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    【考察あり】オペラ座の怪人あらすじを簡単に解説!見どころや結末の違いは?

    『オペラ座の怪人』は、1909年のフランス「ラ・ゴロワ紙」に連載された新聞小説です。擬似ノンフィクションとして描かれ、スリリングさと衝撃的なラストが人気です。本記事ではオペラ座の怪人のあらすじを簡単に紹介します。 オペラ座の怪人についての理解を深めたい人は、ぜひ内容をご確認ください。

    オペラ座の怪人について調査!

    『オペラ座の怪人』のあらすじが気になる人も多いのではないでしょうか?

    『オペラ座の怪人』は、1909年のフランス「ラ・ゴロワ紙」に連載された新聞小説です。

     

    擬似ノンフィクションとして描かれ、スリリングさと衝撃的なラストが人気を博しました。

    ミュージカルや映画にもなり親しまれています。

     

    本記事ではそんなオペラ座の怪人のあらすじを紹介します。

    劇団四季のミュージカル作品についても触れておりますのでぜひ読んでみてください!

     

    なお、本記事ではオペラ座の怪人のネタバレを含みつつ解説しておりますので、あらかじめご了承ください。

    オペラ座の怪人のあらすじを簡単に解説

    ミュージカルなどで有名な「オペラ座の怪人」を皆さんはご存知でしょうか。

     

    元は、フランスの作家ガストン・ルルーによって1909年に発表されたゴシック小説です。

    世界的に有名な作品の一つで、現在も受け継がれる作品。

     

    今回はオペラ座の怪人を簡単にわかりやすくまとめましたので、興味のある方、ご覧ください。

    オペラ座に棲みつく怪人

    舞台は19世紀後半パリ。

    1870年のオペラ座には怪事件が多発していました。

    オペラ座の怪人と名乗る者が現れ、

    「高額のサラリーと2階の5番ボックスを彼のために空けておくこと」

    「衰えの見えるプリマドンナのカルロッタの代わりにまだ16才のコーラスガール、クリスティーヌ・ダーエに主役を歌わせること」

    などの要求を求めていました。

    次々と支配人が辞めていく中、何も知らない新しい支配人ラウルが着任することになりました。

    音楽の天使のおかげで急成長したクリスティーヌ

    怪人は若いコーラスガールのクリスティーヌ・ダーエに恋をしていました。

     

    クリスティーヌの父親はスウェーデンの名ヴァイオリニストでありましたが、クリスティーヌが7才の時に亡くなりました。

    以来孤児となりましたが、オペラ座の寄宿生としてバレエや音楽を学んできました。

    「私が死んだらお前に音楽の天使をつかわすよ。」という父親の死の間際の言葉を信じていたクリスティーヌ。

    その後、姿は見えないが上の方から甘く優しい声がするようになり、クリスティーヌはその声を父がつかわした音楽の天使の声だと信じるようになりました。

    その甘く優しい音楽はクリスティーヌの頭の中で絶えず鳴り響くようになり、音楽の天使の歌のレッスンを受けて短期間に歌が上達しました。

     

