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恋の歌い人aiko!心を捉えて離さないaikoとaikoの曲の秘密とは!?

恋の楽しさや儚さ、尊さ、美しさを曲に込めるaikoさん。聴く人それぞれの恋に寄り添い、心を癒してくれるaikoさんの曲。今回はバラードに注目しながら、aikoさんとaikoさんの曲の世界に迫っていきたいと思います。それでは、どうぞ。

いつまでも少女のような可愛さのaikoのプロフィール

生年月日:1975年11月22日(39歳)
本名:柳井愛子
出身地:大阪府吹田市
身長:152cm
靴のサイズ:21.5cm
血液型:AB型
星座:さそり座
趣味:入浴、寝ること
特技:水泳、ピアノ、絵(桜の時のCDのジャケットの絵、aiko作)、犬の遠吠え♪
好きな服:古着
職業:シンガーソングライター
ジャンル:JーPOP

aikoさんがいつまでも可愛らしい秘訣は、身長や靴のサイズからみても分かるように小柄なことや古着が好きで、洋服や小物や髪型のセンスの良さ、趣味や特技などにも表れているのではないでしょうか?
歌番組などを見ていても「メロディー、歌詞、歌声、パフォーマンス、衣装」すべてが絶妙なバランスでシンガーソングライターaikoの世界観を作り出しているように感じます。

aikoが私たちに恋の歌を届けてくれるようになるまでの道のり

aikoさんがシンガーソングライターとしてデビューするまでのポイントをまとめてみました。
一口にデビューと言っても、それまでの道のりは人それぞれ違いますよね。
まずは「シンガーソングライターaiko」が誕生するまでの軌跡を見てみましょう。

①小学生高学年の頃からの一時期に家庭の事情で親戚の家で過ごすし、この頃から歌手を目指すようになる。

②高校生になると、幼少期から習っていたピアノで作曲を始め、高校卒業まで友人とバンド活動をする。

③1995年、19歳の時に出場したコンテスト「TEENS' MUSIC FESTIVAL」で自身で作詞作曲した「アイツをふりむかせる方法」を披露しグランプリを獲得する。

④1996年、大阪音楽短大卒業後の4月からfm osaka「COUNTDOWN KANSAI TOP40」のパーソナリティとなり、短大の卒業制作として友人と制作した「ドーテイオミニバスCD Vol.1」を発売する。

⑤1996年10月に出場したコンテスト「The 5th MUSIC QUEST JAPAN FINAL」で椎名林檎らと共に優秀賞を受賞する。

⑥1997年、コンテストに出場していたaikoに目を付けたポニーキャニオンの音楽プロデューサーから連絡が入り、12月20日、インディーズアルバム「astral box」をを発売する。

⑦1998年、aikoの元に映画「新生トイレの花子さん」の主題歌の話が入り、「あした」でメジャーデビューする。

出典:http://ja.wikipedia.org

aiko好きなアーティスト、aikoの曲のルーツ!?

aikoさんの好きなアーテイストを集めてみました。
aikoさんがシンガーソングライターになりたいと思ったきっかけや曲作りに影響を与えているのでしょうね!

・KAN(日本のシンガーソングライター)代表曲=愛は勝つなど
・Carole King(アメリカのアーティスト)代表曲=Tapestryなど
・Jacson 5(アメリカの男性グループ、マイケルジャクソンが幼少時に所属していた)代表曲=AGCなど
・Billy Joel(アメリカのシンガーソングライター)代表曲=Piano Manなど
・Stevie Wander(アメリカのミュージシャン)代表曲=I Just Called to Say I Love Youなど

出典:http://www.hmv.co.jp

好きなアーティストとしてKAN、Carole King、Jackson 5、Billy Joel、Stevie Wonderなどをあげている。これはAIKOの音楽を紐とく上で大事なこと。KANのような素直な歌詞の表現、Carole Kingのような感情を込めた歌唱法、Jacson5やBilly Joelのメロディーセンス、ポップスとしての最高峰Stevie Wonderに憧れるのもうなづける。そしてそれらをブレンドさせて、今のAIKOがいる。

出典:http://www.hmv.co.jp

このような情報もありました。
aikoさんの曲と合わせてaikoさんの好きなアーティストの曲を聴いてみるのも、aikoさんの曲を違う角度から聴くことが出来ておもしろいかもしれませんね。

aikoの唯一無二の曲の秘密!

