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【アカデミー賞受賞!】映画「リンカーン」大統領最後の4ヶ月

最も愛された大統領リンカーン最後の4ヶ月を描き、アカデミー賞を受賞した映画「リンカーン」。アメリカで高評価、大ヒットしながらも映画「リンカーン」が日本でイマイチ振るわないワケは?映画「リンカーン」を楽しみながら賢くなる方法を考えます。

アカデミー賞受賞!映画「リンカーン」

数々の賞レースで最多ノミネート数を記録!

第85回アカデミー賞では12部門ノミネート、主演男優賞とアカデミー美術賞受賞。
第70回ゴールデングローブ賞では7部門ノミネート、主演男優賞受賞。
ボストン映画批評家協会賞では3部門ノミネートの全受賞など、現時点で17つの賞でノミネートまたは受賞の快挙を成し遂げたのです!

現時点での売上は1億7600万ドル(約163億円)と歴史ドラマとしては例外的な成功を収めている

出典:http://www.newsweekjapan.jp

アメリカでの公開は2012年。日本での公開は2013年4月19日でした。もう3年前の作品です。

誰でも知っているリンカーン大統領。演じたのは誰?

ダニエル・デイ=ルイス

イギリス出身。1957年生まれの58歳。映画「リンカーン」以前にすでに2度のアカデミー主演男優賞を受賞しており、映画「リンカーン」にて史上初となる3度目の受賞者となりました。2014年6月には演劇への貢献をたたえられエリザベス2世よりナイトの称号が与えられた。

リンカーン大統領にそっくり!

ダニエル・デイ=ルイスの演技は高い評価を受けました。ビジュアルもリンカーンにそっくりですが、メイククルーはむしろ雰囲気を重視したそうです。

映画「リンカーン」他に誰が出演しているの?

舞台出身の俳優が大勢出演!

重厚な歴史映画を作り上げるのには舞台で経験を積んだ俳優達が必要です。ダニエル・デイ=ルイスもかの有名なイギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台で活躍していました。映画「リンカーン」では数えきれないほど多くの俳優達が迫真の演技を見せてくれます。下院のシーンだけを例にとってもキャストは58人!他にエキストラは約250人!見応えがあります。

リンカーンの妻メアリー・トッド・リンカーン役にサリー・フィールド

アメリカ出身。1946年生まれの68歳。2度のアカデミー主演女優賞受賞歴があります。映画「リンカーン」では第85回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされましたが惜しくも受賞ならず。

普段のサリー・フィールド

史実によるとメアリーは夫リンカーンより10歳年下。しかしサリー・フィールドは夫役のダニエル・デイ=ルイスより10歳年上だったので相手役がダニエル・デイ=ルイスに決まった時、悩んだそうです。

日本でお馴染みのトミー・リー・ジョーンズ!

日本ではコミカルなCMの印象が強すぎて、トミー・リー・ジョーンズがアカデミー賞受賞歴のある大御所俳優だと知らない人も多いようです。しかしさすが大御所!その演技は観るものを引き付けます。

国務長官ウィリアム・スワード役にデヴィッド・ストラザーン

ダンディーで渋い演技を見せてくれます。これまで30以上の舞台経験があり、受賞・ノミネート歴も多数。下積み時代にはサーカスでピエロをしていたとか!

御年90歳ハル・ホルブルック

ハル・ホルブルックはシェイクスピア劇やワンマンショーなどの舞台に出演。1966年にはトニー賞演劇主演男優賞を受賞しています。映画でも放つその存在感に釘づけ。

その他大勢!

キャストが多すぎてここでは紹介することができませんが、映画「リンカーン」をじっくり鑑賞してお気に入りの俳優を見つけてみてはいかがです?

映画「リンカーン」果たしてそのストーリーは?

リンカーン最後の4ヶ月

これまでリンカーン大統領を題材にした映画、小説、ドラマは数知れず。良く知られているリンカーンと言えば、奴隷解放宣言、南部戦争、暗殺によって生涯を閉じた、、、というところでしょうか?しかし、この映画「リンカーン」がスポットをあてたのはこのポイント!

南北戦争はほぼ大勢が北軍に有利になっている時点から始まり、戦争終結の前に「合衆国憲法修正第13条(サーティーンス・アメンドメント)」つまり「憲法上の奴隷制禁止条項」を下院が可決しておくことが政治的課題になっていたという、その一点に絞ってドラマが進行するのです。

出典:http://www.newsweekjapan.jp

「リンカーン」特報

感動的なトレーラー。すでに涙が出そうです。

映画『リンカーン』特別映像

映画『リンカーン』特別映像。スタッフ及びキャストへのインタビュー

ちょっと予想と違う?鑑賞した日本人の反応は?