    劇場側を脅迫してクリスティーヌに主役を歌わせ、怪人の思惑通りクリスティーヌは大成功を収めます。

    舞台終了後、楽屋に戻ったクリスティーヌは幼なじみのラウルと再会し、恋に落ちてしまいます。

    地下へと誘われるように姿を消したクリスティーヌ

    ラウルはクリスティーヌを食事に誘おうとして馬車の用意をしに行きます。

    ですが、その隙に楽屋の上の方から声が響きクリスティーヌは消えてしまいました。

    怪人はクリスティーヌをさらい、自身が住むオペラ座の地下室に連れていきます。

    楽屋に入ったマダム・ジリの娘、メグ・ジリは、鏡が少しずれているのに気がつきました。

    鏡はは錘によって回転するようになっていて、その裏側には闇へ通じる通路がありました。

    不審に思ったメグ・ジリは、その通路を探索しようとしますが途中でマダム・ジリに腕をつかまれ、引き戻されました。

    結婚を言い寄られるが無惨なまでに醜い素顔に同情

    オペラ座の地下は深く、複雑に入り組んでいました。

    怪人の隠れ家は奥の方。

    怪人はクリスクリスティーヌにこう告げました。

    「私のために歌ってくれ、お前だけが私の音楽に翼を与えることができるのだから。」

    「そしてお前はいつか闇にも慣れて、私のものになるのだ…。」

    そこには花嫁衣裳を着たクリスティーヌのろう人形が飾ってありました。

    恐怖に怯えていたクリスティーヌですが、音楽の天使と呼ばれる怪人の素顔を見たいと思い、仮面を剥ぎ取りました。

    その素顔は、鼻も唇もなく、落ち窪んだ目、生来の醜悪な人相に壊死した黄色い皮膚で覆われた、見るもおぞましいミイラのような顔をしていました。

    無残なまでに醜い顔を見られてしまった怪人は怒り狂い、呪いの言葉を吐きます。

    クリスティーヌは恐れましたが、同時にその恐ろしい様子に、人間と認められず、化け物として忌み嫌われ続ける怪人の絶望的な孤独感を感じとりました。

    オペラ座の怪人からの脅迫状

    クリスティーヌの失踪のみならず、支配人、カルロッタ、ラウル宛に、怪人から脅迫状が送られており、オペラ座は大騒ぎになっていました。

    脅迫の内容は「カルロッタではなく主役はクリスティーヌにしろ」「クリスティーヌに近づこうとしても無駄だ」と書かれていました。

    支配人は脅迫状を無視したため、カルロッタの声がカエルのようになってしまい舞台はストップしてしまいます。

    その後、大勢の前で死人が出てしまい、恐ろしくなったクリスティーヌはラウルと屋上へ逃げ、地下での出来事を話します。

    「怪人は私に恋をし、妻にしようとしている」

    「きっと怪人から逃れられないだろう」

    「怪人はきっと邪魔になるあなたを殺しに来る」

    と、伝え、それに対しラウルは「僕が君を怪人の夜の闇の世界から救い出し、光の輝く自由な世界へと導いてあげるよ。」と言いました。

    この会話を物陰から聞いていた怪人は、深い悲しみと共に嫉妬、そして自分の愛に応えてくれないクリスティーヌに対する苛立ちが沸々と湧き上がってしまいました。

    怪人の生い立ちを知る

    クリスティーヌとラウルは内々で婚約をしていました。

    新年を前に仮面舞踏会が開かれその場に突然怪人は現れ、クリスティーヌに主役を歌わせるように要求し、クリスティーヌが婚約指輪を身につけているのを見て剥ぎ取りました。

    「お前は誰にも渡さん、私のものだ!」と言い残しました。

     

    マダム・ジリは唯一怪人の過去を知るもので、ラウルに怪人の過去を話し始めました。

    醜く生まれついた怪人は、母親からも愛された事はなく、ペルシャの見世物小屋で「悪魔の落とし子」として、その醜い容貌をサルと一緒に見世物にされていました。

    見世物小屋に誰もいなくなった隙に親方をロープで絞め殺してしまい、それをマダム・ジリが発見し、オペラ座の地下に匿いました。

     

    クリスティーヌはラウルと幸せになりたいキチはあるが、催眠術のようにまとわりつくその音楽を忘れる事ができずに苦悩していました。

    その後、再びクリスティーヌを攫おうとする怪人でしたが、ラウルに阻止をされ息の根を止めようとしました。

    その時に、クリスティーヌはラウルに駆け寄り、怪人の命乞いをしました。

    ドン・ファン役を殺めて自らが歌い出す怪人

    「ドン・ファンの勝利」上演の日、怪人を捕まえる計画を立てたラウル。

    ですが、ドン・ファン役を殺して怪人が演じ始めます。

    クリスティーヌは様子がおかしい事に気がつき、仮面を剥ぎ取ります。

    怪人の仮面が剥ぎ取られ醜悪な顔がむき出しになり、オペラ座が大混乱になってしまいました。

     

