2023/12/15
take79
"おい!俺の筋肉"でお馴染み、元祖筋肉芸人の「なかやまきんに君」。お笑い界に"筋肉ネタ"を持ち込んだ先駆者の なかやまきんに君ですが、自らの筋肉にさらなる磨きをかけるため、計4年間の長期アメリカ留学を行ったことでも知られています。
しかし、そんな なかやまきんに君がアメリカ留学時に、「黒人に掘られたのでは?」というショッキングな噂が流れました。何と言っても、きんに君が筋肉留学した先は、ボディビルの聖地でもあり、ゲイ大国でもあるアメリカ。全くあり得ない話とは言えません。
果たして、なかやまきんに君は筋肉留学のために向かったアメリカの地で"掘られてしまった"のか?果たして真相は・・・"さあ、どっちなんだい!?"
2010年7月、2回目のアメリカ"筋肉留学"の途中で一時帰国した なかやまきんに君でしたが、芸人仲間の間で"少し細くなっていないか?"と噂になりました。きんに君に一体何があったのでしょうか?なかやまきんに君がアメリカへ"筋肉留学"に行くことになった経緯と、問題の一時帰国までを振り返ります。
2006年10月、人気も安定し、芸人生活も順調な なかやまきんに君でしたが、憧れだった"筋肉留学"のために芸人を1年間休業し、ボディビルの聖地"アメリカ"に向かい、1年後の2007年9月、予定通りに留学期間を終え、日本に帰国しました。
しかし、 "1年程度では意味がなかった"と、わずか4か月後の2008年1月、期間無期限となる2度目のアメリカ"筋肉留学"へと旅立った なかやまきんに君。カリフォルニア州サンタモニカ私立大学(2年制短大)に留学し、肉体をより深く理解するために運動生理学を専攻。身も心も"筋肉"漬けとなる決意を固めたのでした。
2010年7月、一時帰国しテレビ番組などに出演した なかやまきんに君。収録現場で久しぶりに なかやまきんに君と再会した なだぎ武は、心なしか きんに君の肉体が少し細くなったように感じられたと言います。
"鍛えるためにアメリカに行ったのに・・・"と思った なだぎが「何かあったんか?」と理由を聞くと、「なだぎさん、アメリカは恐ろしいところですよ・・・」としか答えない なかやまきんに君。思わせぶりな きんに君の言葉は、各方面に"ある疑惑"を生む結果となったのでした。
肉体を鍛えるための"筋肉留学"にも関わらず、逆に筋肉を萎ませて一時帰国した なかやまきんに君。多くを語らず「アメリカは恐ろしいところ」としか答えない きんに君の態度から生じた噂は、どんどん独り歩きを始めたのでした。アメリカでのエピソードを交え、なかやまきんに君の衝撃的"疑惑"を検証します。
筋肉を萎ませた理由を語らない なかやまきんに君の思わせぶりな態度に、ネット上では様々な意見が交わされました。「何か悩みが?」「トレーニングは出来るでしょ」「じゃあ、トレーニングが出来ない理由でも?」「ジムに行きたくないんじゃ?」と、きんに君に対する"噂"はどんどん独り歩きを始めます。
そして独り歩きを続けた"噂"は遂に、「なかやまきんに君がアメリカのジムのロッカールームで、ゴツイ黒人のマッチョに組ひしがれて、抵抗空しくオカマを掘られてしまった」という、とんでもない疑惑を生んでしまったのです。
衝撃的な"黒人に掘られた"疑惑が生れてしまった なかやまきんに君でしたが、留学を終了させた帰国後、本人の口から「実は・・・」と真相が語られました。アメリカでの なかやまきんに君は大学にも真面目に通い、授業もマメに出席していました。
そして、大学のカリキュラムが進むにつれて、徐々にレポートやテストの量も増えていき、元来マジメな性格の きんに君は、それらの課題についていくために必死に勉強しました。その結果、どんどんジムに通う時間が削られていき、最終的には全くトレーニングをしなくなってしまったということだったのです。
なかやまきんに君が長期アメリカ留学を決意した目的の一つに、"アメリカの映画やコメディショーに出演したい"という昔からの夢があったそうです。ただ、それらのオーディションを受けるにしても、英語でコミュニケーションが出来なくては話になりません。
しかし、アメリカに長期間いれば、それなりに英語が上達するだろうと考えた なかやまきんに君。実際、大学の勉強を真剣にしたことで、英語のレベルもアップした なかやまきんに君は、のちにオーディションを受けまくり、実際にいくつかは合格したそうです。
ですが、留学ビザでアメリカに入国したため、それらの仕事をすることが出来ない なかやまきんに君は、日本に一時帰国した際に、就労ビザの取得も考えたそうなのですが、手続きや審査が難しいためにやむなく断念したとのこと。
その代わりに卒業記念として、大学キャンパス内で英語による"マッスル"コントを行い、見事に大勢のアメリカ人に大ウケしたということです。ちなみに2007年の1度目の留学時にも、拙いながら全編英語でのミニライブの自費開催と、自主製作映画も作った なかやまきんに君。こちらも当時大ウケしたそうですよ。
