルを持つ唯一のアーティスト」。
斬新なアイディアとパフォーマンスで世界中を虜にしたマイケル・ジャクソン。
亡くなった今でも、マイケル・ジャクソンの名曲を愛するファンが増え続けています。
マイケル・ジャクソンの数ある名曲の中から、世界中で愛される3曲をピックアップして紹介します。
「ビリー・ジーン」
1983年のアルバム『Thriller』の収録曲。
第2弾シングルとしてカットされ大ヒットを記録しました。
世界各国の音楽ランキングで堂々の第1位に輝いている名曲です。
Michael Jackson - Billie Jean
マイケル・ジャクソンの名曲「ビリー・ジーン」のMVです。
イメージと違って意外に踊りまくってはいないことを除いても、耳に残る楽曲です。
マイケルが歩くたびに光るタイルが印象的。
ムーン・ウォークが披露されたのもこの作品
『モータウン25周年記念コンサート』の時に、ムーンウォークを初披露したのが名曲「ビリー・ジーン」です。
ブレイクダンスの“バックスライド”という、後ろに滑るように移動するステップを「ムーンウォーク」と命名したのはマイケル・ジャクソン、その人。
1988年には映画『ムーンウォーカー』を制作するなど、マイケルの代名詞ともなりました。
貴重な初披露の映像を見てみましょう。
マイケル、ムーンウォークを初披露(モータウン25周年記念ライブ)
マイケル・ジャクソンが初めてムーンウォークを披露した時の貴重なライブ映像。
観客の歓声で盛り上がる会場の熱気が伝わってきますね。
“ビリー・ジーン”って誰?
「ビリー・ジーン」は架空の女性名前です。
この曲の内容が、語り手である男性をつけ回し、子供の認知を迫る熱狂的な女性「グルーピー」のストーリーであることは意外ですね。
MV映像は特に意味が無く、歌詞とは全く違うのです。
有名なサビの “Billie Jean is not my lover” から、失恋物語だと思っていた日本のファンも多いそうですから、知らない方が良かったかもしれませんね。
気になる歌詞と和訳はこちらをチェックしてください。↓
「マン・イン・ザ・ミラー」
1988年のアルバム『Bad』の収録曲で、第4弾シングルとしてカットされました。
ワールドツアーや、『THIS IS IT』のエンディングに使われた人気曲です。
口先だけのスローガンではなく、マイケルの平和を願う気持ちがこもった歌です。
Michael Jackson - Man In The Mirror
名曲「マン・イン・ザ・ミラー」のMVです。
人種差別、環境破壊、人類の愚かな争いに反対する強いメッセージ・フィルムです。
マイケル本人は最後の方で、日本の園児たちに囲まれたワンショットのみ登場。
マイケル・ジャクソンの強い平和メッセージ “Change”
マイケル本人が書いた詞ではないけれども、想いをこめてプロデュースした楽曲です。
グラミー賞のライブでは、いつもの派手なパフォーマンスを封印し、バラードを歌い込むことに徹しているようなマイケル・ジャクソン。
バックコーラスと会場が一体となった「マン・イン・ザ・ミラー」の大合唱を聴くと、涙が出そうになります。
Michael Jackson Man in the mirror Grammy Awards 1988 Remastered HD
1988年のグラミー賞の「マン・イン・ザ・ミラー」ライブ画像をどうぞ。
マイケルの熱いメッセージがこもった歌詞に聞き惚れてください。
「スムーズ・クリミナル」
1988年のアルバム『Bad』から、第7弾シングル・カット。
マイケル・ジャクソンの曲の中でもかなりの人気曲です。
ショートフィルムは映画『ムーンウォーカー』中で公開されました。
Michael Jackson-Smooth Criminal
「スムーズ・クリミナル」の映像モチーフになったのは1930年代のクラブ。
ミュージカル・劇画タッチで魅了されます。
"Smooth Criminal" live Dangerous Tour Argentina 1993 - Enhanced - HD
1993年デンジャラス・ツアーでの「スムーズ・クリミナル」のライブ映像です。
直立の板状で傾斜する“半重力パフォーマンス=ゼロ・グラビティ”は特許を取得しています。
ダンスは最高!歌詞は…
この曲に限っては、特にマイケルのメッセージ云々もなく、ダンスシーンを楽しむ曲でいいと思います。
この曲は、冒頭から日本語に聞こえるところがたくさんあるのでも有名。
歌詞が気になる方はチェックしてください。↓
マイケル・ジャクソンの曲で何が好き?と聞かれたら、ご紹介した3曲の他にも、たくさん挙げられるでしょう。
「Beat It」「BAD」「 Black Or White」は当然のこと、
「Heal The World」「Rock With You」が好きな方、
「You Are Not Alone」はヨーロッパで根強い人気です。
個人的には、初期の「Don’t Stop Till You Get Enough」がおすすめ。
あなたはどのマイケル・ジャクソンの名曲が好きですか。
マイケル・ジャクソンの名曲についてご案内しました。
とにかく記録づくめで驚きましたね。
圧巻のダンスが見応え十分なのはもちろん、是非マイケルの歌声や歌詞にも注目してみてください。
名曲ぞろいのマイケル・ジャクソンの曲を知っていただくきっかけになれば嬉しいです。
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