    怪人は、クリスティーヌをさらって奈落から地下の隠れ家へ脱出することに成功しました。

    無理やり闇の世界の花嫁にさせられそうになる

    再び、隠れ家に連れ戻した怪人は無理やり結婚指輪を握らせ花嫁にしようと目論んでいました。

     

    マダム・ジリから隠れ家への道を案内してもらい、ラウルが地下にたどり着きます。

    ラウルが首にロープをかけられてしまい、絞め殺されるか、ラウルを救って闇の世界へ行くかに迫られました。

     

    「私にとってあなたは化け物なんかじゃない。音楽を教え、成長を見守ってくれた大切な人」を伝えたく、近づいてクリスティーヌが怪人にキスをしました。

    その行動に感激してしまった怪人は心が救われ、涙を流しました。

    怪人はラウルを解放し、クリスティーヌを連れて去れと言い放ちました。

    「クリスティーヌ、愛している。」と告げ、怪人はクリスティーヌの後ろ姿を見送りました。

     

    クリスティーヌ亡き今彼女の墓には赤い薔薇が添えられていた

    回想から覚めたラウルは落札したばかりのサルのオルゴールを今は亡き妻クリスティーヌの墓前に供えます。

    クリスティーヌは音楽の道を捨てて、妻として子供たちの母親として生きました。

     

    クリスティーヌの墓に婚約指輪と黒いリボンに飾られた赤い薔薇が供えられていました。

    オペラ座の怪人の登場キャラクターを紹介

    続いて、オペラ座の怪人で出てくる主要キャラクターをご紹介します。

    特徴などを簡潔にまとめました。

    怪人、ファントム

    オペラ座の怪人の主人公。その名もエリック

    男性。

    年齢非公表ですが、30~50代と推察されます。

     

    音楽の天使と呼ばれ、オペラ座で暗躍する人物。

    多才で、顔は醜く普段は仮面をしています。

    クリスティーヌに恋をしおり、地下に閉じ込めました。

    クリスティーヌ・ダーエ

    オペラ座の怪人のヒロイン

    女性。

    設定年齢は16歳。

     

    パリ国立オペラの若く美しいスウェーデン人ソプラノ歌。

    怪人の策略にて、急遽代役に抜擢され一躍トップ歌手になります。

    バイオリニストの父を亡くし、孤児。

    ラウルとは幼なじみで婚約をします。

    ラウル・シャニュイ子爵

    オペラ座の支配人。

    男性。

    クリスティーヌの幼馴染の美青年。

    年齢非公表ですが、クリスティーヌの幼馴染の設定なので20代くらいと推測されます。

     

    クリスティーヌと婚約した後も、怪人がが原因で度々亀裂が生じかけます。

    カルロッタ・ジュディチェルリ

    我儘なプリマドンナ。

    パリ国立オペラのリード・ソプラノ。

     

    怪人から嫌がらせを受け、主役から転落する悲劇の歌姫

    クリスティーヌを毛嫌いしています。

    マダム・ジリー/メグ・ジリー

    マダム・ジリーはオペラ座のバレエ教師

    ボックス席案内員で、怪人と知り合い。

     

    グ・ジリーは、オペラ座のバレリーナマダム・ジリーの一人娘。

    クリスティーヌのことが好き。

    のちのカストロ・バルベザク男爵夫人。

    【考察】怪人はなぜクリスティーヌを解放した?キスの意味とは?

    あれだけ愛していたクリスティーヌを、怪人は最後に手放します。

    なぜ手放してしまったのでしょうか。

     

    また最後のキスの意味とは…?