 彼女がよく使うコードの中で、“aikoっぽい曲展開”だと感じさせるものは、『6度のメジャー』です。Cメジャーなら『ラ・ド・ミ』ですが、これが『ラ・ド#・ミ』になる、ということです。 
これは、それまでの展開から少し意外な響きを挟んで次の展開へと渡す際によく使われるコードですが、聞き心地が重要なポップスではそれほど多くは登場しません。通常、6度はマイナーコードで、暗くて落ち着きのいい響きとなり、とても“おいしい”からです。しかしaikoさんは、フックをかけるときに6度メジャーを多用します」
 例えば「カブトムシ」なら歌い出し6小節目の「悩んでる体が熱くて指先は凍える程冷たい『どうした はやく言ってしまえ』」の「ってしまえ」の部分がこれに当てはまるという。
突飛なコードを使う場合はメロディの動きで中和することで違和感を覚えさせないように整え、使い古されたコードを使う場合はその上に一般的でないメロディを乗せて、“aiko的な歌”を作っているのです。
 「夏の星座にぶらさがって」など独特な発想で綴られた歌詞も魅力のひとつであるaikoだが、メロディメイカーとしての実力もかなりのものと言えそうだ。

出典:http://realsound.jp

なるほど~!こういう秘密があったんですね!
独特なメロディーライン、耳に残るi印象的な音程、想像が膨らむ歌詞の世界など、すべてがaikoさんの歌声と溶け合って心地良くも切なさや儚さを感じ、心をを掴まれてしまうようですね。

この人もaikoの曲の虜になった!音楽業界で活躍するすごい人達!

 キャッチーな楽曲で幅広い層に受け入れられているaikoだが、音楽業界内からの評価も高い。例えば松任谷正隆は、自身が司会を務めていた音楽番組『FUN』にて、「カブトムシ」を絶賛。人生で初めて購入した邦楽CDであることを明かしている。ジャズミュージシャンの菊地成孔も、初めて「くちびる」を聞いたときに身動きがとれないほどの衝撃を受けたという。また、『SMAP×SMAP』にaikoがゲスト出演した際には、木村拓哉に「曲、くれよ!」とねだられたこともあった。

出典:http://realsound.jp

第一線で活躍し続けている方たちに、ここまで言わせてしまうなんて、aikoさんの曲の素晴らしさを改めて感じます。

ジャズから摂取したコード進行を多用する傾向があり、日本のジャズミュージシャン菊地成孔も高く評価している

出典:http://ja.wikipedia.org

菊池成孔さんが自身のラジオ番組でaikoさんのことを絶賛していました。
「ブルーノートが日本で1番上手い、血肉化している、体に入っている、そういう意味では本物のブルースシンガーとも言えると思う。」
「例えば、OLさんがaikoさんの曲が好きだからと言っても、正確には歌えないと思う。えぐいブルーノトが必ず曲の中に入ってるんで。」
と熱く語っていました。
【ブルーノート】・(ミ)(ソ)(シ)を半音ずつ下げたもの。
         ・菊池成孔さんいわく、ジャズやブルースで使われるソウルフルな音楽の節まわし。

ジャズのコードを取り入れていることが、aikoさんの曲の特徴とオリジナリティーに繋がってるようですね。
そして何といっても、aikoさんの歌唱力に尽きますね。
ジャズにはたくさんの種類があるので、aikoさんのそれぞれの曲に様々なジャズの要素が入っていると考えると、aikoさんの曲を聴く楽しみ方がまた増えますね。

