「脳内ポイズンベリー」で主演を演じる真木よう子の映画人生とは!!
2021/12/17
fusafusatakako
真木 よう子(まき ようこ)1982年10月15日 千葉県出身
4人兄弟で唯一の娘。兄、2人の弟に囲まれた男兄弟の中で育つ。ルックスとは裏腹に性格は完全に本人曰く「男兄弟の中で育ったせいか、男っぽい」「男(オス)」と自認している。
2006年11月、『ゆれる』で第30回山路ふみ子映画賞新人女優賞受賞。2008年11月10日元俳優の片山怜雄と結婚。2009年5月10日、第一子となる女児が誕生。
2013年6月、主演映画『さよなら渓谷』の主題歌「幸先坂」で歌手デビューをする。同年11月、ルイ・ヴィトンの街頭広告のモデルに日本人で初めて起用された。2014年、『さよなら渓谷』で第37回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『そして父になる』で最優秀助演女優賞をダブル受賞した。
『ゆれる』2006年7月8日に公開。西川美和監督
西川美和監督の『蛇イチゴ』に続く長編第2作。自分が見た「友人が殺人を犯す」という悪夢から着想した。第59回カンヌ国際映画祭監督週間 正式出品作品。優れた演出力が高く評価され、多くの映画賞を受賞し、2006年度の日本映画における最も高い評価を得た作品の一つとなった。
故郷を離れ、東京で写真家として活躍する弟・猛。母親の法事で久々に帰省し、兄・稔が切り盛りする実家のガソリンスタンドで働く昔の恋人・智恵子と再会する。猛と智恵子とは一夜を過ごし、翌日、兄弟と彼女の3人で渓谷へ遊びに行く。猛が智恵子を避けるように写真を撮っているとき、智恵子が渓流にかかる吊り橋から落下する。その時、近くにいたのは稔だけだった。事故だったのか、事件なのか、裁判が進むにつれて兄をかばう猛の心はゆれ、最後には証言台に立ってある行為を選択する。
兄(香川照之)と弟(オダギリジョー)の”ゆれる”心を表現した作品。
故郷を離れ、東京で写真家としてそれなりの成功を収めている青年(オダギリジョー)が、母の法事で帰省する。故郷には、家業のガソリンスタンドを継いでいる兄(香川照之)と、そのガソリンスタンドで働いている弟の昔なじみの女性、智恵子(真木よう子) がいる。弟は、兄が智恵子を密かに慕っていることを薄々感じながらも、都会のプレイボーイの習性で、智恵子を誘惑し、一夜を過ごす。そして、翌日は何食わぬ顔をして、3人で渓谷に遊びに行く。そこで事件が起こる。兄に殺意があったのか。それとも事故か。『ゆれる』というタイトルは、法廷闘争を通じて、微妙に揺れ動いていく兄と弟の不安定な心のゆらぎを意味すると同時に、何が真相なのかわからないまま “藪の中” 状態に置き去りにされる観客の心をも意味している。
『ゆれる』傑作でした。
香川照之の圧巻の演技力、オダギリジョーも良い。
お互いの表情が素晴らしい。
ひとりの女性、事件を通して兄と弟のお互いの心の中にあるもの、兄は表面上は体裁を整えているが実は兄の方が根深かかった、、、そして弟の証言、事実。。。最後の兄の笑顔の意味とは。考えさせられる良い映画。
私はとにかく香川照之の演技に脱帽でした。
オダギリジョーも上手くて、主演の二人の演技がうまいからこそ、感情が読み取れない(色々な解釈ができてしまう)部分が多かったです。
ぼやけた印象を受けるのはそのせいだと思います。
私も1回見ただけでは何が真実なのか理解できなかったです。
かといって、すぐにもう一度見る勇気はないかな~
時間をおいてまた見たら違う発見があるかも。
先日改めて見直しました。丁寧に人の心を奥深く描いた秀逸な作品と再認識。
しかし、本当に香川さんの演技が凄い。上手いという褒め方を嫌がる役者さんもいますが、いやー素晴らしい演技です。髪の毛一本、爪の先まで兄、稔でした。
『ゆれる』(2006年)監督・原案・脚本:西川美和 主題歌:カリフラワーズ『うちに帰ろう』
