平井堅の売れなかったこの3曲!何度も聴くとハマってしまう!?
2018/02/25
ぱぱだむ
瞳をとじてを生み出した平井堅
最初は、売れなくて危うく廃業を余儀なくされるところだったらしい。
1972年生まれの平井堅は43歳で、大阪生まれ。横浜市立大学を卒業している。「楽園」が起死回生の曲となり、以後知名度がアップする。
その間に、平井堅は、大きな古時計や瞳をとじてが有名となり、シンガーソングライターとして不動の地位を獲得している。
表情豊かな声質とテクニックに裏づけされた歌唱力にあるだろう。元の地声が細い上に、ファルセットの音域が非常に広く、高音から徐々に音程を下げていき地声に繋げるテクニックは抜群で、この歌い方は彼のどの曲にも多用されている。
平井堅の代名詞といえば、「瞳をとじて」ですが、その他にも名曲がそろっています。最初に、簡単に紹介いたします。
平井堅・大きな古時計
平井堅・僕はきみに恋をする
映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』の主題歌
ソレデモシタイ
あの「瞳をとじて」の平井堅がインドにてロケを敢行したことで有名。
主題歌が平井堅・瞳をとじて
大沢たかお主演で上映された映画。
最終シーンで流れる平井堅の「瞳をとじて」が何とも言えない作品である。
もともとは、片山恭一原作の恋愛青春小説で、この映画化以外にも連続ドラマ化されるなど当時話題を呼んだ。
なお、ヒロインの少女は長澤まさみが演じた。
強烈な純愛を描いた小説
平井堅の瞳をとじてとどうリンクしてくるかが今回のテーマです!
オーストラリアに向かう旅の途中、朔太郎は死んだ恋人アキのことを思い出していた。ある地方都市、中学校でたまたま同じクラスになった朔太郎とアキは、高校生になり、互いに恋に落ちていく。だが出会って3年目、アキは白血病にかかり、日ごとに衰弱していった。朔太郎は、入院中のアキが行けなかった修学旅行のオーストラリアにアキを連れて行くために走る。そして二人は出発する。
死別が描かれる涙のストーリー展開
結局、オートストラリアにはいけず、空港で恋人アキは倒れてしまい、再び病院へ。そのまま帰らぬ人となります。
主人公の心の中の時間はそれで止まってしまいます。その時間が再び動き出すのか?アキの最後のテープで語られた愛と最後の願いを旨に主人公は17年の時を超えてオーストラリアに飛ぶ決心を固めます。
最後、恋人アキの遺灰をオーストラリアの大地にまきます。それが、彼女の最後の願いでした。
そこに、平井堅「瞳をとじて」が登場します。
再生の物語なのか?「世界の中心で、愛を叫ぶ」は大ヒット!
2004年5月8日公開
観客動員数・620万人(日本人の人口の約2パーセント) 2004年1位
興行収入・85億円 2004年1位
原作小説・300万部超
主題歌・平井堅「瞳をとじて」100万枚突破
平井堅・瞳をとじて…まずは喪失が描かれているのか?
平井堅の「瞳をとじて」1番そして2番の歌詞に共通するのは、恋人を「回想」する箇所。
恋人の魅力や恋人との思い出がAメロやBメロで描かれていきます。やがてクライマックスのさびに突入していきます。最後は、恋人と別離してしまい(と読めそう)喪失感に自らの時間が止まってしまうつらい気持ちを吐露して終わります。
映画においては、主人公が彼女と死別してしまい、喪失感のあまり自分自身の時間が高校生の段階で止まってしまい、そしてその後17年の時間が経過しておりそして今後も時間が不可逆的に進んでいくことを受け入れられないでいる主人公の心情と重なると言えます。
転じて「再生」に向かう平井堅の「瞳をとじて」
コーダーに入ると、「喪失」を越えていく「強さ」つまり再生・前進のメッセージに変わっていきます。
そしてそれを「君がくれたから」といって締めくくるわけです。もう会えないけれども、その現実を受け入れて再び歩き出そうという心情が描かれているように思います。
そして、映画では主人公が笑顔を浮かべて、お別れそして区切りを付けます。
それができたのはしんだ彼女の「今を生きて」という一言だったに違いありません。「なくしたものを超える強さを君がくれた」というのはまさにこのエピソードと重なるというわけですね。
平井堅「瞳をとじて」再生時間・5:55
瞳をとじて…あなたは何を浮かべるでしょうか(笑)
いかがでしたでしょうか?平井堅「瞳をとじて」はラブソングでもありながら、力強く前へ進むそういった勇気づけられる曲だとも言えるでしょう。
この際に、是非「瞳をとじて」を聞き直してみてくださいね!
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