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2023/11/27
r.y6
パリコレに出演したMIYAVIは、本職はモデルではなく、ミュージシャンです。
MIYAVIは1981年生まれ、大阪市出身で、1999年17歳の時に上京し、ヴィジュアル系バンドDué le quartzのギターとして加入しました。
2002年Dué le quartz解散後、「雅-miyavi-」名義でソロ活動を開始します。
2004年にシングル「ロックの逆襲 -スーパースターの条件-/21世紀型行進曲」でメジャーデビューしました。
2005年にメジャーファーストアルバム『雅-miyavizm-主義』をリリースしました。
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MIYAVIは、2013年には名義を「MIYAVI」に統一し、世界進出を意識した活動を始めていきます。
同年発売の7thアルバム「MIYAVI」はオリコンチャート最高8位となっています。
2014年NHK紅白歌合戦でSMAPのメドレーにギタリストとして参加しました。
また同年のアンジェリーナ・ジョリー監督の映画『不屈の男 アンブロークン』に出演しています。
2017年には10thアルバム『SAMURAI SESSIONS vol.2』をリリースしています。
MIYAVIのビジュアルで印象的なのは、やはりタトゥーです。
胸に「不退転」、左手に「382」、右手に「MYV」、右腕に「天上天下唯我独尊」などの文字が入っています。
このようにMIYAVIはタトゥーによって少し怖いイメージがありますが、テレビに出演したときなどは非常に礼儀正しく、そのギャップに惹きつけられてしまいます。
パリコレでは秋冬もののファッションですので、出演した際もタトゥーが目立つことはありませんでした。
MIYAVIの楽曲で特徴的なのは、ギターの弦を指で弾くスラップ奏法です。ギターをパーカッションのように使って、曲の世界観を創り上げていきます。
「サムライギタリスト」と言われるMIYAVIは、自分のプレイスタイルは三味線にインスパイアされたと述べており、日本人らしさを感じるような演奏が魅力的です。
パリコレに出演することになるMIYAVIですが、以前にもモデルとしてランウェイを歩いたことがあります。
MIYAVIは2014年にフォーティーンスアディクションのコレクションに出演し、楽曲も演奏しました。
パリ・コレクション(パリコレ)は毎年、フランス・パリで開催されるファッションデザイナーの新作発表会です。
パリコレは世界の4大コレクション(ほかはニューヨーク・ロンドン・ミラノ)の一つで、一番最後に行われ、最も規模が大きく、最も注目度が高いものとなっています。
パリコレのプレタポルテ(既製服)コレクションは、だいたい3月(秋冬)および10月(春夏)、オートクチュール(注文服)コレクションは1月(春夏)および7月(秋冬)に開催されます。
1910年頃よりオートクチュールコレクションが開かれており、「パリコレ」と言えば、このオートクチュールコレクションを指しました。
しかし1950年代にプレタポルテが主導的になっていくと、1970年代以降は、狭い意味では「パリコレ」は、プレタポルテコレクションのことを指すようになります。
パリコレに出展する日本関係のプレタポルテ・ブランドには、コム・デ・ギャルソン、イッセイミヤケ、ケンゾーなどがあります。
2018年1月18日、MIYAVIはパリコレでヨウジヤマモトの2018-19秋冬メンズコレクションのモデルとしてランウェイを歩きました。
その模様は、ヨウジヤマモトのYouTube公式チャンネルで観ることができます。
1着目の登場は41:00前後です。1着目は白と黒の生地が折り重なったようなアウターで、黒いフードを被っています。
2着目の登場は51:15前後です。2着目は赤と黒の生地からなるアウターで、マフラー状のような生地もつながっています。
パリコレにおいてもMIYAVIは様になっており、さすがの存在感ですね。
以上、パリコレに出演したMIYAVIについてご紹介してきました。
パリコレでモデルとしても通用するという独特の存在感をもっており、世界的にも稀有なミュージシャンでしょう。
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