切ないバラード曲を紐解く

「カブトムシ」~今という時の中で精一杯に恋する気持ちと向き合う切ない曲~

aiko 『カブトムシ』

曲のエピソード

本来夏の虫であるカブトムシを、aikoが冬の虫だと思っていたため、冬の曲である。

出典:http://ja.wikipedia.org

「悩んでる体が熱くて 指先は凍えるほど冷たい」
この歌詞から寒い季節ということがわかりますね。
カブトムシを冬の虫と思っていたaikoさんは天然なのでしょうか?
天真爛漫な感じのするaikoさんらしいエピソードですね。

aikoは「カブトムシは昆虫では1番強いとされる存在だが、甲羅1枚剥がすだけで柔らかくなって脆くなり、実は寂しい昆虫ではないか」と捉え、自分を守るためでもあるが虚勢を張って恋する自分をカブトムシにたとえて歌っている。

出典:http://ja.wikipedia.org

・“どうした はやく言ってしまえ”そう言われてもあたしは弱い
・少し背の高いあなたの耳に寄せたおでこ
甘い匂いに誘われたあたしはかぶとむし

出典:http://ticketcamp.net

このような歌詞から、aikoさんが弱さを守るために強く見せようと頑張っている自分を、カブトムシに例えたというエピソードを感じることができますね。

曲のオススメポイント

aikoさんの好きな曲はと聞かれたら『カブトムシ』と答える方も多いのではないでしょうか?
恋をする醍醐味がぎゅっと詰まっているような曲だと思いませんか?
「わたしをカブトムシ」「あなたを甘い香り」に例えているところがaikoさんらしい可愛くてPOPな表現ですね。
曲に登場する「わたしとあなた」の関係性を明確していないので、聴く人の心の違いによって、片思いにも両想いにも失恋にも、恋模様が変わる恋の万能ソングではないでしょうか。
「わたしのあなたに対する募る想い」が軸になって描かれていることで切なさや恋しさを強く感じることができますよね。
「気温、時間、季節、風景」 「感覚や動きの描写」「体の特徴、体温、香り」などに焦点を当てて描かれていることで、まるでこの曲の世界に居るような臨場感があり、
聴き手と聴き手が心に思い描く相手が、この曲の主人公になるような感覚を感じられるのではないでしょうか。
『カブトムシ』が、aikoさんの代表曲の1つになったのは、このような歌詞の世界観と、ピアノの音色をベースとした、マイナーコード中心の切なさを感じるメロディー、
そして「aiko節」とも言える曲の要所要所で半音下がったり上がったりする歌い方、
最後の「生涯忘れることははいでしょう~♪」というaikoさんの高音の伸びやかな歌声などが人気のポイントになっているのではないでしょうか。

KissHug~夏という季節がより切なさを感じさせる、時の流れと想いが重なり合う曲~

aiko 『 KissHagg』

曲のエピソード

・井上真央主演の「『花より男子F(ファイナル)」の挿入歌で、映画の挿入歌となるのは初となる。
・映画のために書き下ろし、別名「つくしのテーマ曲」と題した曲でもある。
・aiko曰わく「kisshug」とは、当時まわっていたツアー「Love Like Pop Vol.11」にて販売されていたTシャツに「×○×○」と書いてあり、これが『キスハグキスハグ』を意味していたという。  
・英文の手紙末尾などによく使用される(×はキス、○はハグを意味している。)

出典:http://ja.wikipedia.org

aikoのインタビューを読むと、長く付き合ってきた恋人同士の曲で、
今でもあなたのことを愛しているし、今でもドキドキする。
という内容の曲らしいです。「キスとハグは、恋人同士にはセット」っていう。
変わってしまったこともあるけど、あなたへの想いはずっと変わっていない。
あなたに恋していた夏を思い出すけど、
今もこうして同じ季節を一緒に過ごしている。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

そうだったんですね。
「えっ!失恋の曲じゃないの?忘れられない人との情景を思い出してる曲じゃないの?」
と思っていた方も多いのではないのでしょうか。
感じ方は人それぞれ違うって当然!
だから、楽しい!「音を楽しむ」と書いて「音楽」ですもんね!