第30回山路ふみ子映画賞 新人女優賞:(真木よう子) 第28回ヨコハマ映画祭作品賞 監督賞・ 主演男優賞・脚本賞・ 2006年度キネマ旬報ベスト・テン 脚本賞 第30回日本アカデミー賞優秀主演男優賞・優秀助演男優賞
『SP THE MOTION PICTURE』2010年・2011年公開 監督:波多野貴文
連続ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』の劇場版であり、『野望篇』『革命篇』の2部作からなる。テロに対抗するSP(セキュリティポリス)の戦いと連続ドラマで描かれた謎が明らかにされる。
映画観客動員ランキング3週連続1位となる。『野望篇』は最終興行収入36.3億円。2011年3月11日に発生した東日本大震災により、『革命篇』は全国4割ほどの劇場の休館や節電のため上映時間縮小などが行われたものの、興行収入33.3億円を記録。年間総合興行収入ランキング9位となる。この収益の一部は復興支援のため被災地へ寄付された。
野望篇(Episode V)
麻田首相襲撃事件後、西島の死に「大義のためだ」と謎の言葉を発した尾形に対し、井上は疑念を募らせていた。1ヶ月後、第4係機動警護班のメンバーと共に応援警護に当たっていた井上は、爆弾テロを起こそうとする不審な男の存在を察知、追跡劇の末に男を逮捕する。
尾形は公安部に目をつけられながらも、国民の価値観を揺るがす強大な計画を実行に移す時を伺っていた。井上を疑問視する伊達に対し、計画に引き入れることを決めた尾形は、その過去と大義に同調させようとするも決裂する。翌日、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したという情報が入る。尾形に命じられた井上たち4人は、官房長官の警護を担当することに。尾形を監視していた伊達らはこの機に動き出し、第4係は突如送り込まれたテロリストの襲撃を受ける。
革命篇(Episode VI<The Final Episode>)
官房長官襲撃事件による怪我も回復し、第4係のメンバーは通常任務に復帰していた。新たなメンバーと共に麻田内閣の不信任決議が行われる国会議事堂での応援警護に付くが、尾形からの違和感を確実に感じている井上の症状は悪化の一途を辿っていた。正にその日、尾形の人生を賭けた計画が実行に移されることとなる。
周到な計画により、無防備な議事堂内に次々と潜入するテロリスト達。彼らは「革命」に共鳴する精鋭SP達と共謀し、水面下で衆議院棟を分断・制圧。全ての根回しを終えた尾形らは、遂に本会議場へと突入。その凶行の一部始終は全国民に知らされることとなる。
一方、井上達も異変を察知し、記者クラブのテレビでこの事態を知る。犯行を止めるべく決意した4人は、要人の拘束される議場に向かってテロリストとの戦いを開始する。
井上薫役:岡田准一と尾形 総一郎役:堤真一
警視庁警備部警護第四係機動警護班に所属する、特殊な能力を備えたSP(セキュリティポリス)・井上薫と、その仲間のSP達がテロリストと戦う姿を描いたテレビドラマシリーズ。
井上は国家公務員試験II種合格の準キャリア警察官。幼少期に両親を目の前で亡くした衝撃から、脳内物質のバランス構築に影響を受け、脳内が常に活性化していると言われる。五感や記憶機能が異常発達しており、この体質によって「シンクロ」、「フォトグラフィック・メモリー」等の能力を持つ。
尾形は警護課第4係機動警護班係長・警部。東大法学部出身でキャリアとしての能力を持ちながら、あえて一般採用で入庁し、昇進試験も受けずにいる現場主義者。軍隊格闘術系の素養があり、高い射撃能力や近接格闘能力を持つ。
かっこいい…
真木よう子さんがもうかっこよくてかっこよくて。ほんと大好きです!前作に増して考える場面も多く、満足させていただきました!
キャストのみなさん、スタッフのみなさんに本当に感謝!
