記事ID27649のサムネイル画像

    髪を脱色してキレイに明るくする方法と脱色後のダブルカラーについて

    髪を脱色して、明るくしようと思っている人に、脱色について、あれこれ教えちゃいます。髪を脱色するということとヘアカラーとの違いや、脱色するために用いるブリーチ剤の仕組み、パウダーブリーチやダブルカラーなどについて調べてみました。

    髪を脱色すれば好きな色に染められる

    髪を脱色すれば、好きな色を入れることができます。全体染めや、部分的、毛先のみなど、色々な脱色があります。

    脱色で外国人風の髪色にも出来るので、自分で出来る脱色方法を紹介します。

    初心者にも挑戦しやすい簡単な脱色方法

    グラデーションカラー

    初心者さんにもチャレンジしやすいグラデーションカラー。毛先のみなので、ショートの方からロングの方まで、失敗の少ない脱色方法です。

    毛先に液を塗り、アルミホイルで包んで脱色していきます。肌が荒れてしまうので、手袋は必須です。市販のブリーチ剤には手袋も付いているものもあります。

    脱色をして髪の色を抜いたら、後は、好きな色を入れることができます。髪には相当負担がかかるので、トリートメントを忘れずに。

    毛先だけを脱色して、グラデーションを作るやり方を説明しています。参考になるので、ぜひご覧下さい。

    髪を脱色して自然にキメる方法

    インナーカラー

    インナーカラーなら、悪目立ちすることなく、自然とお洒落なヘアスタイルが作れます。髪をまとめると、違ったニュアンスにもなり、個性的でお洒落な髪型になります。

    黒髪のインナーカラーに、黄色味のあるブラウンは存在感があります。脱色で置く時間をコントロールすれば、脱色だけでも出せる色です。

    髪を白っぽくなるまで脱色します。白まで脱色できれば、淡い色もキレイに染まるようになります。白まで脱色すると、髪はだいぶダメージを受けますので、部分的ならチャレンジしやすいですね。

    インナーカラーは表面の髪を残し、内側の髪だけを脱色してから着色する方法です。塗布する部分が少ないので、短時間で、失敗も無く、染めやすいです。

    髪の脱色とインナーカラーのピンクを入れています。とても分かりやすいので、参考にしてみてください。

    インナーカラーをアレンジした髪型

    インナーカラーは髪を結ぶと、奥行きや立体感が生まれ、独特のヘアスタイルになります。一色の時よりお洒落感がアップしますね。

    黒髪と赤のコントラストがお洒落なヘアカラーです。脱色をして、赤を入れると、赤の色がキレイに出ます。

    脱色なしに向いているヘアカラー

    アッシュのダークカラーならブリーチなしでも染められます。ブリーチをしないヘアカラーだと、明るい色を出しづらいですが、ダークカラーはキレイに入り、脱色をしていないので、髪が痛みづらいというメリットがあります。

    赤みのかかった茶色などは、ブリーチなしでも染めることが出来ます。ヘアカラーの部分は脱色よりも退色が早いですが、髪質や髪のケア状況により、個人差があります。

    ヘアカラーは、『脱色』+『色素を加える』ことを同時に行っているため、ブリーチに比べて明るくなりにくいのですね。

    ブリーチは脱色のみ

    ブリーチは、色素は加えず、ただ脱色しているだけなので、明るくしやすいのですね。ヘアカラーの色をそのまま出したい場合は、脱色が必須になります。

    脱色をした後の髪は、白いキャンバスに絵の具を付けるのと同じなので、好みの色をそのまま入れることが出来ます。

    それでは、ブリーチについて詳しく見て行きましょう。

    自分で髪を染めるなら、まず脱色しよう

    Beauteen ベースアップブリーチ

    ¥548(税込)

    好きな色を入れる前に、髪の色を抜く脱色剤です。髪の量が多い、ロングの方は1本では足りない場合もあるので、注意してくださいね。

    ビビッドホイップハイブリーチ

    ¥1,490(税込)

    サロン専用ブリーチ剤です。強力なブリーチ剤ですので、脱色が始めての方でも、色を抜きやすいです。ロングの方は2本買いをオススメします。

    髪を脱色するために使うパウダーブリーチとは?

    ミルボン パウダーブリーチ

    ¥4,374(税込)

    美容室で使われているブリーチ剤で、500gと大容量です。髪が痛みにくく、脱色が早いと評判の脱色剤です。

    市販されているブリーチ剤は、1剤がクリームタイプですが、ヘアサロンにあるパウダータイプは中身が少し違います。サロンで使われている商品なので、髪が痛みづらくなっています。

    ヘアサロンがパウダータイプを使う理由

    パウダーブリーチは、クリームタイプのものに加えて過硫酸塩という成分が配合されているので、通常のクリームタイプのブリーチ剤よりも、かなり脱色力が強くなっている為です。保存上の問題から、パウダーになっているのです。

    パウダータイプのブリーチ剤は、脱色力や刺激がかなり強いため、ヘアサロンでの取り扱いになっています。お肌がデリケートな方は注意が必要です。

    パウダーブリーチは通常のブリーチが1回で明るめの茶色までしか明るくならないのに対し、黄色ぐらいまで明るくすることができますが、クリームタイプに比べて非常にムラになりやすいので、慣れるまでは、インナーカラーやメッシュで使う事をオススメします。

    これくらいの髪色にする為には、最低でも、2~3回の脱色は必要なのですね。回数を重ねる場合は、時間を置き、トリートメントでしっかりケアする事をおすすめします。

    髪を脱色出来たら、ダブルカラーに挑戦しよう

    ダブルカラーとは、髪の毛を1度ブリーチして明るくし、その上にヘアカラーをすることです。そうすることで、色を鮮やかにハッキリと表現することができます。

    髪を脱色できれば、はっきりした明るい色をキレイに見せることが出来るので、一色だけでなく数種類のカラーを入れて楽しむこともできます。

    インナーカラーとしても楽しめます。毛先のグラデーションカラーも、全体を脱色しておくとまた違うニュアンスのグラデーションヘアになります。

    髪を脱色した時の色の変化

    髪は脱色する度に、徐々に漂白されて、白っぽい色に近づいていき、入れる色の出方が変わってきます。脱色を続けると、髪のキューティクルの破壊によりツヤが失われていくので、トリートメントが重要です。

    髪の毛を脱色すると、元々あるメラニン色素が漂白されて、やればやるほど白い毛に近づいて行きます。脱色すると黒⇒茶色⇒赤茶色⇒オレンジ⇒黄色⇒白と変わっていきます。

    個人差もありますが、髪は1度に白髪になるわけではなく、段階を経て、徐々に脱色されていきます。

    【おまけ】ビールやオキシドールで脱色できる?

    ビールやオキシドールでも脱色できると聞いたことがはありませんか?実際のところは、どうなのでしょう。

    オキシドールは確かに脱色できますが、ただ塗っただけでは脱色せず、塗ったままドライヤーで熱を加えていかなければなりません。その為、市販のブリーチ剤の数倍髪が痛みますのでオススメできません。

    ビールで髪を脱色できる実験した方が動画で紹介しています。結果が気になる方はチェックしてみてくださいね。

    髪の脱色 まとめ

    いかがでしたか?

    脱色についてご紹介してきましたが、参考になったでしょうか?髪や頭皮を痛めないように、上手に脱色して、様々な髪色を楽しんでみて下さいね!

    TOPへ