椎名林檎の人気シングル15選と東京事変の人気曲5選をご紹介!
2018/09/02
きゃとらん
2016/08/14 更新
椎名林檎さんの『罪と罰』というシングルをご存知でしょうか。他アーティストの名曲曲がリリースされる中『罪と罰』はオリコンで4位を獲得し大人気だったんです。そんな『罪と罰』のPVにまつわる話やその他の制作秘話を紹介します。これであなたも椎名林檎さんの虜です!
椎名林檎
かっこいい女性といわれて、彼女が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
ミュージシャン椎名林檎。
彼女の芸術性は音楽業界のみならず、幅広い業界に影響を与えています。
特徴はやはり「声」
彼女の持ち味はその「特徴的な声」です。
しゃがれた声の中にも艶がある、1度聞いてしまうと引き込まれる声を持っています。
『罪と罰』
その彼女の声を楽曲の中で1番味わうことができるのは『罪と罰』。
椎名林檎さんの楽曲を聴いたことのない人にはあまり受け入れられませんが、知る人ぞ知る名曲です。
今回はその『罪と罰』の魅力と制作秘話を紹介します。
ファンの中では有名な話ですが、
椎名林檎さんが「罪と罰」のPVで使っていたメルセデス・ベンツは、彼女の愛車でした。
コンセプトは「車を切る」?
このPVは「自分の車を切る」というコンセプトで制作されました。
PVの多くのシーン登場している車はなんと椎名さんの愛車なんです。
廃車にしようか悩んでいた
椎名さんの愛車が頻繁に故障しており、廃車を考えていたところ
ビデオの監督から「プロモに使ったら?」と提案されて承諾したのがきっかけ。
2000万円で解体!
のちに2000万円で解体され、CDジャケットとPVに使われることになりました。
ベンツの姿に涙
椎名林檎さんは、変わり果てた愛車の姿に涙を流したそうです。
彼女は「罪と罰」のPVの中で、刀で愛車を真っ二つ。
きれいに切られたベンツの中で楽曲を歌い上げる椎名林檎さんは印象的でした。
眉毛が…
PVでお気づきになった人もいると思いますが、
眉毛がなくなってるんです。
この姿で車を切るシーンは圧巻ですね。
同時リリース『ギブス』では
『ギブス』のPVでは眉毛をちゃんと確認できますね。
このPVの後に眉毛を剃ったのでしょうか。
『ギプス』のPVは『罪と罰』に比べて正統派です。
椎名林檎『ギブス』
今の椎名林檎さんの原型とも言えるようなPVです。
『罪と罰』は椎名さんが過密スケジュールからくる過労によって急性化膿性炎症になり、全ての活動を休止し自宅で療養していたことに制作されました。
「歌詞は病棟での日記ですね。病気になっちゃったのは罰なんだって自分を責めている。その気持ちが振り切れちゃっている。いっつも人のいうことを聞かないからこうなったっていう」
「『本能』の歌詞みたいな自己顕示欲とか嫉妬心とかの本能に対しての罰。だから、『本能』と『罪と罰』は同じことをいってる。本能を肯定するか、罰だとするかという違い」
闘病中の日記
コメントのように『罪と罰』は闘病中の日記となっているそうです。
闘病中だったからこそ感じたインスピレーションを「詞」にしてしまうのは
ミュージシャンの性(さが)なのではないでしょうか。
浅井健一さん
椎名林檎さんがBLANKY JET CITYの浅井健一さんに憧れていたというのはファンの間で有名な話です。
映画「グローイング・アップ」のベンジーに似ていると、BLANKEY JET CITYのベーシスト、照井利幸さんに名づけられてベンジーという愛称になったそうです。
あの名曲でも…
実は椎名林檎さんは浅井さんのことを
自身の曲『丸の内サディスティック』の中でも歌詞に登場させています。
グレッチは浅井さんのギター
グレッチはベンジーこと浅井健一さんが愛用しているギターのこと。
他にもこの「丸の内サディスティック」には浅井さんにまつわる用語がたくさん散りばめられています。
椎名さんの熱烈アプローチ
椎名さんが、『罪と罰』のギターパートを外して、収録したデモテープとこの曲に対する気持ちと自身の電話番号を書いた手紙を同封して浅井さんに送りました。
浅井さんが「かっこいい曲だね」と快諾をしてくれたそうです。
夢のツーショット
椎名林檎さんの憧れである浅井健一さんがギターを担当する「罪と罰」。
今聴いても、決して古さを感じない、とてもかっこいい曲です。
聴いたことのない人はぜひ一度聴いてみてください。
『罪と罰』はシングル化される前から、ライブで披露されていました。
椎名林檎さんの『罪と罰』にまつわるエピソードにこんなものがあります。
地元福岡公演で初披露
『罪と罰』はアルバム『無罪モラトリアム』を引っさげての初の全国ツアーの初日である1999年4月1日に椎名さんの地元福岡公演で初披露されたそうです。
シングル化の訴え
そのライブ中に、椎名さんは博多弁で「これがシングルで出て欲しいと思った人は、レコード会社に手紙を送ってください」と話し、ファンにシングル化を訴えています。
もちろんこれはリップサービスでありました。
ファンの希望
ファンはこの呼びかけに反応して、実際にレコード会社にシングル化を要望する運動が起こりました。
どうやらリリース嘆願の署名活動が行われる事態に発展したそうです。
その頃、レコード会社は新しいシングルの発売を計画していましたが、
その中で『ギブス』と『罪と罰』どちらをリリースするか迷っていたそうです。
結果としてどちらもリリースされたのですから、もしかしたら署名活動に意味があったのかもしれませんね。
秘話の数々
『罪と罰』は闘病中に制作されたこと、憧れのアーティストとの共演…など1つの楽曲にこれほどの歴史があるとは想像もできませんよね。
今作られている楽曲にも
今、制作されているどの楽曲にもこのようなエピソードがたくさんあるはずです。
多くの人に支えられてできる楽曲を聞ける私たちは、真の幸せ者ではないでしょうか。
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