博多大吉って結婚しているの?子供はいるの?奥さんってどんな人?
2016/08/03
yuumi28
芸歴25年のベテラン芸人 博多華丸・大吉さん
〔写真左から、華丸さん、大吉さん〕
コンビ名:博多華丸・大吉
(はかたはなまる・だいきち)
華丸:福岡県福岡市早良区 出身、1970年4月8日生まれ。
大吉:福岡県古賀市 出身、1971年3月10日生まれ。
出会いは1989年福岡大学落語研究会(後に2人とも大学を中退)。
1990年5月、吉本興業福岡事務所1期生のオーディションに合格し、コンビ結成。
ボケ担当の華丸さんと、ツッコミ&ネタ作り担当の大吉さんは大の仲良しコンビです。
「岡崎君と吉岡君」
1990年4月、地元で開催されたオーディション番組『激辛!?お笑いめんたい子』(テレビ西日本)に「岡崎君と吉岡君」の名で漫才コンビとして出場しました。
これがきっかけで福岡よしもとに。
岡崎君=華丸さん、吉岡君=大吉さんの本名です。
初めの芸名は「鶴屋華丸・亀屋大吉」!
初代吉本福岡事務所長の「芸人は本名ではなく芸名で」という方針から、当初「華丸・大吉」としてデビュー。
その後「芸名(平仮名で)7文字が売れる」ので「さらにめでたい名前をつけよう」という意向で、「鶴屋華丸・亀屋大吉」(つるやはなまる・かめやだいきち)と改名。
福岡よしもと女性事務員さんの「姓名判断」により改名
事務所の女性の姓名判断によれば「最悪の芸名」、このままでは絶対に売れないと言われた二人。
売れるためには「博多」の屋号を付けて、2年以内に東に向かうこと。
先見の明のあるすごい占いですが、「博多」改名とともに二人が中央に進出するには数年時間が必要でした。
博多の伝統を大切にする芸風で人気者に
いまでも、ツッコミの大吉さんがボケた華丸さんを強く叩くなどといった激しいツッコミは、ほとんど行われない、博多華丸・大吉の「芸」。
福岡には、博多弁を使い、会話の最後に面白いオチをつけて話をまとめる伝統芸能があり、そこでは演者のボケた言動を観客が受け入れ、ツッコミのように否定する文化はないそうです。
博多華丸・大吉は、そんな福岡のおおらかな芸風を受け継いでいるとされます。
地元・福岡(博多)に、お笑いをもたらした伝説的番組「とことんサンデー」
1993年4月〜1997年3月までテレビ西日本(TNC)で日曜日の11:00~11:50に放送されたバラエティー番組。通称「とこサン」。
博多華丸・大吉はこの番組の司会となり、福岡県をはじめとする九州・山口地方ではトップクラスの人気を獲得しました。
「ヒロシ」に先を越される
そんなとき、福岡よしもとで六期後輩の「ヒロシ」が東京でブレイクします。
いまでは一発屋、と呼ばれTVから姿を消したヒロシですが、当時の二人にはまぶしい存在でした。
福岡では不動の人気を誇る二人でしたが、中央でブレイクした芸人とは、あからさまに差別されてしまいます。
第1回 M-1グランプリ
2001年の第1回M-1グランプリが開催されました。
初代優勝者は中川家。
博多華丸・大吉さんも吉本興業の要請を受け出場したものの11位。
準決勝の時点で主催者側から「10年を超えているのはやはり駄目」となり実質失格の扱いに。
2001年M-1グランプリに出場当時、コンビ結成11年だった博多華丸・大吉さん。
当時は敗者復活枠がなく、博多華丸・大吉は次年度以降は出場できませんでした。
これも芸名を「博多」にする前のことでした。
「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」優勝
2005年10月『とんねるずのみなさんのおかげでした』内の人気コーナー、「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」の第6回大会に華丸さんが出場、児玉清のモノマネで優勝し、注目を浴びます。
伝わりづらいけど、伝わった!華丸の面白さ
その後、第7回大会も優勝し、2016年の時点では唯一の連覇達成者となりました。
伝わりづらいことを活かせる同コーナーが彼らの知名度を大きく上げることになったのです。
2006年2月には、華丸さんが『R-1ぐらんぷり』の決勝で、児玉清のモノマネのネタで優勝を果たします。
R 1グランプリ決勝! 児玉清 博多華丸 職人ネタ!!
いまとなっては懐かしい華丸さんの「児玉清」ネタ。職人芸です。
「数々の芸人と視聴者に愛され、温かい笑いを届けてくれました。今年のグランプリは華丸・大吉の他にいませんでした」とはMC蛍原徹のコメント。
博多華丸・大吉は、芸人に愛される、芸人なんですね。
THE MANZAI 2014 優勝者の博多大吉・華丸さん
今年最も面白い漫才師を決める「THE MANZAI」。
2014年決勝大会で、博多大吉・華丸が圧勝。
4代目王者に輝きました。
優勝者にはフジテレビの番組レギュラー出演権が与えられます。
それを、博多華丸・大吉がやんわりと断ったことで波紋が広がりました。
THE MANZAI優勝の副賞「レギュラー番組獲得」権利辞退について
テレビ西日本など、福岡での活動があって忙しいからフジテレビのレギュラーは要らない、と言ったという発言の真意は?
