ヘアカラーの色選びってどうやるの?自分に似合う色を見つけよう!
2017/04/30
セラフィム
2016/08/09 更新
ヘアカラーを色見本で選んで染めたのに、どうも思っていた色と違う、という事ありませんか?折角染めたのに何だかしっくりこずモヤモヤ・・・でもなぜ色見本とこんなに色が違うんでしょうか?今回はその理由とあなたに似合うヘアカラーの選び方をご紹介します!
美容院ならきっとどこにでもある色見本。あなたは見たことがありますか?
ヘアカラーを決定する時、この色見本があれば髪の色をイメージしやすく、とても便利です。でもこの見本通りの色にならないこともしばしば・・・
でも一体なぜそんなことが起こるんでしょうか?その理由について今回はご紹介します!
ヘアカラーはその人の印象を左右する重要なパーツです。ヘアカラーだけでかわいくすることも、大人っぽい雰囲気にすることも可能なんです。
それだけ大切なヘアカラーには番号が付いています。その番号別に実際目で見てわかるように作られているのが色見本です。基本的には美容師さん以外にはあまり関係ないものですし、色見本を見たことがない方もいらっしゃるかもしれませんね。
会社によっては従業員のヘアカラーを就業規則に指定を付けているところもあります。例えば「ヘアカラーは1番から8番までとする」というように。そこで初めてヘアカラーの色番号や色見本の存在を知ることになった方もいらっしゃいます。
実はヘアカラーの色見本、美容師さんでなくとも一般の方でも店頭や通販などで購入することができます。ちなみにヘアカラーの色見本は「カラーチャート色見本」という名称で、人の髪の毛と人口の髪の毛のものがあります。また紙に印刷した印刷物の色見本もあります。
使い方としては、実際に自分の髪の毛にヘアカラーの色見本を当ててみて、色味を確認してみます。これをしないと、ヘアカラーの色を決めるのに当たり外れの賭け事になってしまいます。
また色見本は色を決める時には重要なトーンで色分けされていることが多いです。トーンとは、明度と彩度を複合した色の表し方の事です。(ビビッドトーン、ダルトーン、ダークトーン等)ヘアカラーでは1~10トーンまでで表現されることが多いと言われています。
これはあくまでも日本の話ではありますが、日本ではヘアカラーの数値をレベルで表現されることが多く、日本人は8レベルが似合うと言われています。
ヘアカラーの色味にはどのような種類があるか、大きく三種類に分けて見ていきましょう。
まずは「ナチュラル系」です。
ブラウン系とベージュ系があり、その名の通り自然な色合いなので初めてヘアカラーに挑戦する方も選びやすいです。
ヘアカラーで悩んだらナチュラル系の色見本を参考にするといいかもしれません。
一番シンプルでオーソドックスな色なのでどんなファッションにも合わせやすい色です。
明るめのブラウンなら若々しい印象になりますし、暗めのブラウンは大人な雰囲気を出せたりもします。
また、他の色との組み合わせやすいので様々な色を表現可能です。
多くの人から好まれる万能な色ですね。
ベージュはブラウンよりも赤の要素が少なく、明るい印象の色です。
ナチュラル系でありながら透明感を出せるのでブラウンより少し垢抜けた印象になります。
ベージュはシンプルに大人っぽさ、ピンクベージュで女の子らしさ、など様々な雰囲気を出せるので万能な色です。
暖色系のヘアカラーは名前の通り暖かさのある色でどちらかというと可愛らしい色が多い印象です。
レッド系、ピンク系、パープル系など主に赤みがかったものが分類されます。
使い方によって可愛らしさだけではなく大人っぽさも演出することが出来るので幅広い年齢で使えます。
赤い髪というとパンク系という印象もあり、なかなか挑戦しにくいと思ったりしますよね。
ヘアカラーにおける暖色系は色の明るさや入れ方で印象が大きく違います。
暗めの赤にすれば派手すぎず落ち着いた大人の魅力を出すこともできますよ。
色見本をしっかりと参考にして年齢やスタイルに合った素敵な赤色を選びたいですね。
こちらも明るめのピンクは若くてエネルギッシュなイメージになりますし暗めのピンクはエレガントなイメージになります。
華やかな色にすることで気持ちも明るくなるのでイメージチェンジを考えている方はピンク系を選ぶのもいいかもしれません。
パープルも一見挑戦しにくい色ではありますが暖色系でありながらクールなイメージにも出来ますし上品な色合いも出せるので個性を出しやすい色といえます。
気になるけど不安な方は暗いパープルから試してみるといいかもしれません。
暖色系に対して寒色系は名前の通り寒い印象を与える色のことです。
青みがかった色や、緑がかった色などのことで、クールで大人っぽい印象になります。
アッシュ系、マット系、グレー系と少し名前がわかりにくいですがそれぞれ説明します。
アッシュ系は説明が難しいですが青を含んだグレーとというのが近いと思います。
透明感やツヤのある落ち着いた印象になりますが元の髪色によって仕上がりが異なってくるので色見本だけではなく美容師さんと相談して決めるのがおすすめです。
アッシュ系が青みがかった色だったのに対してマット系は緑がかった色のことです。
暗めのマットカラーにすることで目立たないながらも黒髪より柔らかい印象にできるので職場の関係で「ヘアカラーに興味はあるけど目立つとまずいし・・・」という方にもおすすめのヘアカラーです。
最近は「グレージュカラー」が人気です。
グレージュとは「グレー」に「ベージュ」を混ぜ合わせたようなヘアカラーのことで、透明感のある色になります。