    怪人の想いややキスの意味を考察しました。

    怪人とクリスティーヌの「孤独」に対する変化

    容貌ゆえ憎まれ、人間と認めてもらえず、怪人として生きるほかなかった彼は孤独でいつも満たされていませんでした。

    その思いを音楽にぶつけて生きてきましたが、舞台にも出れず、才能を持て余していました。

     

    クリスティーヌは、父親を亡くして孤独になりました。
    そうして怪人と出会い、音楽という生きる喜びを見つけたのです。

     

    お互いが孤独を埋め合っているように見えましたが、そこにラウルが現れバランスが崩れてしまいました。

    ラウルだけではなく怪人もクリスティーヌにとっては大切な存在だった

    クリスティーヌが他者からの承認欲求を満たせましたが、そうでは無い怪人は孤独のままでした。

     

    怪人にとって、キスは承認欲求を満たしてくれるものでした。

    醜い自分を愛してくれる存在なんだと感じたのでしょう。

     

    クリスティーヌにとって、孤独を埋めてくれたのは紛れもなく音楽の天使の正体であった怪人で、大切な存在だったということになります。

    クリスティーヌが怪人から離れたのは、ラウルを得たことで孤独ではなくなったから。

    怪人がクリスティーヌを手放したのは、クリスティーヌからの承認・愛情を得たことで孤独ではないと感じられたからではないのでしょうか。

     

    ミュージカル映画「オペラ座の怪人」

    オペラ座の怪人は昔の作品でありながら、現在も世界中で大人気です。

    各国でミュージカルが行われるほど!

     

    今回は、2004年版の映画『オペラ座の怪人』のキャストや楽曲、見どころをご紹介いたします。

    映画オペラ座の怪人のキャストを紹介

    【怪人役】

    ジェラルド・バトラー(スコットランド出身の俳優)

    グラスゴー大学出身で法律を学び、エリザベス女王のマネジメントを取り扱う弁護士事務所に就職しますが、同僚に「もっとやりたいことがあるんだろう」と諭され、俳優の世界に入ったそうです。

    出演した作品:300〈スリーハンドレッド〉 / キング・オブ・エジプト / ジオストーム

     

    【クリステーヌ役】

    エミー・ロッサム(アメリカ・ニューヨーク出身)

    小さい頃からオペラを習っていて歌手と女優をしています。

    オペラ座の怪人では、ゴールデングローブ賞主演女優賞 にノミネートされ、サターン若手俳優賞などの数々の賞を受賞します。

    出演した作品:ミスティック・リバー / デイ・アフター・トゥモロー

     

    【ラウル役】

    パトリック・ウィルソン(アメリカ・バージニア州出身)

    大学を卒業した後、舞台俳優として活躍、その後、ブロードウェイの舞台に立ち、トニー賞といった名誉ある賞を受賞しています。

    出演した作品:プロメテウス / アクアマン / 死霊館

    ミュージカル映画オペラ座の怪人の楽曲が最高

    メインテーマ【ファントム・オブ・ジ・オペラ】

    きっと、オペラ座の怪人時いたらこの曲を浮かべる人が多いでしょう。

    クリスティーヌをオペラ座の地下へと誘うシーン、ファントムの力強い歌声とクリスティーヌの澄んだ歌声が綺麗に混ざっていてファンからも人気な楽曲です。

     

    【エンジェル・オブ・ミュージック】

    クリスティーヌがカルロッタの代役として初舞台を大成功におさめるシーン。

    クリスティーヌの純粋な想いやメグの不安を表現したような、綺麗なのに不穏なメロディーがとても心に響く楽曲です。

     

    【ミュージック・オブ・ナイツ】

    怪人がクリスティーヌをオペラ座の地下に連れて行き、そこで2人が織りなすことのできる崇高な音楽の素晴らしさを熱弁するシーン。

    ゆったりとした曲調が心地よいですね。

    切ないラブロマンスと圧巻のマスカレードが見どころ!

