芸人ニューヨークのニコ動動画はもはやいじめ？ツイッター炎上の理由

ネクストブレイクと呼ばれている、吉本芸人のニューヨーク。中々面白く、正統派の漫才を披露することで知られています。

ですがいまいちブレイクしきれていない芸人としても有名。そんなニューヨークが、Twitterを炎上させてしまったという話があります。

さてそれはどんな事件だったのでしょうか？

ニューヨークは吉本興行所属のコンビ芸人で、2010年に結成しました。NSC東京校の15期生になります。

ポジション左側にいるのがボケ担当の嶋田和也で、右側にいるのがツッコミ担当の屋敷裕政。

漫才もコントも得意とするコンビで、芸人仲間ですら面白いというほどの実力を誇っています。ですが中々ブレイクしないのはなぜなのでしょうか。

ニューヨークと聞いてもピンと来ない方も多いことでしょう。一体どのあたりの芸人なのかということもわかりませんよね。

実はニューヨークは、今ブレイクしている芸人たちと同期なのです。例えば横澤夏子、またおかずクラブなどですね。

ブレイクした同期芸人を見ると、この年の人気芸人は女性であることがわかります。もしかしたら男性芸人であることから、人気が出ないということもあるのでしょうか。

コアなフアンを増やし続け、芸人からも人気のあるニューヨーク。このコンビが中々ブレイク出来ないのが不思議だと言われています。

実力があったとしても、やはり認知度が無いとメディアへの露出は少なくなりますよね。ニューヨークの最大の弱点は、どの大会でも無冠であるということなのです。

だからこそ、世間にその名前が伝わりにくいと言えます。

実は芸人のニューヨークがある事件を起こしてしまい、Twitterを炎上させてしまったということがありました。あまり認知度が無い芸人なのに、炎上させるまでに至ってしまった理由とは？

こちらでは事件の一部始終をまとめていきます。

この芸人ニューヨークの炎上事件のきっかけは、そもそも彼らが出演しているニコニコ公式チャンネルの「ニコメシ」という動画でした。

クリスマスにおひとりで過ごすための料理を紹介するというテーマで、ゲストの方もいたのです。

その中のゲストが目の前のキッチンで、料理の作り方を教えながら振舞うという趣旨。そこでニューヨークは、一人がアシスタントに、もう一人はテーブルで料理をし他のゲストを待つ画が流れていました。

この回で問題がここまで大きくなってしまったのが、ゲストがほとんど素人だったということにあります。

番組に出ていたのが「パンツマン」と呼ばれる素人さんで、誰にでもできる料理動画をというものをコンセプトに動画をUPしている方でした。
相手が芸人さんではないということもあるので、より問題は深刻ですよね。

このニコメシ動画の視聴者が炎上したのは、動画の内容です。もちろん芸人ニューヨークのファンの方も見ていると思いますが、パンツマンさんの動画を楽しみにしている方もいたことでしょう。

それなのに、あまりにひどくいじってしまったのです。

この番組内で問題になった、芸人ニューヨークの暴言。ツッコミと言えばツッコミですが、相手が素人さんとなると話は変わります。だでさえ生放送配信で緊張している上、芸人さんたちの前で料理を作らなければいけないという難易度の高さ。

いくら動画をUPしている人でも、編集も無く時間が決まっている生放送でトークまで気を使えるはずがありません。プロである芸人の鋭いツッコミや笑いに、その場で答えろという方が酷ですよね。

しかも視聴者が不快におもったのは、それからの出来事。クリスマス料理をパンツマンさんが作り上げ、テーブルに運び席に着く前にニューヨークは乾杯してしまうのです。

これはあり得ないですね。しかも料理を前にトークを展開しているのですが、パンツマンさんは一番画面左端。

ニューヨークが真ん中で、間にゲストの蒼井そらさんを挟んでいました。蒼井そらさんの方に話を振るのはわかりますが、完全にパンツマンさんに背を向けているのです。

番組は終始芸人のニューヨークが、素人のパンツマンさんをいじり倒す画が放送されていました。料理を必死に作っているパンツマンさんに対し、切り方や作り方に対するいじりが多かったのです。

もちろん相手が芸人さんであればアリでしょう。ですが相手は生放送配信になれていない素人。これにはパンツマンさんも我慢の限界が来たと言います。

パンツマンさんがニンジンを切り始めた時でした。確かにトントントン...という料理上手な人が出す音を出すような包丁さばきではなかったのは視聴者も確認済み。

そこで「おそっ！ニンジン切るのおそっ！」と何度も繰り返し笑いにしてしまったので、さすがのパンツマンさんも切っているニンジンをニューヨークに投げつけてしまいました。

ですがそこは愛嬌。相手は素人ですし、多少できないことがあっても何らおかしくないという意見も多かったのです。

ただ一方で司会進行が芸人である以上は、ことあるごとにおもしろおかしくしようとしてツッコミを入れるのも当然なのでは？との意見もありました。確かに視聴者によっては様々な感想がでるところですよね。

散々からかわれているような画が流れた後、後半ではすでにパンツマンさんはニューヨークを無視しているようにもとれました。

何を話してもおもしろおかしくからかわれ、2人のどちらもフォローしてくれない芸人とのやりとりはさぞかし辛いものだったに違いありません。番組が終わる頃には、もくもくと食べる姿が映し出されていました。

しかも他のゲストが作った料理を、自ら取り分けてくれるパンツマンさんに対し、「手柄もってこうとするなよ」などとコメント。さすがにやりすぎでは？と、多くの視聴者が思い始めます。

この動画の中では最初、冗談で起こっているのか？ともとれる様子なのですが、実際には本当に怒っているのでしょう。確かに見ていても、あまり気持ちが良くありませんね。

芸人ニューヨークはこの一件で、かなりの悪ノリを指摘されています。しかもニコニコ動画の生配信は、ダイレクトに視聴者の感想が見られるのもポイントでした。

この番組放送後のニューヨークの対応が気になるところですが、これが炎上させることになってしまったのです。

何とこの放送後にニューヨークから芸人としての謝罪があるかどうかということに注目が集まっていましたが、実際は何もありませんでした。

しかもそれどころか、何もなかったの様にTwitterを更新しているのです。これには番組視聴者から文句も出てしまいます。

芸人ニューヨークのTwitterが炎上したことで、ことが大きくなったことを深刻にとらえたニューヨークはついにパンツマンさんに謝罪を申し込みました。しかしパンツマンさんは直接ではなく、Twitter上で謝罪をして欲しいと希望します。

言われた通り、ニューヨークの2人はそれぞれTwitterで謝罪。しかしこの文言が全く同じ文章でコピペであることは明らかでした。その誠意の無さにさらに炎上させることになってしまったのです。

パンツマンさんもこの一件で、自らが番組でキレてしまったことを謝罪しています。ただパンツマンさんが怒っているのはこのことだけではなく、当日の放送後に何の言葉もなく逃げ帰ってしまったことを怒っていたとも言われています。

この炎上事件の後、ニューヨークは相変わらずメディアで見ることはありません。玄人芸人の中で人気があると期待されていたにも関わらず、時期尚早で調子にのってしまったというところでしょうか。

ただ実際にトークが面白く、テレビならこのくらい普通であるという意見ももちろんあります。次は相手を見つつ、ニューヨークらしいトークを繰り広げて欲しいですね。