暗めのグレージュは主張しすぎないので自然な魅力を引き出してくれる今注目のヘアカラーです。
ヘアカラーの色見本ととても重要な関係があるのがパーソナルカラー。自分に合う色はパーソナルカラーでわかります。このパーソナルカラーを知っているのと、知らないのでは、ヘアカラーで髪色を決める時にも、染めた後でも違いが出てしまいます。
このパーソナルカラーは思っている以上に重要で、顔の近くに似合う色を持ってくるだけでお肌の透明度が増します。また健康的で生き生きと見え、瞳も輝いて見えるんです。これはヘアカラーだけでなく、化粧や服にも生かすことができます。
このパーソナルカラーは、元々の髪色や肌の色、目の色に眉毛の色等から似合う髪色を探し出します。髪は顔の輪郭に沿って生えていますので人の印象に大きく影響します。という事はヘアカラーも重要という事はわかっていただけると思います。
例えば、自分の好みとしては明るいブラウンが好きであっても、パーソナルカラーとしては暗めのブラウンだったとします。その場合はヘアカラーは好みでなくともの暗めのブラウンで染めた方が他人から見ても似合うと思われるし、肌がきれいに見えるということです。
パーソナルカラーを調べる「パーソナル簡易診断」というものもあります。先ほどご紹介したポイントを基にいろんな色の布を顔の近くに合わせながら似合う色とそうでない色を判断するんです。
パーソナルカラーは、専門家に診断してもらうこともできますが、ネットなどで簡易的に確認することもできますので、是非一度診断してみることをお薦めします。
さて、ヘアカラーの見本色を実際に髪に当ててみて色番号を決めて、美容師さんと相談しながら染めても、なんか違うという事がありますよね。その原因で一番大きいのは光の環境です。つまり、どの光の環境の中でヘアカラーを見るかで見え方に微妙な差が出るのです。
これは髪だけではありませんが、光の種類によって見え方は意外と違います。例えばオレンジ系の色に染めても、蛍光灯の光の下では赤身が削られて黄色味よりに見えます。
具体的に言うと、蛍光灯はグリーンのような色で赤身が削られます。自然光だとイメージ通りに見えることが多いです。ただ室内よりも明るく、派手に見えることもあります。白熱灯の光は全体的に黄色味が増して見えるそうです。
今は少なくなっていますが、オレンジ色の照明のトンネルがあります。そのトンネルに入ると、青い色が薄い黒色に見えてしまうことあります。それもこれが原因です。
自分のヘアカラーを、どういう環境で見えるのかを意識する必要があるという事です。例えばオフィスや自宅の部屋で蛍光灯の下にいる時間がほとんどなのに、ヘアカラーの色見本で髪色を決めたのが、自然光を意識して明るく造られている美容室の中で決めると違いが出てしまいます。
「あれっ?思った色と違う...」ということになるのはこれが原因。ヘアカラーが色見本と同じにならない理由です。わかっていただけたでしょうか?
ヘアカラーを自分でするという方も多いですよね。ヘアカラー液をドラッグストアなどで購入する際はさらに注意が必要です。
ヘアカラー液にはオシャレ染用途と白髪染め用途の2種類あります。白髪がきれいに染まるような染料の配合になっているか、いないかの違いです。具体的には白髪染め用途のヘアカラー液には黒から茶色系の色が加えられています。
なので、オシャレ染用途に白髪染め用のヘアカラー液を使うと仕上がりの色合いが暗い色合いになってしまいます。逆に白髪染め用途にオシャレ染用のヘアカラー液を使うと仕上がりの色合いが明るい色合いになり、落ち着きのない色になってしまいます。
商品の箱の印刷された色は、もちろん色見本なのですが箱の紙質や印刷のインクの質で実際の色合いと異なると考えた方が良いです。
店頭のヘアカラー液の商品陳列棚は、ヘアカラーの色見本サンプルが置いてあることが多いですよね。必ず色見本サンプルで確認しましょう。できれば誰かと一緒にいって、色見本サンプルを髪の毛に当ててみてもらいながらどの商品のどの色にするか決めるのが一番です。
STEP1. 色選び(トーン/色/色落ち)|失敗しないヘアカラーのコツ
ぜひこの動画も参考にしながら探してみてくださいね!
美容師さんは専門家で、しかも業務用の色見本と染色液をお持ちなので安心ですが、自分のパーソナルカラーと、どういう光の環境下での髪色の見え方を一番に考えたいのかを伝えます。
美容師さんは色見本通りの色にしてくれるだけでなく、髪のダメージまで計算してカラーリングしてくれます。なんでも染料の塗り方のスピードまで変えるとのことです。
また、大切なことは美容師さんに遠慮しないこと。その分の対価はキチンとお支払いするのですから思うような色にしてほしいと要求するのは当然のことなので遠慮なく要求しましょう。その際は色見本も見せてもらうようにすると良いですよ!
また季節に合った色合い、結婚式に出席するために染めたい、などの希望も伝えるようにしましょう。美容師さんはプロですので、自分ではとてもできない驚くほど映えるカラーリングをしてくれます。
いかがでしたか?
思い通りの色にするコツは髪を染める際は自分の髪に色見本を当て確認すること。また髪色は光によって見え方が変化しますので、ヘアカラーの色見本から決める際は、どういう場所での見え方を一番意識するかを遠慮せず美容師さんに伝えましょう。
好みのヘアカラーとパーソナルカラーの色が違う場合もありますので、事前に確認しておいて美容師さんと相談しながら、あなたにぴったりのヘアカラーを見つけてくださいね!
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