リンカーンをあの有名な演説「人民の~」ぐらいしか知らないというような人だとこの映画についていくのはかなり難しい。

出典:http://www.jtnews.jp

リンカーンの生涯を追ったものではなく、憲法の「修正法案」を通すことにほぼ特化した映画だった。
物語に入り込んでしまえば、とても素晴らしい作品だと思う。現実的な自由への意思をとても強く感じるし、何度も行われる主張や演説は心に響く。
評価が分かれるかもしれないが、かなり考えさせられる出来栄え。

出典:http://www.jtnews.jp

事前に勉強も何もしておらず、理解できたのは5割程度でした。

出典:http://movies.yahoo.co.jp

地味な映画 決して悪いわけではないが2時間半はちょっと長いかな

出典:http://www.jtnews.jp

娯楽映画では無い!

「映画=娯楽」という感覚で観ると痛い思いをするようです。アメリカ人にとっては当たり前の歴史でも日本人はちょっとかじった程度ということはあるはず。例えば逆の立場で「関ヶ原の戦い」という映画を作ってアメリカ人と日本人に観てもらったら、、、と考えてみるとその評価が分かれるのは当然。映画「リンカーン」にもそのようなことが起こっているようです。

教科書読むより映画で勉強!

映画「リンカーン」で扱われているテーマを本で読んで自分で勉強するとしたら情報量の多さに心が折れてしまいませんか?しかし映画なら楽しく学べる!そういう目線で見れば映画「リンカーン」も楽しめるはず!
実際そういう楽しみ方をしている日本人はたくさんいます!

「リンカーン知ってる知ってる、奴隷解放した人だよね」程度のバカ私に、この偉業を成し遂げるのにどれほどの難関と苦悩があり、どれほどの人々の努力と知恵と勇気が必要だったかを教え刻んでくれたこの映画を作ってくれたスピルバーグに感謝します。

出典:http://www.jtnews.jp

前半は正直、しんどかった。何やら学習映画みたいな造りで、スピルバーグも自分の孫のためにこんなもん、創るようになったのか、なんて思ってた。でも修正案可決のために20人の議員抱き込みを開始するあたりから、何やら今まで観たことのない社会派映画だぞ!?なんて思ったら、こりゃ世界史史上最も影響の大きい法廷劇だったんだ~!!(感涙)

出典:http://www.jtnews.jp

重みのある内容で、時代考証や演出が映像に反映され文句なしでした。
南北戦争の経緯についても不勉強なところが多々あり、あらためて再確認するきっかけともなり良い機会となりました。

出典:http://movies.yahoo.co.jp

確かに当時の情勢、アメリカの政治制度等、知識がないと楽しみにくい部分もあると思うが、そんなものネットで調べればいいだけの話で。

出典:http://www.jtnews.jp

予備知識がないと理解が難しい映画。私の場合にもそれがいえる映画。だが、そういう時には、その映画を予備知識にすればいい。時代考証が確かな歴史映画や伝記ものについては、いつもこれが私のスタンス。新しいことを学ぶ“きっかけ”にする。

出典:http://movies.yahoo.co.jp

「映画=娯楽」という価値観について改めて考えさせられるのではないでしょうか。映画「リンカーン」は良いきっかけを与えてくれそうです。
もちろん純粋にこういう映画が好き!という方もたくさんおられます。

真正面からの骨太な政治ドラマで、このような分野が好きな自分としてはすごく楽しめた。

出典:http://www.jtnews.jp

いくつかの登場人物たちから発せられる名セリフの数々が凄いなと、これほど人の発する言葉に魅了されたのは初めてかもしれません。

出典:http://www.jtnews.jp

登場人物の多さとセリフのスピードに追いつけぬ。こういう歴史ものは好きだ。偉人と呼ばれる人の生き様が感動を覚えるとともに歴史の一端が良く解る。政治の駆け引き、醜さ、一方 信念と意思による強さと苦闘と孤独。2/3の賛成とは現在問題となっている憲法改正と同じとはビックリ!! 良く修正13条が通ったものだ。

出典:http://www.jtnews.jp

ストーリー以外の見どころは?

忠実な時代考証

当時の雰囲気を再現することに心を砕いています。まるでリンカーンの時代へ飛び込み、共に生きているような錯覚に陥ります。

その一つが妻メアリーのドレス再現!

記録に基づき妻メアリーの着用していたドレスを再現。柄や色、当時メアリーが着ていたものそのまま!!

妻メアリーは青や紫が好きで好んで着用していたという記録があります。パーティの場面ではそれがとても良く再現されています。

アカデミー美術賞を受賞したインテリア!

奥に見えている壁紙も当時の手法を使って製作したもの。映画中に漂うノスタルジックな雰囲気を楽しめます。

映画「リンカーン」はいいチャンス!

映画「リンカーン」で楽しく勉強!

アクション映画やラブコメ映画もいいけど、時には映画「リンカーン」のようなためになる映画を観て新しい知識を増やすのはいかがですか?「映画」の本当の魅力、新たな魅力を発見できるかも知れません。

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