岡田の格闘が格好よかっただす。ちょっとドニーイェンさんに見えただす。前作は、走る姿が格好よかっただすが、今回は、空間狭いが魅せるねぇ〜邦画を見なおしただす。
堤さんが渋かっただす。善も悪も出来るだすな〜。
前作「野望篇」に比べると、ややおとなしい作りになった印象をうける。アクションよりも尾形(堤真一)の心の葛藤に焦点をあてたためだが、あれもこれもと欲張らずにテーマを絞った潔さに感心する。
「野望編」で日本映画ばなれしたアクションをたっぷり見せておいて、その物語の底辺に潜んでいた人間模様を今作「革命篇」で前面に押し出す構成は、企画段階での摺り合わせがよく出来ているのと、波多野監督の演出力と懐の深さを感じさせる。
今回の見どころはテロの現場となる国会議事堂本会議場のセットだ。よくできている。臨場感が格別だ。
拳銃を抜いた井上(岡田准一)ら4名が突入するシーンは、なめらかなスローモーションで、抑えていたものを解き放つような見せ場を作る。ここでは真木よう子の扱いがひときわ目立つ。
そして忘れてならないのは菅野祐悟の音楽だ。メインテーマの旋律が耳に残る。
日本映画におけるアクション映画のレベルをかなり引き上げた秀作。
『SP 野望篇』は第34回日本アカデミー賞・話題賞作品部門を受賞。
原案・脚本 - 金城一紀
監督 - 波多野貴文
音楽 - 菅野祐悟
主題歌 - V6「way of life」
製作 - 亀山千広、藤島ジュリー景子
『さよなら渓谷』2013年公開 原作:吉田修一 監督 :大森立嗣 脚本 :大森立嗣、高田亮
2013年6月22日公開。R15+に指定されている。真木よう子主演。監督は『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が第60回ベルリン国際映画祭で上映されるなど海外からも注目されている大森立嗣。実の弟である大森南朋も夫婦の秘密を明らかにする週刊誌記者役で出演している。
第35回モスクワ国際映画祭 審査員特別賞
第38回報知映画賞 主演女優賞(真木よう子)
第37回山路ふみ子映画賞 女優賞(真木よう子)
第37回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞(真木よう子)
第56回ブルーリボン賞 監督賞(大森立嗣)
都心からほど近い山間の景勝地の渓流で幼い男児の遺体が見つかり、間もなく男児の母親・立花里美が殺害容疑で逮捕される。事情聴取で黙秘を続けていた里美が、隣人の尾崎俊介と肉体関係があったと供述を始め、俊介の妻・かなこもそれを裏付ける証言をする。記者の渡辺一彦は、事件を取材するうちに尾崎夫妻の暗い過去にたどり着く。尾崎は大学時代、野球部のエースとして将来を嘱望されていたが、夏休みのある日仲間らと共に集団レイプ事件を起こす。そんな過去を持つ尾崎に対し、なぜか完全に否定的な気持ちを持つことができない渡辺は、同僚の小林と共に事件の周辺を洗いなおす。そこで明らかになったのは、事件の被害者である水谷夏美が自殺未遂のあと行方不明になっている、という残酷すぎる事実だった。
すでに死亡しているのではないかという二人の予想とは裏腹に、男と歩いていたという目撃情報があがった。湧き上がる胸騒ぎを抑えることができない渡辺。二人が確認した事実はあまりにも衝撃的だった。
尾崎 俊介役:大西信満さん 尾崎かなこ役:真木よう子さん
尾崎 俊介:役柄
桂川の市営団地に妻・かなこと暮らしながら、少年野球チームの臨時コーチを引き受けている。大学時代に集団レイプ事件を起こし、執行猶予付きの判決を下された。事件後、大学を中退し、大学の先輩・大杉のコネで一流証券会社に入り、働きながら通信制の大学を卒業。営業成績もよく、エリートコースを歩み、大杉の妹との婚約もまとまったが、ある日突然失踪する。
尾崎 かなこ:役柄
俊介の妻(入籍はしていない)。化粧っけはないが、妙に色っぽさがある。観光温泉施設でパートをしている。
真木が以前参加したアルバムを聴いた大森が「声の雰囲気がこの作品には合う」と思い、本人にオファー。これに真木は「自分は歌手ではないから」と最初はためらったが、信頼できる人と仕事ができるならとかねてよりファンで個人的に親交を深めていた椎名林檎に作詞作曲を依頼し実現した。
『さよなら渓谷』このような形で被害者が抱え続ける苦悩を描いたのは感服する。難しい役を演じ切った真木よう子の俳優としての胆力というのか誠実さも素晴らしかった。バスの中から外を眺める主人公の表情が印象深い。いつか降りる日が来るのを祈る。
『さよなら渓谷』かなこ役が真木よう子で良かったと思えた。DV夫と現夫が似ていて、DV夫に過去を明かすシーン辺り少し混乱した。留置所から帰宅した時の二人の【普通さ】が、観てるこっちの心情を揺さぶられた。
完成した作品を観た原作者の吉田修一からは、6月22日に有楽町スバル座で行われた初日舞台挨拶の場で「真木よう子という女優に出会えて本当に良かったと思います」「かなこを演じてくれて、本当にありがとうございました」など賛辞の言葉がオンパレードの手紙をサプライズで読み上げられ、真木は目にうっすら涙を浮かべて聞き入っていた。吉田はこの他にも真木との対談の場で「自分が書いたカギカッコの中の文章が、まったくニュアンスが違って聞こえたり、強くなったりする」「原作者の自分でさえ価値観がガラッと変わった」と作品自体にも評価の言葉を述べている。
