2021/12/08
h-tam
そもそもダイエットの基本として、何故人は太るのでしょう?
そもそも、人間はなぜ太るのか。当たり前のことだけど、ダイエットでは一番大事なことです。それを考えた時、やせるためにはどうしたらいいかが見えてきます。
何故太るのか!?
答えはとっても簡単なこと。
人はなぜ太るんでしょうか。答えは簡単です。
実際に使われる「消費カロリー」より、体内に取り込む「摂取カロリー」の方が多いから。動いて使ったカロリーより、食べたカロリーが多いと太るということです。
摂取したものの使われずに余ったカロリーは、そのまま脂肪として体内の、特に腹、腰、太ももあたりに蓄えられます。だから太る。簡単な話ですね。でもこれを知ることが大事です。
ダイエットを始めた頃の私は、こんな当たり前のことも考えずに、やみくもにいろんなダイエットに手を出して、さんざん失敗してきました。そうならないために、ちゃんと理解してください。
「私って何も食べなくても太るのよ」「水を飲んでも太るの」と口にする人は多いもの。でも、ちょっと観察してみると、他の人に比べて運動量が少ないような……。あなたの摂取カロリーと消費カロリー、バランスは大丈夫ですか?
ダイエットの基本は何をするにも摂取カロリー<消費カロリーです!
ダイエットを家計に例えてみましょう。摂取カロリーが多く消費カロリーが少ないと、余ったカロリーは「貯金」つまり脂肪になります。今の体重をキープしたいなら「摂取カロリー=消費カロリー」に。減らしたいなら、毎月少しずつでも赤字を出して、貯金(脂肪)を減らしていかなければなりません。
普段何気なくしていることにもカロリーは使われています!
一度自分の摂取カロリーと消費カロリーを把握しましょう☆
それだけでダイエットの成功率はグンと上がります!
もし「あまり食べてないのにやせない」と感じるなら、1日にどれくらい体を動かしてカロリーを消費しているかを一度チェックしてみましょう。自分で思っているより活動量が少なく、消費カロリーが少ないことに驚くかもしれません。
摂取カロリーと消費カロリーを表にすると視覚的にも分かりやすくやる気もおきます☆
そう、これだけの話なんです。じゃあこうするためにはどうしたらいいか。食事を制限して摂取カロリーを抑えて、運動をして消費カロリーを増やせばいい。これまた単純な話です。これをカロリーコントロールと呼びます。
摂取カロリー<消費カロリーになっていればダイエットは成功します!
ダイエットって難しく考えがちですがとっても単純なことだったんですね☆
消費カロリーに対して摂取カロリーが足りなくなると、体は自動的に蓄えていた脂肪たちを燃やして、エネルギーに変えて使うようになります。だからその分やせるわけです。
基礎代謝量は人によってばらばら!
人間が生きるために最低限必要なカロリーは、1日平均約1200kcalと言われています。これを基礎代謝量といいます。動かないでいても、呼吸したり心臓や内臓が動いたりすることで自動的に使われるエネルギーのことをいいます。つまりこれだけとっていれば、とりあえず生きられると。自分の基礎代謝量を計算したい人は、基礎代謝量計算でチェックしてみてください。
はっきりと数字で表されるとダイエットの計画も立てやすいですし、摂取カロリーの目安にもなります☆
太っていた頃の私でいうと、78kg×30=2340kcalを1日で消費するっていうこと。つまり2340kcal以上摂取すれば太るし、それ以下の摂取だったらやせていくってことですね。
ダイエットのために基本となる摂取カロリーの目標と立てましょう☆
ダイエットの目標体重から摂取カロリーを計算していきます!
計算というと難しそうですが取っても簡単なのでご安心を♪
要するに目標体重の人の消費カロリー分ってことです。単純に考えれば時間はかかっても徐々にやせていって、そのうち目標体重にたどりついた時点で、やせるのが止まるということになります。
私の場合は目標体重58kg×30=1740kcalを摂取していけばいいってことでした。実際はちょっと色つけて1600kcalに制限してましたが。自分の目標摂取カロリーについては、目標摂取カロリー計算でチェックしてみてください。
1日の消費カロリーが2340kcalの人が、摂取カロリーを1740kcalにコントロールすれば、
2340kcal(消費)~1740kcal(摂取)=600kcal(やせる分)
つまり600kcal分やせるということになります!
そこに運動をプラスして、消費カロリーをちょこっと上乗せできれば、その差はさらに広がるわけですね。
単純に脂肪だけが燃やされてやせていくとして計算すると、脂質は1gあたりだいたい9kcalと言われてるので、この食事制限を1ヶ月続けた場合、
摂取カロリーと消費カロリー
600kcal(1日のやせる分)×30日÷9kcal=2000g
脂肪2000g分が燃やされて使われるということになります。
数式ばかりになっちゃいましたが、決して難しい話じゃありません。摂取カロリーが消費カロリーより多ければ太るし、少なければやせる。それだけの話です。
効果的に楽にダイエットしましょう♪
私たちが「カロリー制限の目標は1日1,000kcal」と決めてしまうと、食事の全カロリーの総量をゼロから考えなくてはいけません。特に普段から料理をしない人には厳しい設定です。
そのため、はじめに自分が普段食べているカロリーの総量を算出して、そこからどのくらい減らすかを決めましょう。カットしたカロリー分だけ痩せることができるため、1カ月後の体重の減少値も計算できます。
無理ない範囲でダイエットしましょう!
例えば、1日100kcalを減らすと、脂肪へは10~12.5g、体重に与える影響は15~25gになるため、1カ月で450~750gは痩せられる計算です。この引き算方式によるカロリーコントロールは、無理なくダイエットに望めます。
自分の健康に必要なカロリーは必ず摂取しましょう!
ちなみにはじめに設定した1日1,000kcalとは、1歳児に必要な1日の総カロリー量であり、とてもダイエットに耐え切れる食事にはなりません。
カロリーコントロールが初めての人は、まずは夕食のみを意識して数百kcalを減らしてみるだけでも効果ありです。
朝と昼の食事量は普段と変えず、夜の食事のみカロリーを減らすことは、ダイエットの王道とされています。その理由は夜は睡眠をすることで摂ったカロリーが体内に蓄積されやすいからです。
例えば、夕食の前に野菜ジュースを1杯飲むだけで、満腹感がいつもより早くきます。その結果、ご飯の量が数口は減ることでしょう。おかずも意識的に肉ではなく魚を食べることで、かなりのカロリーを削減できます。
ダイエットの仕組みが分かれば驚くほど簡単に痩せられます☆
健康を損なわないよう、自分の身体と相談しながら楽しくダイエットできるといいですね!
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