郷ひろみは、1955年10月18日に生まれた。「ひろみ」という名前は祖父が付けた。「心が"美しく"、いろんな意味で"裕福"になるように」という意味が込められているという。 父は福岡県三潴郡三潴町出身、母は福岡県糟屋郡志免町出身。 生後まもなくジフテリアにかかり、3歳で赤痢にかかり、15歳で腹膜炎の一歩手前の状態で盲腸の手術を受けるなど、何度となく病にかかる。 子供の頃、福岡の家は牛や馬、鶏などの家畜がいる農家の住まいだった。 旧国鉄職員の父親の転勤で4歳の時に福岡から上京し、京浜東北線の大井町駅に隣接する当時の国鉄大井工場敷地内に建つ社宅へ転居する。その後、父親は山手線の新橋駅・同東京駅・南武線の尻手駅の助役として勤務した後、定年退職した。 郷ひろみは、子供の頃は可愛くて評判だった。「『名犬ラッシー』の子役にそっくり」、「お人形さんみたい」と言われ、外国人と間違われることも多い美少年だった。

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