雑誌で「You love」はあなたは私が好き?「I love」は私はあなたが好きという意味合いがあるとaiko本人が語っていたのを見た記憶があります。
「You love」には「あなたの影(ゆらゆら)」「あたしの言葉(you love)」二つの意味を込めているみたいです。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

歌詞を見ずに曲を聴くと「You Love」ではなく「ゆ~ら~、ゆ~ら~」と聞こえやすいと思います。
この曲を聴いたことのある方で 「だからか~!」と納得できて、すっきりしたという方もいるのではないでしょうか。
初めて聴くという方も、このようなエピソードを知ってから聴くと、より一層この曲の良さを感じられるのでは思います。
さすがaikoさん!言葉の響きの演出が素敵過ぎます。

曲のオススメポイント

この曲は特に、前奏がイイ~!!
ピアノの黒鍵を多用した寂しげな音色が繰り返されるところが、たまらなく心に響きます。
そして、その前奏からの、
「友達だなんて1度も思った事はなかった あなたに出逢ったその日から」という歌い出しで、ぐっと心を掴まれてしまいませんか?
他にも特にオススメな歌詞を載せておきますね。

・「暑い帰り道に見えなくなるまで 本当に小さくなるまで見ていた」
好きでたまらないということがすごく伝わってきませんか?

・「あなたが好きだったの 今も今も・・・」
過去系の表現の後に、現在進行形の表現をするこの歌詞が、この曲の物語の要なんじゃないかと思います。時の長さと想いの深さを感じさせてくれます。

・「夏髪が頬を切る~」
サビ入りのこの歌詞のインパクトがこの曲の爽やかさと切なさを盛り上げていると思います。

えりあし~また会えた時に誇れる自分でいたいという、切なくも恋の力を感じる曲~

aiko 『えりあし』

曲のエピソード

「えりあし」はaiko自身がシングルの中で特別思い入れのある曲だそうで、
「えりあし」をシングルとしてリリース出来てよかったとか、 よく口ずさむ曲は「えりあし」などと過去に言っているそうです。
ライブのアンコールの最後の最後で急に「えりあし」を歌いだしたこともあります。
アルバム「BABY」の発売記念イベントでも急きょ アカペラで「えりあし」のサビを歌ったこともあるようで、かなりaiko自身思い入れの強い曲らしく実際聴いてて泣いてしまうとか。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

シンガーソングライターだからこそ、こんなにも思い入れが強くなるのかもしれませんね。
素敵なことです。
聴いただけで、一瞬にしてその時に戻ってしまう力が曲にはありますよね。
その時の気持ちに共感する曲を聴くと癒されるという脳内データがあるので、気分に合った音楽を聴きたくなるみたいですよ。
例えば、失恋した時などに悲しい曲や切ない曲を聴きたくなるのは、脳が傷ついた心を癒そうとしてくれているんですね。
akoさんの曲が聴きたくなる訳の1つかもしれません。

曲のオススメポイント

・「ぶったりしてごめんね愛しくて仕方なかった ねぇ泣き真似してごめんね困った顔が見たくて」
この歌詞を聴いて、「うん、分かる~!」と思う方、「だから、あの時あんなことしたり、言ったりしたんだ~!」と思う方がそれぞれ居るのではないでしょうか。
aikoさんの曲が性別や世代を超えて愛される訳は、このように素直でまっすぐな歌詞が共感されるからではないでしょうか。
他にも特にオススメの歌詞を載せておきますね。

・「季節に逆らい想い続けて今もあなたを好きなままよ」
・「真っ直ぐな優しさに胸は痛いと言った  輝くあなたの希望に胸は痛いと言った」
・「五年後あなたを見つけたら背筋を伸ばして声を掛けるね」
・「1度たりとも忘れたことはない少し伸びた【襟足】を あなたの下手な笑顔を」

歌詞の【この部分】を取って曲名にしているところも、勝ってながらaikoさんの曲の魅力だと感じずにはいられません。

エピローグ...

いかがでしたでしょうか?
aikoさんとaikoさんの曲の世界をほんの一部にすぎませんが紹介させていただきました。
aikoさんの素敵な恋の曲は、まだまだたくさんありますので、よかったら聴いてみてください。
これからも、明るく朗らかな可愛らしい姿と、心に寄り添い恋する力をくれる曲を届け続けてほしいと思います。

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