2016/08/13
nuon
まずはいわずと知れた中島みゆきさんの
プロフィールを簡単におさらいしてみましょう
中島みゆき
本名、中島 美雪。1952年2月23日、札幌市生まれ。
1975年 から活動開始。
「地上の星」
中島みゆきといえばこれ!という方も少なくないはず
「荒野より」
ドラマ「南極物語」の主題歌。
「麦の唄」
朝ドラの主題歌になり、この曲で紅白出場もされました。
中島みゆきの曲といえば、力強さや意志の強さを感じられる曲を思い浮かべる方も少なくないはずです。
中島みゆきさんは、4つの年代にわたってシングルチャート1位を獲得した唯一のソロ・アーティストです。また、他のアーティストへの提供曲が、5つの年代にわたってオリコンシングルチャート1位を獲得しています。
中島みゆきさんが作詞・作曲した切ない名曲です。
愛していると云ってくれ(紙ジャケット仕様) Limited Edition
1978年4月リリースの中島のアルバム『愛していると云ってくれ』に収録されています。
最後の最後に 逢いにゆくから
「化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて今夜だけでも きれいになりたい 今夜あたしは あんたに逢いにゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから」
切ない歌詞に、意外性を覚えた人もいるのでは。
「化粧」(中略)は、いずれもとても有名で、
アピール力が強く、思い出深い人も多い曲だと思いますが、
サウンドが一昔前の響きがしていて、少し古く感じます。
中島みゆき「化粧」は1978年のアルバムリリース以来
失恋曲の代名詞的な位置づけとされファンの中でも有名です。
中島みゆきさんの「化粧」を、あなたはどう解釈しますか?
まずは下記リンクより中島みゆきさんの「化粧」の歌詞を読んでみてください。
様々な人が、様々な解釈をしています。そのいくつかをご紹介します。
自虐の論理
「愛してもらえると思っていたなんて、バカだ」という論理は繰り返す内にいつしか「私はバカである」に変わり、さらに「バカのくせに愛してもらえるつもりでいた」という自虐に発展します。この自虐は最初の論理にまたつながって延々と繰り返されます。
最も苦しい時期
本人にとっては最も苦しい時期であり、朦朧とした意識で吐き出す言葉は心に渦巻く感情の内、最も切実な何事かを掬い出していると思います。
過程の中で
この曲は振られた人間が辿る過程の中で、最も恍惚として、辛い時期を見事に切り出していると思いました。
時代背景と共に
歌はその時代背景を思いやらないと十分な解釈はできません。
携帯電話がある今と違います
家の電話にかけてもとりついでもらえない時代です。手紙でしか本心を打ち明けられない。
そして男女の恋愛には皆臆病でそれなりの覚悟をしてく恋愛をした時代でした。
それゆえに破たんしたときの傷の深さは大きかったのです。
今、失恋で自殺したニュースは聞きませんが当時以前は沢山ありました。
当時の一般の若い女性の自由度は狭かったのです。
この詞は見事にその切なさを唄っていますね。
歌詞の世界観がとても切ないですね
ご覧の皆様も一度はこんな失恋をしたことがあるのではないでしょうか?
名曲「化粧」は数多くのシンガーの方にカバーされています
その一部をご紹介していきたいと思います
桜田淳子『20才になれば』(アルバム)
桜田淳子による最初のカバーは、中島のオリジナルと同年の10月にリリースされたアルバム『20才になれば』の一曲として収録された。
桜田淳子「化粧」(シングル)
「化粧」は、1981年1月に桜田淳子の33枚目のシングルとしてもリリースされた。こちらは大村雅朗が編曲を手がけており、『20才になれば』収録のバージョンとは大きく異なる
桜田淳子さんの「化粧」
安田一葉「化粧」(シングル)
安田一葉(現・一葉)が2001年に、同曲をタイトル曲としたシングルをリリース
坂本冬美さんの「化粧」
坂本冬美が中島のトリビュート・アルバム『元気ですか』(2006年)でカバー
清水翔太さんによるカバー
『MELODY』(2012年)でカバー
「君さえいれば feat. 小田和正」でのカップリングで小田和正と共演してカバー
小田和正さんもTBSテレビの番組『クリスマスの約束』でカバーしたことがあります。
福山雅治の「化粧」
ギターでの弾き語り。
大竹しのぶの「化粧」
東京公演で歌われたときの動画です。
ジェジュンの「化粧」
ジェジュンが『WWW -化粧を落とす-』(2014年)で韓国語カバーしています。
如何でしょうか?いじらしい女性の失恋を表現した「化粧」
心に沁みるような失恋ソングをリスペクトされたアーティストの方は多いようですね。
因みに生っ粋のファンの方いわく暗い部屋で膝を抱えて聞くのが世界に入れていいそうです。
中島みゆきさんのアルバム『愛していると云ってくれ』に収録されている「化粧」。
桜田淳子さんをはじめとし、多くの歌手にもカバーされている名曲です。
中島みゆきさんの「化粧」、あなたはどう解釈しましたか?
大失恋を経験した女性なら、どうしても自分と重ね合わせて聴いてしまいますよね。
女性を振った経験のある男性なら、なんだか罪悪感を感じてしまったのではないでしょうか?
中島みゆきさんの歌は力強さと、頑張る人へのエールを感じさせる曲が多いかと思いますが…
この「化粧」という作品は失恋した女性の裸の心を表現した、胸に深く突き刺さる作品でした。
多彩な中島みゆきさんの世界にますますはまってしまいそうですね!
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