お笑い界で初めて、本格的な"筋肉"ネタを始めた先駆けである なかやまきんに君。そんな なかやまきんに君の"芸人歴"を改めて振り返ります。
本名:中山 翔二(なかやま しょうじ)
生年月日:1978年09月17日
身長/体重:177cm /78kg
血液型:AB型
出身地:福岡県 福岡市
趣味:健康になること(健康のためなら病気になってもかまわない)
特技:ウェイトトレーニング、バスケットボール
出身:NSC大阪校22期(同期はキングコング、山里亮太、ダイアンなど)
所属:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
1999年に吉本総合芸能学院大阪校(NSC)を卒業し、ピン芸人としてデビューした なかやまきんに君。NSC時代から芸風はほとんど変わっていない、20年間"筋肉"ネタ一本という異色芸人です。
なかやまきんに君がデビューするまで、お笑い界では、"ケンカの強さ"をネタにする芸人はたくさんいましたが、"筋肉"そのものを、まして、それだけをネタにする芸人など全く存在しなかったため、"変なムキムキの若手がおる"と、デビュー当時から(少しだけ)注目されていました。
デビュー2年後の2001年に「よしもと新喜劇」に入団した きんに君は、"新喜劇パワー"で一躍、多くのファンの注目を集めるようになります。
その後は、大ブレイクとまではいかないものの、とんとん拍子に人気は上がり、テレビにも徐々に出演。当時、目新しかった"筋肉"ネタと、ビミョーな空気を生むスベリ芸のバランスがウケ、「なかやまきんに君」は、全国のお笑いファンにその存在を認知されたのです。
2007年、コンビ結成10年の資格を失っていたサバンナ八木と、「一度出てみたかった」なかやまきんに君の2人が、M-1グランプリ出場のために結成したのが、コンビで"筋肉ネタ"を行う「ザ☆健康ボーイズ」です。
本人たちは、ウケるために至って真剣にやっているのですが、お笑いのセオリーである"ボケとツッコミ"にならずに、2人が共にグズグズになった上、"2人ともスベる"という驚愕のWスベリ芸に(主に)芸人仲間が大ウケ!現在も、営業等でコンビを結成し、Wスベリ芸を披露しています。
見事な肉体美には定評がある なかやまきんに君ですが、果たしてスポーツマンとしての実力は?なかやまきんに君の筋肉は果たして"見せかけ"なのでしょうか?検証してみました。
お笑い芸人としての知名度が上がり始めた なかやまきんに君に、TBSテレビからオファーが来たのが2001年夏。「SASUKE」に出場しそれなりの存在感を示した きんに君は、翌年の 「スポーツマンNO.1決定戦 芸能人サバイバルバトル」に初出場し、いきなり第3位に。そして第11回大会で初優勝を飾ります。
その後も、第14回から第17回まで4回連続優勝という快挙を成し遂げ、アスリートの大会である「プロスポーツマンNo.1決定戦」でも総合4位に入り、その筋肉が"見せかけ"ではないことを証明した なかやまきんに君。この出演により、なかやまきんに君の知名度は、お笑いファン以外の一般人にまで広がったのです。
2011年にアメリカ留学から帰国し、はや8年の月日が流れた なかやまきんに君。最近の活動はどのような活動をしているのでしょうか?
2011年2月にアメリカ"筋肉留学"から帰国した なかやまきんに君ですが、お笑い芸人としての活動はもちろん継続しています。
"きんに君人気"が高かった時期にアメリカに長期留学をし、テレビ界にブランクを作ってしまったため、バラエティ番組からは以前よりやや遠ざかっていますが、よしもとの各劇場や、全国のイベント営業などでは、主にサバンナ八木との「ザ☆健康ボーイズ」として出演し、昔と変わらず人気者といえる存在です。
お笑い芸人以外としては、ボディビルダーとしての本格活動に力を入れている なかやまきんに君。2015年と2016年の東京オープンボディビル選手権で、それぞれ準優勝という好成績を残しました。
2016年からは「なかやまきんに君のザ☆筋肉ブログ」というボディビルトレーニングに特化した公式ブログを開設。また、YouTubeに「ザ・きんにくTV」という公式チャネルを開設し、"流行りの"YouTuberとしても活動しています。
「プロスポーツマンNO.1決定戦」の優勝常連だった頃の人気をピークに、現在は人気が落ち着いてしまった感のある なかやまきんに君。しかし、世間から忘れられた存在となってしまった訳ではなく、また、40歳という年齢は、決して老け込んでしまう歳ではありません。なかやまきんに君の再ブレイクを期待します!
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【この記事は2019/11/28に更新されました。】