副賞辞退の真意を説明
博多大吉さんは、「ただでさえ若手の大会で何してんだという声があるので」と説明。
優勝した上に、若手芸人の活躍の場を奪いたくないという考えがあることを明かしました。
そもそも、2011年の『THE MANZAI』で敗退した博多華丸・大吉に再出場のラブコールを送ったのは大会最高顧問のビートたけしさん。
大御所に促されての出場に、実力を見せつける形で優勝したのも当然といえますね。
ビートたけしさんにこれほどまでに認められる理由を見たいと思います。
「 THE MANZAI 2014 」芸風の差で若手に圧勝
スピード感のある漫才が若手芸人から人気を集める中、博多大吉・華丸は博多弁のゆったりとした間で丁寧にボケとツッコミを繰り広げる漫才を披露。
決勝戦では審査員と視聴者の投票で合計10票中、9票を獲得する圧勝で優勝を飾りました。
元々、2人の漫才を高く評価していたたけしさんは「若手のテンポが早い中、ゆっくり誰にでもわかるやり方の漫才は、力だよ」と祝福。
2人は2011年に決勝進出した際には1回戦敗退し、それ以降の大会には不参加でした。
「(2011年の大会で)あまり票が入っていなくて、審査員に『何やってんだ』って言った。そこから出なくなってきたので、『俺は好きだから出てよ』って言った」と2人に再び出場を勧めたことを明かし、「漫才の主流が若手にあるときに、勝てるのはこっちしかいないと。うまいこといったなあ。完全な形で漫才コントをやったので、芸の差が出た」と笑顔を向けていた。
最高顧問にここまで言われたら出ざるを得ませんね。
評価してくれるたけしさんの言葉に背中を押されての再挑戦でした。
ビートたけし絶賛
たけしさんは、博多大吉・華丸の漫才を「変な言い方をすれば、ジャンクフードとか、はやりの食堂がいっぱい出たときに、老舗の有名な店の味を出されて『恐れ入りました』という感じ」と讃え、「安くて早い店より、本当の味はこれだよっていう格式の高いものを見せた」と絶賛しています。
博多大吉さんが水曜レギュラーを務めるラジオ番組「たまむすび」(TBSラジオ)で、「THE MANZAI」優勝直後の相方・華丸さんとの“コンビ愛”エピソードを明かしました。
華丸大吉ウラ話
大吉さんは「THE MANZAI」舞台裏などの話をした後、話題は同大会終了後に移りました。
慌ててネタ合わせした決勝舞台裏
若手先導で、決勝に出ると思っていなかったうえに、トリを務めることになった大吉さんは、染み付いた「芸人は絶対に泣くな」という教えのために泣けなかったことも明かしました。
親友・ナイナイ岡村との祝勝会
同じ吉本の同期で親友のお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史さんが開いてくれた祝勝会。
親友の気遣いに気を良くして朝まで飲んでいた大吉さんは、明け方、華丸さんに感謝のメールを送ったといいます。
直球の大吉メール
その内容は、送られた華丸さんが「照れくさくて、一人では受け止めきれない」くらい愛に溢れたもの。
アシスタントの女性が、華丸さんから託された、と披露しようとすると、「僕がいいましょか」とメールを送った超本人の大吉さんが淡々と明かしました。
「あの人のキャラクター、人間性が良いから僕らはここまで来た」と、聞く人が恥ずかしいほど正直に相方への気持ちを告白。
改めて“華丸のおかげ”だと強調しました。
相方・華丸さんに送ったメールの内容を淡々と語る大吉さんに対し、照れる華丸さん。
なんだか相思相愛のカップルみたいですね。
こんな相思相愛の仲良しコンビが、ネタを巡るケンカをしたというのだから驚きです。
いや、大事なネタのことだからこそ、仲が良くてもとことん言い争いになったとも言えますね。
ネタを巡ってケンカした仲良しコンビ
ラジオのリスナーの質問「今までで華丸さんとの最悪のケンカは?」に対し、博多大吉さんは「これはやっぱどう振り返っても、華丸さんがR-1の決勝に行く何日か前の飲み会というか、会議ですね」とコメントしました。
喧嘩の原因は決勝のネタ
華丸さん「(新ネタの)博多のおじさんのコントをやる」
大吉さんは「お前、なに考えてるんだ。ずっと児玉清さんのモノマネで勝ち上がってきたのに」
2時間半くらいの言い合いの末、最後は喧嘩別れ。
R−1に勝って、相方に負けた華丸
博多大吉さんは「あいつが本番、児玉清さんのネタやって優勝したんでコンビとしての上下関係が決まったんです。僕が勝ったんです!」と誇らしげに語りました。
博多大吉は華丸が大好き
男と女の関係に例えるよりも「生まれ変わったら岡崎さん(華丸)の子供になりたい」という大吉さん。
“岡崎さん”も「上手に育てられるかな~」と言っているとか。
両想いなんですね。
博多大吉さんは、大学時代に知り合って以来、ケンカも一度もなしという華丸さんについて「嫌いになったことがない」とも言っています。
“岡崎さん”からは優しさがにじみでているそうで、大吉さんはトーク番組で困っている相方にそっとオモシロイ答えを耳打ちしてあげるそうです。
いかがでしたでしょうか、最高に仲のいい博多大吉・華丸さんまとめでした。
お互いがお互いに惚れ込んでいるからこそのコンビ愛が散らばっていますね。
また、博多大吉・華丸さんの人気の秘密は、大きいタイトルの優勝を勝ち取ってもマイペースに謙虚な姿勢が感じられるところにあるとよくわかりました。
仲良しの名コンビをいつまでも見たいと思います。
これからの活躍も大いに期待できますね。
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