『そして父になる』監督:是枝裕和 主演:福山雅治、2013年公開
第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、2013年5月18日夜に公式上映された。上映後、約10分間のスタンディングオベーションが起こり、是枝監督や福山らは感極まって涙を流した。2013年5月25日、第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞を受賞した。全国309スクリーンで公開され、初日2日間で興収3億1,318万6,500円 動員25万3,370人になり映画観客動員ランキングで初登場第1位となった。先行公開分を含む13日間で累計興収13億5,159万5,250円、累計動員は116万8,204人となり映画観客動員ランキング2週連続第1位となった。2014年1月発表の最終興収は32.0億円。
エリート建築家の野々宮良多(福山雅治)と妻みどり(尾野真千子)の間には6歳になる一人息子・慶多(二宮慶多)がおり、家族は幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、慶多を出産した病院から「重要なお知らせがある」と呼び出される。出生時に子どもの取り違えが起き、実の息子は慶多ではなく、斎木家の琉晴(黄升炫)だというのだ。田舎の病院で産むことを反対していたのが現実になり、良多は「なんで分からなかったのか」と妻を責める。二人は7月28日、同じ日に生まれたのだった。ショックを受ける良多とみどりだが、取り違えられたもう一組の家族、群馬で小さな電気店を営み、3人の子持ちの斎木雄大(リリー・フランキー)・ゆかり(真木よう子)と対面した良多とみどりは、「子どもの将来のために結論を急いだ方がいい」という病院の提案で斎木家と交流を始める。6年間愛してきた他人の子どもと、血の繋がった実の息子。子どもを交換するべきか、このまま育てていくべきか、葛藤の中で良多はそれまで知らなかった息子の思いに気づく。
主演・福山雅治さんのインタビュー
6年間一緒に過ごしてきた子どもが自分の息子としていとおしい、という思いは大前提として、良多はそもそも子どもとどう接していいのかわからない人間。でもなぜ彼がそうなってしまったかというと、良多には自分が愛された経験がないからなんですよね。だからこそ、愛することやいとおしむということはどういうことなのか? を必死に模索している男なんだと理解して演じました。映画の中で、良多の心の中に父性が芽生えたかどうか、それは観てくださる方々のご判断になると思います。ただ僕が思うのは、父親としての良多はここから始まるんじゃないか、ということですね。
『そして父になる』考えさせられた。福山雅治の父親としての意識の緩やかな変化がよかった。これはどういう選択をしても正解なんかなくて、子どもへの親としての覚悟を試されるということなのだと思う。一朝一夕に親子にはなれない。
『そして父になる』子役も含め役者の演技が秀逸。淡々と抑制の効いた演出も好感。白眉は最後のデジカメのシーン。親子の心情を思って嗚咽を抑えることができなかった。映画史に残る名シーン。見終わって、寝室で寝ている娘を今すぐ抱きしめたくなった。
『そして父になる』感想がかなり遅くなったが是枝監督の作品はやはり素晴らしい。子役の使い方はもちろん親子とは血の繋がりとは何かを押し付けがましくなく深く考えさせられる。特に尾野真千子、真木よう子の両方の演技にも惹きつけられた。☆5つ
監督・脚本・編集:是枝裕和
製作:亀山千広、畠中達郎、依田翼
第37回日本アカデミー賞優秀作品賞
優秀監督賞・優秀脚本賞・優秀編集賞(是枝裕和)
優秀主演男優賞(福山雅治)
優秀主演女優賞(尾野真千子)
最優秀助演男優賞(リリー・フランキー)
最優秀助演女優賞(真木よう子)
真木よう子主演映画『脳内ポイズンベリー』2015年5月9日公開!
監督:佐藤祐市 原作:水城せとな 『脳内ポイズンベリー』 集英社〈クイーンズコミックス〉
櫻井いちこ - 真木よう子
吉田 - 西島秀俊
石橋 - 神木隆之介
池田 - 吉田羊
ハトコ - 桜田ひより
岸 - 浅野和之
早乙女亮一 - 古川雄輝
『脳内ポイズンベリー』あらすじ
7歳年下のフリーター(古川雄輝)に恋をした櫻井いちこ(真木よう子)。
「話しかける?」「話しかけない?」恋するいちこの頭の中では、5つの思考“ポジティブ”(神木隆之介)、“ネガティブ”(吉田羊)、“理性”(西島秀俊)、“衝動”(桜田ひより)、“記憶”(浅野和之)が絶賛、脳内会議中!頭の中で繰り広げられる脳内会議、そしていちこの恋の行方は!?
女子のめくるめく脳内を、まるごと解体した『脳内ポイズンベリー』。こんなラブコメ見たことない!
とっても楽しそうな映画ですね!
カッコイイや、セクシーではない、恋する乙女!な真木よう子さんが見れそうです!
お友達とワイワイ見たい映画ですね!
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