    ミュージカル映画なだけあって、音楽と圧巻のダンスが一番の見どころです。

    セットや衣装もかなり豪華で、眺めているだけでも楽しい映画です。

     

    一途な恋心が痛ましくも目を惹かれるような(怪人の曲など)、ラブロマンスも魅力的なところです。

    舞台ミュージカル「オペラ座の怪人」

    開幕以来、世界35ヵ国164もの都市で上演され、1億4,000万人以上の人々を魅了し続けているオペラ座の怪人。

    世界でも有名ですが日本でも舞台・ミュージカルとして演目されています。

     

    舞台を見に行った人の感想や今後のスケジュールなどについてまとめました。

    世界中で愛されるロングラン演目

    世界的にも人気でロンドンにあるウェストエンドのハー・マジェスティー・シアターで、オペラ座の怪人は自己の公演記録を更新する30年ロングランを記録しました。

    皆さんに愛されている証拠です。

     

    圧倒的なスケールと楽曲が魔法のように世界観を演出していることがかなり注目をされています。

    劇団四季オペラ座の怪人を鑑賞した人の感想

    日本でも有名な劇団四季も、オペラ座の怪人を演目しています。

     

    【劇団四季のオペラ座の怪人の感想】

    • ファントムの顔半分隠れてるので、表情以外の仕草、特に手つきから目が離せません。
    • 圧倒的な歌唱力、美しい舞台セットや衣装…どれをとっても素晴らしく、あっという間にオペラ座の怪人の世界に惹き込まれてしまいました。
    • ファントム、クリスティーヌ、ラウル、その他の出演者からスタッフまで気迫を感じる本当によい舞台でした。一生忘れません。

    劇団四季オペラ座の怪人の公演スケジュールとベスト席紹介

    大阪四季劇場で現在上映中です。

    2023年8月27日まで限定公開となります。

    おすすめの座席は一階センターブロックです。

    週末は人気となりますのでお早めのご予約をお勧めします。

     

    住所:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT 7階

    映画・ミュージカルの原作との結末の違い

    オペラ座の怪人は原作、映画、ミュージカルそれぞれ魅力が違います。

    全て面白いのですが、なんと結末が違うようです。

    いったいどのような結末になっているのでしょうか。

    映画と劇団四季(ミュージカル)の結末

    映画と劇団四季はあまり結末に違いはありません。

     

    クリスティーヌとラウルを解放後、クリスティーヌは怪人に指輪を返します。

    そのまま去ることに。

    人々が怪人を捕まえるために地下に行きますが、猿のオルゴールとマスクだけを残してすでに姿を消した後でした。

     

    時が経ち、クリスティーヌのお墓の前でラウルが手に入れた猿のオルゴールを手に訪れます。

    猿のオルゴールを置くとそこにはバラと金の指輪が置いてありました。

     

    原作の結末は?

    原作では、怪人がペルシャ人に自ら死ぬことを伝えます。

    その後、ラウルとクリスティーヌは約束通り、怪人を埋葬することに。

    埋葬するために怪人の家に行くと、そこには金の指輪が。

    それを怪人と共に埋葬しました。

    その他に原作と違いがあるところを紹介

    原作と映画・ミュージカルについて大きな違いは結末ですが、その他にも違いがありました。

    その違いを調査し、まとめました。

    クリスティーヌがキスをした位置

    原作では額にキスをしますが、映画・ミュージカルでは唇にキスをしております。

    場所はあまり重要ではないのですが、見映えなどが関係しているのではないのでしょうか。

    怪人の名前

    原作では怪人のことを「エリック」と呼んでいます。

    映画・ミュージカルでは「ファントム」とされていました。

    怪人の顔の醜さ

    映画やミュージカル版では、顔の半分がただれたような演出でした。

    仮面に隠されていた部分だけでした。

     

    ですが、原作の顔はもっとひどいように描かれています。

    怪人が死んだ(姿を消した)その後の描写

    原作には未来の描写はありません

    映画やミュージカルではオークションやクリスティーヌの墓のシーンが加えられています。

    ペルシャ人と猿のオルゴール

    原作には、怪人の命の恩人としてペルシャ人が登場しますが映画・ミュージカルには登場しておりません。

    その代わり、原作にはない猿のオルゴールがキーアイテムとなっていました。

    初心者にもおすすめ劇団四季の人気舞台三選!

