2016/08/04
峯
絵になる男、斎藤佑樹。
持っている男、斎藤佑樹。
背負っている男、斎藤佑樹。
名言を集めたら一億円の年俸をあげたくなる男、斎藤佑樹です。
高校、大学とスターの風格を感じさせる活躍を繰り広げた斎藤佑樹。ドラフトは当然1位で日本ハムに入団しました。
テレビにも引っ張りだこ、まだプロで1球も投げないうちに活躍が当然と言わんばかりの扱いをされていましたね。本人もどこか浮ついていたのか、当然活躍して年棒もどんどんアップする未来を描いていたのでしょう。
ちょっと調子乗ってしまった斎藤佑樹。
これがポルシェカイエン。
2009年の中古で約1290万、新車で2300万円。
今の年俸ではちょっと厳しいですね。せめて一億円プレーヤーにならないと乗って維持をするのが大変そう。
しかし、プロ入り後の斎藤佑樹は周囲も自分も思っても見なかったような成績で、年俸も思ったほど上がらない現状を向かえています。
このブロックでは、そんな斎藤佑樹のプロ入り後の年俸の推移を成績とともに振り返ってみましょう。
2011年 6勝6敗 投球回 107回 防御率 2.69
2012年 5勝8敗 投球回 104回 防御率 3.98
2013年 0勝1敗 投球回 4回 防御率 13.50
2014年 2勝1敗 投球回 26回 防御率 4.85
通算成績 13勝16敗
見やすくするために一部改変し体裁を整えています。
まだ買える年俸ではありませんな。
2015年 2500万円 北海道日本ハムファイターズ 18
2014年 2800万円 北海道日本ハムファイターズ 18
2013年 3500万円 北海道日本ハムファイターズ 18
2012年 3000万円 北海道日本ハムファイターズ 18
2011年 1500万円 北海道日本ハムファイターズ 18
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斎藤佑樹が大学進学を選択したころ、夏の甲子園でのライバル、田中マー君はプロ入りを決めていました。野村監督の下、プロとしてのキャリアをスタートしたマー君、まだ斎藤佑樹は大学生だった4年間、マー君の年俸はどんな推移を描いたのでしょう。
2007年 11勝7敗 投球回 186.1 防御率 3.82 新人王
2008年 9勝7敗1S 投球回 172.2 防御率 3.49
2009年 15勝6敗1S 投球回 189.2 防御率 2.33
2010年 11勝6敗 投球回 155回 防御率 2.50
2011年 19勝5敗 投球回 226.1回 防御率 1.27 沢村賞
2012年 10勝4敗 投球回 173回 防御率 1.87
2013年 24勝0敗1S 投球回 212回 防御率 1.27 沢村賞
通算成績 99勝35敗3S 防御率 2.30
体裁を整えるために一部改変
2014年からはヤンキースにポスティング移籍。初年度から13勝を上げ、時代のエースとしての期待も高まっています。
2007年 1500万円
2008年 6000万円
2009年 9500万円
2010年 1億8000万円
2011年 2億円
2012年 3億2000万円
2013年 4億円
一部改変
上記にある斎藤佑樹の年俸、比べようもありません。もしも斎藤佑樹が高卒でプロ入りしてもこれだけの成績を残せたのか?それは分かりませんがきっとここまではできなかったのではないでしょうか。
もはやライバル関係とはいえない、と言うよりも夏の甲子園で投げ合っただけの関係だったことに気づいてしまいましたね。マー君と斎藤佑樹、今後はライバルとして語る必要はありません。
斎藤佑樹、2011年にプロ入りです。その年の同期には巨人澤村、西武大石など大学野球の即戦力と言われる選手が同じく入団しています。どちらの投手も評価は一級品でした。大石はその中でもナンバーワン評価であり、6球団の競合の末西武に入団しました。
2011年 11勝 11敗 防御率 2.03 1500万円
2012年 10勝 10敗 防御率 2.86 5200万円
2013年 5勝 10敗 6H 防御率 3.13 6500万円
2014年 5勝 3敗 防御率 3.72 6000万円
2015年 年俸 4800万円
2015年からは抑えとして活躍しています。
年俸の推移も順調ではありますね。巨人だからかもしれませんが。
このブロックでは大学野球の即戦力投手3人のプロ入り後の成績と年俸を見てみたいと思います。伸び悩みやケガなど、三者三様のプロ入り後を歩んできた2名と斎藤佑樹を比べてみましょう。
2011年 登板無し 1500万円
2012年 1勝1敗 2.75 1500万円
2013年 0勝5敗8S 6.38 1600万円
2014年 登板無し 1800万円
2015年 1400万円
ある意味では一番崖っぷち。肩の故障からなかなか復活できません。
2015年にブレイクしたパリーグの打者2名。どちらも実は2011年入団、しかも大卒の打者です。秋山は最多安打、柳田はトリプル3の期待が掛かっています。
このブロックではこの2名のプロ入り後の成績と年俸、今年の活躍から予想される年俸を考えつつ、斎藤佑樹の今年の年俸も予想してみましょう。
2015年、突然の大ブレイク。3割を大きく越えて最多安打の更新も視野に入れての大活躍です。15年度の年俸は6200万円ですが、オフの契約更改では倍増以上、1億5千万以上は期待ができそうですね。
2011年 110試合 安打66 打率.232 長打率.317 出塁率.285 1200万円
2012年 107試合 安打118 打率.293 長打率.404 出塁率.343 1800万円
2013年 144試合 安打152 打率.270 長打率.408 出塁率.334 3500万円
2014年 131試合 安打123 打率.259 長打率.360 出塁率.356 6500万円
2015年 6200万円
すでに一億円プレーヤーに手を掛けている柳田選手。ソフトバンクの年俸の上がり幅は半端ではありません。トリプル3達成の暁には2億も夢ではないのかも? 現実的には1億6~8千万程度でしょうか。
・2011年 1200万円 率.000 本0 点0
・2012年 1200万円 率.246 本5 点8
・2013年 1800万円 率.295 本11 点41
・2014年 3200万円 率.317 本15 点70
・2015年 9000万円
2015年の斎藤佑樹は先発の谷間的な扱いで始まりました。投げては2軍というルーティーンで、6月からは中継ぎへの配置転換。そこそこの投球をしたと判断されたのか、8月からは先発へと戻っています。
成績としては未勝利で2敗と言葉も出ない成績ですが、14年よりは希望が見えているシーズンです。年俸は現状維持をベースに、微増、微減もありえそうです。
2012年、右肩の関節唇損傷という選手生命を危ぶまれるほどの故障が発覚した斎藤佑樹。フォームの改造など、プロ入り後は今までの自分との決別も求められる苦しみも味わっています。
これからの斎藤佑樹は新しい自分を作りあげることができれば、復活も夢では無いと思います。
今回は斎藤佑樹という選手を年俸中心に考えてみました。プロ入り前に車や土地の話しさえしなければこんなに茶化されることも無かったのかもしれない斎藤佑樹。成績も年俸も伸び悩んでいる今、全てがネタになっています。常に周りの期待に応えようとしてきた斎藤佑樹ですから、これからきっと復活をとげ、年俸もどんどん上がると期待せざるを得ませんね。
カイエンと青山の土地を買える年俸をもらえるその日まで、斎藤佑樹への注目は終わることはありません!
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