いざ登山をしようとお店に行った場合、まずはその種類の多さに驚くと思います。用途は同じでも各ブランドそれぞれに同じものがあるので目移りしてしまいますね。今回は登山初心者を対象に、独断で選んだオススメのブランドを5つ紹介します。
ここでブランドを決めるポイントをお教えします。最初は見た目やデザイン、気に入ったものがあるブランドから買っていけば良いと思います。バラバラすぎても別にいいのです。統一されたブランドでないと登山できない訳ではないので好みで選びましょう。やっていくうちにお気に入りができればそのブランドを増やしていけば良いでしょう。
ロゴだけでは日本のブランドと気づかない人もいるでしょうね。
1975年、辰野勇は2人の山仲間、真崎文明、増尾幸子と共に「株式会社モンベル」を設立しました。
以来“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”をコンセプトに商品開発を行っています。モンベルの歴史は、近年のアウトドア用品の進化の歴史といっても過言ではありません。
アウトドアブームが訪れるずっと前に登山ギアのブランドとして誕生しています。入門用から本格的なものまでアウトドア好きが満足するラインナップが魅力ですね。
登山のためのインフォメーションもホームページにあります
どんな商品があるのでしょうか?
登山用品のブランドだけあってレインウェアの機能もしっかりしています。
私は大のモンベルびいきである。それというのも、どこを向いてもバカ高い登山用具の中で、モンベルは相当安いのである。安いからといって性能が落ちるのかといえばぜんぜんそんなことはない。どのアイテムをとってみても、価格と性能のバランスは非常に良い。モノにもよるがモンベルと同等の性能を持った他社メーカーの品物はたいていモンベルより2~3割高い。倍の値段を出せば確かにモンベル製品より明らかに高性能な物が買えるが、その性能がホントに必要かと考えればかなり疑問だったりする。
確かに登山用品は高いです。ブランドによって価格差がかなりありますね。素材や機能で変わるものなので重要ではありますが、どちらかというとライトユーザーの方が多数な現実では値段は大事です。モンベルのブランドとしての努力なのか他よりも安いのは確かに魅力ですね。
どちらかというとタウンユース向けに思われるブランドです。しっかりとした登山にも対応するギアもあるので初心者にもとっつきやすいと思います。
ポップなデザインが多い印象のあるブランドですが登山用のギアでも機能的なものが沢山あります。しっかりとした機能性とデザインの良さが両立しており、入門編にもオススメのブランドです。
どんな商品があるのでしょうか?
登山でもポップでお洒落なデザインのものを使いたいならコロンビアはオススメです。ブランドとしてのデザイン意識がポップな感性に寄っている印象があります。
コロンビアのブランド評価としては入門用、がっつり登山には物足りないと言うものですが実は違います。コロンビア登山学校では高所登山の体験、ギアは山岳ガイドがエベレスト登頂時に着用していたモデルもあります。上級モデルもしっかりとラインナップされているブランドです。
ロゴのデザインも人気ですね。
世界的に有名な山が連なっているヨーロッパ、マムートはスイスのブランドです。近年のアウトドアブームで人気に火が付いた印象のあるブランドですが、登山ギアとしては信頼のあるブランドです。
どんな商品があるのでしょうか?
表地に撥水性・防風性に優れたWINDSTOPPER Active Shill を使用し、中綿に防水機能を持つPRIMALOFTを使用したウインタージャケット。アフターケアが楽で使いやすく、つば付きのフードは雪降る中でも視界を確保します。
本格的な登山を楽しむ方にも選ばれているブランドです。
山岳スポーツとその時代にMILLET製品は、厳しい山岳フィールドで妥協を許さないテストが繰り返され、研究と開発が行われています。
山岳エキスパートが求める山での自由な動きや様々な要求に応えるために、常に進化をし続けているので、山を愛する人々の次の挑戦を可能にする、世界最先端素材と高機能を搭載した現代的でスポーティなデザインの製品を提供しています。
どんな商品があるのでしょうか?
ミレーはバックパックが有名なブランドですが、山岳ガイドにも選ばれるだけあってその他のギアも良いものが揃っています。現在トレッキングシューズを履いていますがアウトソールが固めで履きやすくウォーキングにもピッタリです。
シンプルなロゴも評価が高いブランドです。
購入前に読んでおきたいkarrimor Magazine
どんな商品があるのでしょうか?
カリマーのバックパックは使いやすく機能的です。ホームページを見てみると高所登山やトレッキング、ハイキングやトレイルランニングなどの細かいシチュエーションに分けられた商品を見ることができるので自分のスタイルにあったものを見つけやすくなっています。
厳しい登山には信頼できるギアで向いたいところです。
ここに上げたブランドにしても、人によっては批判的な部分があると思います。パタゴニアは日本と海外では価格がそもそも違いますしカリマーは本国での扱いはライトユーザー向けだという意見もあります。それぞれのブランドに対して意見はあるのは間違いありませんが、それによって選択が左右されてはいけません。
歴史のあるブランドはやはりそれだけの機能性を備えており、素晴らしい製品を作っています。自分のスタイルと好みでブランドを選ぶのが正解であり、気に入ったギアで登山をするのが一番楽しいのではないでしょうか。