2015/02/18
somasoma1
木村拓哉
1987年SMAPのメンバーとしてデビューし『Can't Stop!! -LOVING-』でCDデビューする。
1988年(テレビ東京)「あぶない少年III」でドラマデビュー
1994年 日本映画『シュート!』に出演し石原裕次郎新人賞を受賞
1998年 第15回ベストジーニスト(殿堂入り)
善人から犯人や不審人物まで演じれて、人気アイドルグループのメンバーの木村拓哉さん
アイドルでなく役者の木村拓哉は共演していた周囲の人からはどう見られていたのでしょうか?
●脚本家の三谷幸喜
「もともと芝居が上手な方」「あの世代の役者さんの中では群を抜いて才能のある方」
●監督・山田洋次
「抜きんでているんじゃないの?」「天才的なところがある」
●児玉清
「自然に振る舞っているようで、目の動きとかで濃密な演技をしている。そういう心の動きを辿れる、俳優としての大変な資質を持っているんじゃないかと思います。」
木村拓哉本人は
木村拓哉「どんな作品であれ、どんな結果になるかはわからないじゃないですか。だから、一つ一つの現場の人たち(スタッフ・キャスト)を信じるってことだと思います。その人たちがいてくれるから、皆さんに作品を届けることができる。そこだけは変わらないですね」
映画でもドラマでも役が決まるとその役に近づきたいという思いから、役柄の中の自分をまず探す。それが“芝居という作業”なのだ
役柄によっては、どうしてもそれを理解することができず、苦しむこともある。
木村拓哉「疑問を抱いてしまうくらい苦しいと感じるときがあるんですよね…自分自身が認めることができないとそこにいる意味がないのではないかとまで考えてしまう」
でも、苦しみ抜いた先に見つけることのできた、役柄の中の自分が見つけられたときは、心の中でガッツポーズをしているという。
「自分がやりたくてやっていることも他人には伝わっていなくてもどかしいと思うこともあるけれど、人はどんな時も折り合いをつけながら生きているんじゃないかなって思うんです。何が正解かはわからないけれど、そこに近づくための自分を常に探しているのかもしれませんね…」
さまざまな役柄、その中には木村拓哉さんにとっては
演じやすい共感しやすい役とそうでないものとあった事だと思います。
物語の長さや展開によっては強烈に言葉や人物像が印象づけられてしまいます。
この役は木村拓哉と固まってしまう事は演技の幅を狭めてしまいかねません。
悪役も臆することなく挑戦し演じる木村拓哉さんは凄いと思います。
最初はテレビドラマから
2001年にフジテレビで始まったのが最初
HERO (2001年1月 フジテレビ)
型破りで正義感の強い検察官と、一見生真面目だがどこかとぼけたところのある検察事務官のコンビの捜査活動を、同僚検事たちの巻き起こすコメディを交えて描かれた。
HERO 特別版
2006年7月に単発ドラマとして
久利生検事が本編で転勤した石垣島から北海道を経て、山口県の海沿いの企業城下町・虹ヶ浦にある山口地検虹ヶ浦支部に赴任し、そこで起こった殺人事件を担当することを主軸に描かれている。
特別編のラストで、久利生が古巣の東京地検城西支部へ戻ったという設定は、放送当時から何らかの形での続編の存在を窺わせるものであり、実際に映画版の前触れとなっていると共に、特別編のストーリーが映画版での伏線の一つとなっている。
HERO 映画に
2007年9月公開
ドラマで大きく取り上げることはなかった法廷劇が描かれている
6年ぶりに虹ヶ浦から東京地検・城西支部に異動となった検事・久利生公平はある時、目下離婚調停真っ最中の芝山に代わり、芝山が起訴した傷害致死事件の公判検事を任されることになる。早期に決着がつくと思われていたが、容疑者が一転無罪を主張するという事態に見舞われてしまう。その容疑者を刑事事件無罪獲得数日本一の敏腕弁護士・蒲生一臣が弁護し、冷静な法廷戦術で久利生を追い詰めていく。
やがて傷害致死事件の裁判は贈収賄疑惑の今後の展開を左右する裁判として全国民の注目を浴びるようになる。花岡の疑惑を何としても証明したい特捜部。互いを守るためにアリバイを工作する被疑者達。大きな事件を前に浮足立つ城西支部の面々。今までに無い危機を迎えた久利生は、それぞれの思いが絡むこの裁判を前に検事生命を掛けた一世一代の大勝負を仕掛ける。
HERO 第2シーズン
2014年7月
前作の「続編」
東京地検城西支部のメンバーは、新たに着任する検事の話題で持ち切り。事務官の麻木千佳(北川景子)は、新任検事とコンビを組むことになっているので、他のメンバーから注目されていた。
検事の田村雅史(杉本哲太)ら久利生を知らない検事たちは、ジーパン姿に茫然。これからコンビを組む千佳は、軽い目眩を感じる。
着任したばかりの久利生は、早速取り調べを開始。大西の指紋が15年前の宝石強盗犯人のものと一致。しかも、時効成立は3日後に迫っていた。
HERO 映画
2015年7月公開
交通事故死した女性は靴を履いていなかった。小さな不審点と思われた疑問をつき止めようとした久利生検事たちは、その謎の先にネウストリア公国の大使館があることを知る。
外交官特権の壁。さらに、大使館職員の関係する不法行為の疑惑と絡み、久利生に迫る危機。被害者のため、また被疑者のためにも、真実を明らかにしたいと、妨害にも屈せず、粘り強く捜査を続ける久利生たちの執念は国境を超えることができるのか。
1つの作品が最初のドラマが終わった後、その終わり方しだいで続編あるかと期待感はあっても、
年数が経つにつれて期待度が低くなってきます。
それだけにHEROの特別版が放送される。映画版HEROが上映されるそれを作ると決めた時の決定打となるものそれが主人公である久利生公平演じる木村拓哉さんの存在だろうと思います。
ラフなジーンズにダウンジャケット姿の型破りな検察官(検事)
。秋霜烈日章(日本の検察官が付ける検察官記章(バッジ)のデザインに対する呼称。バッジそのものを指す場合がある。)は普段はジーンズのポケットにしまい、検察官の身分を示す際にだけ、ポケットから出して提示する。第2期からはネックレスにし首から下げている。独身。愛煙家。銘柄はマールボロ。
最終学歴は中卒。高校中退後、大検を経て司法試験に合格、希望通り検事に任官した。
最初の任地は青森地検。そこから代議士の汚職事件で沸く東京地検城西支部に異動。
外見や言動、過去の逮捕歴などがマスコミで非難報道され、那覇地検石垣支部に左遷された。
ドラマでは経歴はここまで。
言動や行動に問題があるからそれが衝突の原因となり人づきあいにも上手くいかなくなるケースは、不良化するケースや障害を始めありますが、そういう人達の心は本来素直で優しい事が多いです。
このHEROの久利生公平という人物も助けたい・救いたいと言う素直な気持ちが検事への道へと導いたのか?
