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    村上春樹の人気作品ランキング!アマゾンのレビュー評価順でトップ5

    「ノルウェイの森」「ねじまき鳥クロニクル」「1Q84」など、多数の人気作品を発表してきた村上春樹。ファンの中でも村上春樹のどの作品が好きかということで、様々なランキングがあるようです。今回は、2015年5月16日時点でのアマゾンのレビュー評価順を参考にランキングを作ってみました。意外な作品がランキング1位です。

    アマゾンレビュー評価順による村上春樹作品ランキング!

     アマゾンの村上春樹の著書(翻訳作品を含む)をレビュー評価順に並べ変えて、上位作品をランキング形式でご紹介いたします。

    ベストセラーの多い村上春樹。

    どの作品がランキングに入るか・・・?

     「ノルウェイの森」や「1Q84」が上位にランキングするかと思いましたが・・・検索したところ予想外のランキングになりました。是非1位までご覧下さい。

    ランキング5位:世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(村上春樹 著)

     ランキング5位は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」のハードカバーでした!手軽に読みたい方は、文庫版でどうぞ。

    ランキング5位:世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(村上春樹)

    ~あらすじ~
     高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。

    出典:http://www.amazon.co.jp

    世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 (村上春樹)

    「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」・・・もう少しランキング上位にあるかと思いましたが、5位。しかし有名な作品ですし、一度は読んでおきたい一冊です。

    ランキング4位:The Elephant Vanishes 「象の消滅」 短篇選集英訳(村上春樹 著)

     ランキング4位は、村上春樹の初期の短編集「象の消滅」の英語版でした。この本は初めに、英訳の方が先に出版されています。村上春樹で英語を勉強したい方にもおすすめです。

    ランキング4位:The Elephant Vanishes 「象の消滅」 短篇選集英訳(村上春樹)

     「村上春樹はまずなにを読めばいい?」「短篇をいくつか読みたい。」そんなあなたへ贈る、ニューヨーカーが選んだ村上春樹の初期短篇集。
    「中国行きのスロウ・ボート」「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」「レーダーホーゼン」・・・初期短編17編

    出典:http://www.amazon.co.jp

    英語版は、ニューヨークの有名な編集者であるKnopf 社のGary Fisketjon氏が作品を選定しました。日本版の巻頭には、著者との親密な交遊や世界的評価をめぐって文章を寄せてくれました。

    出典:http://www.amazon.co.jp

    日本語版で読みたい方は、こちらをどうぞ。

    「象の消滅」 短篇選集 1980-1991(村上春樹)

    ランキング4位の「象の消滅」の短編集には、ファン一押しの作品が17篇載っています。

     日本版オリジナルの書下ろしエッセイが収録されます。著者がNew Yorker誌にデビューした当時を振り返り、自作品をたっぷりと解説。著者のこの一冊に対する深い思い入れが感じられる内容で、ファン必読のエッセイになっています。

    出典:http://www.amazon.co.jp

    ファンの多い短編『レーダーホーゼン』は、日本初公開のバージョンになります。著者はこの作品を、元の日本語版を見ずに英語版をもとに新たに「翻訳」しました。

    出典:http://www.amazon.co.jp

    ランキング3位:バビロンに帰る―ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック(翻訳 村上春樹)

     ランキング3位は村上春樹が翻訳した、スコット・フィッツジェラルドの「バビロンに帰る」です。翻訳家として、アメリカの作家の小説も多数翻訳している村上春樹。村上春樹自身の著作ではありませんが、村上春樹の世界観を理解するのに翻訳作品を読むことも役に立つかもしれません。

    バビロンに帰る―ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック(村上春樹翻訳ライブラリー)

    ~内容~
     僕らはフィッツジェラルドという不躾なくらいに気前よく才能をまき散らす作家に、脱帽しないわけにはいかない―天性の「作家の眼」と、見事なばかりの筆の切れ、失敗者に注がれる温かいまなざし。ビター・スイートなフェアリ・テイル五篇に、訳者のアッシュヴィル訪問記を付す。ライブラリー版にはマルカム・カウリーのエッセイを新収録。

    出典:http://www.amazon.co.jp

     村上春樹が愛してやまないフィッツジェラルドの世界を紹介した最新刊。訳し下ろしを含む短篇5篇に、ゆかりの地を訪ねてのエッセイ「スコット・フィッツジェラルドの幻影」を付す。

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     スコット・フィッツジェラルドといえば、代表作の「グレート・ギャツビー」も村上春樹が翻訳しています。あわせてチェックしてみてください。

    グレート・ギャツビー(村上春樹 訳)

    村上春樹が人生で巡り会った最もたいせつな小説を、あなたに−−新しい日本語で現代に甦る、哀しくも美しいひと夏の物語。満を持しての訳業。

    出典:http://www.amazon.co.jp

    ランキング2位:ポートレイト・イン・ジャズ(和田 誠、 村上 春樹 )

    ランキング2位は、村上春樹と和田誠の2人の執筆者によるエッセイ、「ポートレイト・イン・ジャズ」。

    ランキング2位:ポートレイト・イン・ジャズ(和田 誠、 村上 春樹 )

    ~内容~
     ジャズがほんとうに好きな二人がつくったとっておきのジャズ・ブック。マイルズ、パーカー、エリントン…和田誠が描く26人のミュージシャンの肖像に村上春樹が愛情に満ちたエッセイを添える―ジャズへの熱い想いあふれる一冊。

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     かつては、ジャズ喫茶を経営していたこともある村上春樹。ジャズが好きな人にはおすすめの一冊です。小説ではありませんが、音楽好きな方へのプレゼントにも最適な本著はランキング2位でも納得です。

    ポートレイト・イン・ジャズ〈2〉(和田 誠、 村上 春樹)

    ランキング2位の「ポートレイト・イン・ジャズ」の続編。1巻ではまった方は2巻もどうぞ。

    ランキング1位:英語版 海辺のカフカ

     ランキング1位は、意外にも英語版の本でした。海辺のカフカの英語版が、アマゾンのレビュー評価順の第1位です!村上春樹の代表作の一つでもある「海辺のカフカ」。英語で読むことで、また違った楽しみ方が出来るかもしれません。

    ランキング1位:英語版 海辺のカフカ(村上春樹、 フィリップ・ガブリエル )

    ~内容~
      この優れた新作小説も過去の作品と同じく、驚異的な拡張性と、読者を仰天させ、楽しませ、魅了する力をもっている。メタフィジカルな現実を描いたこの力作を動かすのは、2人の人物だ。1人は10代の少年、田村カフカ。彼は、オイディプス王と同じ恐ろしい予言(父親を殺し、母親と交わるだろうというもの)から逃れ、長い間行方の分からない母と姉を探すために家を出る。もう1人は、戦時中の苦悩から立ち直ることのできないナカタという頭の弱い老人。日常生活の基本的な営みさえ理解することができない彼は、理由も分からないまま、カフカの方に引き寄せられていく。2人の長い冒険は、読者にとっても当事者たちにとっても謎めいているが、生き生きとした共演者たちと夢のような出来事により、一貫して中味の濃いものになっている。

    出典:http://www.amazon.co.jp

    海辺のカフカ(村上春樹)

    ランキング1位の「海辺のカフカ」英語版を読む前に、原作の日本語版を読み返すのも良いかも・・・

     アマゾンのレビュー評価順では、必ずしも有名な作品が上位になるということではないようです。ランキングの5位以下にも、翻訳作品を含めて意外な作品が上位で検索されました。これまで知らなかった村上春樹の作品を知るきっかけにもなりそうです。

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