    劇団四季という名前は誰もが知っているかと思いますが、観た事がないという方も多いと思います。

    日本を拠点に活動する劇団で、俳優やスタッフ総勢約1400名が劇団に所属しております。

     

    ほぼ毎日公演をしていますので、その中でも素晴らしい作品を3選ご紹介いたします。

    アグラバーに迷い込んだかのような世界観!「アラジン」

    アラジンといえば、ディズニーのアニメでもトップクラスの人気を誇り、どの年代でも楽しめる作品です。

    楽曲も良く、実写映画化もされています。

    見どころは、魔法の絨毯に乗りながらアラジンとジャスミンが歌う「ア・ホール・ニュー・ワールド」です。

     

    【アラジンのあらすじ】

    貧乏だけど優しい青年アラジンは、あることがきっかけで一国の王女ジャスミンと出会います。

    そんなジャスミンに恋をしてしまいました。

    ジャスミンを恋に落とすことができるとジャファーに騙されてしまい、魔法の洞窟を訪れたアラジン。

    この行動からからアラジンの人生が大きく変わることに…。

    魔人ジーニーと出会い、アラジンの大冒険が今始まる!

    臨場感がすごい子供から大人まで人気の「ライオンキング」

    劇団四季の代表作品の1つ「ライオンキング」

    1998年から現在まで異例のロングラン公演をはたしています。

    親子で楽しめる作品です。

    見どころは臨場感を得られることです。

    様々な動物のパペットが舞台上や客席に出現し楽しませてくれます。

     

    【ライオンキングのあらすじ】

    父・ムファサの後継者としてプライドランドの次期王になる、シンバ。

    そんなシンバは、ムファサの弟スカーによって、プライドランドを追い出されてしまいました。

    王を失ったプライドランドはスカーによってボロボロになります。

    王国を取り戻すために、自分と戦い試練を乗り越えるシンバの物語が始まる。

    文学史上の最高傑作と名高い「ノートルダムの鐘」

    世界的文豪ヴィクトル・ユゴーの代表作「ノートルダムの鐘」

    これまでにも映画化、舞台化が繰り返されているほどの人気作です。

    見どころは、クワイヤとアンザンブルの奏でる美しいハーモニーです。

     

    【ノートルダムの鐘のあらすじ】

    15世紀末のパリ。

    街の中心に存在するノートルダム大聖堂の鐘突き塔には、カジモドという名の鐘突きが住んでいました。

    幼き時に聖堂の聖職者フロローに引き取られた彼は、その容貌から、この塔に閉じ込められ、外の世界と隔離されていく。

    塔上から街を眺めて暮らす日々、友と言えば、何故か彼を前にした時に生命を宿す石像と、鐘だけ。

    いつも自由になることを夢見ていた。

     

    そうして過ごしていたが、年に一度の祭りの時に塔を抜け出し…!?

    オペラ座の怪人は

    擬似ノンフィクションとして描かれ、スリリングさと衝撃的なラストが人気の作品「オペラ座の怪人」について調査いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

     

    1909年のフランス「ラ・ゴロワ紙」に連載された新聞小説であったオペラ座の怪人は、時を経て現在でもミュージカルや映画で大人気となっております。

    劇団四季では2023年の夏、現在も公演されていますので興味がある方はぜひご覧になってください。

     

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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