ただ持っている気持ちを現す表現がうまくいかない人に伝えるのがうまくできないから結果的に見た目なども世間的イメージと違う事が相まって問題視されてしまったのかなと推測しました。
(HERO特別版)
札幌地検を経て山口地検虹ヶ浦支部へ異動し、11年ぶりに殺人事件が起こった山口県のある町で真相を突き止める。の後、再び東京地検城西支部へ戻る。
警察の仕事は詳しくないですが年数は分かりませんが異動が多いものなのかしらと
HEROのあらすじ等を読んで思った最初の印象でした。
大きな組織になるほどつながりも大事だけどもそのつながりが時には解決とは別の方向に持って行こうとなったり、そういったのに囚われない久利生公平の行動力には驚かされました。
再び東京地検城西支部に着任した久利生は、大西祐二が居酒屋の店員である坂下康明に暴力を振るった傷害事件の取り調べを行うこととなった。取調べを進めるうちに、大西が15年前の宝石強盗犯である可能性が浮上するが、時効成立まであと3日に迫っていた。
HEROの2シーズンを見て写真を相当見比べない限りHERO1シーズンと髪色とか肌の色くらいしか変わりがないのではと言う位で驚きです。
人によっては急激に体重増減や精神状態により変わる人もいますから、
木村拓哉さんはいい年の取り方をしていっているのかなと思いました。
久利生 公平の過去
他の検事には無い独特の視点・洞察力を持ち、「おでかけ」と称されるように、自らも現場に赴き捜査する行動派の検事。
事件の大小にこだわらない考えを持ち、たとえ下着泥棒であろうと納得するまで徹底的に調べ上げる。
その人の心や一緒に残る言葉や出来事は聞くよりも体験して得たものが、より自身にとって響くと思います。久利生 公平にとってその姿勢こそが自らの将来を決めたきっかけであるというのは場所や状況は悪くてもかけがえのない出来事であったでしょう。
検事としてその信念を曲がりなく貫く所などにも
その時の思いが現れてるのかなと感じました。
木村拓哉が続編に出演するのは異例のこと。ドラマであれ、映画であれ、同じ人物を繰り返し演じているのは、『HERO』だけ。
映画の冒頭久利生の部屋が映し出され、彼の寝起きの情景が描かれる。
このシーンの挿入は木村拓哉の発案。「なんでもない」ところから、映画をスタートさせたかった。
木村拓哉「ちょっとこっぱずかしいですね。恥ずかしさがあるっていうのは、きっと、どこかすごく自分に近い部分を晒すのと近いからかもしれないですね」
木村拓哉「久利生じゃなかったらたぶん許されてないんじゃないですかね」
木村拓哉「みなさんがこの作品とコミュニケーションをとってきてくれたから、成立する話」
観客が『HERO』という作品を通して、久利生公平を受容しているから、本作の物語も実現している、久利生の無茶な行動が「許されてきた」からこそ、というわたしたちへの感謝の言葉である。
木村拓哉「特定の人がヒーローということではなく、その場に存在する人、今日で言えば壇上にいる皆や、客席に座ってくださっている皆さんも、その1人ということと、僕は考えています」
14年間変わることのなかった「HERO」というタイトルに込められた思いに
HEROの魅力の1つはやはり主人公久利生 公平のはっきりとした信念や性格
それを木村拓哉さんが魅力的に演じてくれた事があると思います。
ずっと変わらない姿勢、信念を持ち続けるのは難しい事
ましてや他の人から非難浴びたりすれば途中グラつく時もあったのではないか?
それでも貫こうとする姿が見ている側に分かりやすく伝わって
それが受け入れられるというのがすごいと思います。
SMAP新曲発売中
●2015年9月9日
SMAP55枚目のシングル「Otherside」発売中
●映画版HEROもまだまだ上映中
木村拓哉さん個人としても映画版HEROを公開できて感極まった感じがします。
新曲も発売しグループとしても年末にむけてレギュラー番組等
もちまえのカッコよさを生かして活躍していってほしいです。
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