俳優、原田大二郎さんの妻は東洋学園大学で学長を務めておられる原田規梭子さんです。
はらだ だいじろう
原田 大二郎
本名 同じ
生年月日 1944年4月5日(71歳)
出生地 神奈川県横浜市
血液型 O型
ジャンル 俳優・演劇
活動期間 1967年 - 現在
配偶者 あり
著名な家族 妻と長男
原田大二郎さんと息子さんとの間には30年来の確執があったと言われています。
その確執とは一体どのようなものだったのでしょうか。
見て行きたいと思います。
まず原田大二郎さんの息子さんが幼い頃に患っていた「ヒルシュスプルング病」について見てみましょう。
まず、原田大二郎さんの息子さんの発達障害は、息子さんが患ったヒルシュスプルング病によるものなのかどうかはわからないそうです。
関連性は不明とのことでした。
ヒルシュスプルング病は、先天的に消化管の動きを制御する腸の神経節細胞が肛門から口側に様々なところまで連続してみられないために、その部分で蠕動運動が起こらず、腸閉塞、または慢性便秘を起こす疾患です。
原田大二郎さんの息子さんは小さい頃から病弱だったようで、医師からは3才まで生きられるかどうかとまで言われていたそうです。
ご両親が一生懸命息子さんを育てられたから、原田大二郎さんの息子さんは立派な大人になれたのではないでしょうか。
普通に子供を育てるのだって大変なのに、ヒルシュスプルング病という病気を抱えた病弱な子供を育てるのは本当に大変だったと思います。
原田大二郎さんの息子さんが発達障害が原因でいじめられていたのかどうかはわかりませんが、父親である原田大二郎さんが気づいてあげられてよかったですね。
ただ、そこからどういうふうに息子のいじめ問題を解決して行くかを考え始めた原田大二郎さんなのですが、考えれば考えるほど様々な不安にさいなまれ、悩みを抱えることになります。
何にでも真面目に真剣に取り組む原田大二郎さんなので、息子さんのいじめのことで学校や塾に相談に行くと熱く語り過ぎて、確かに見ようによってはモンスターペアレントでは?と思われてしまうかもしれませんね。
しかし、学校に知らせて、自分がモンペ(モンスターペアレント)と思われると、俳優業のイメージに傷がつくのではないか、息子が仕返しされるのではないか、と悩んだそうです。
しかも原田大二郎さんは口が立つ俳優さんなので、下手をすると反感を買う可能性もなきにしもあらずなのではとご自身で判断されたのかもしれません。
原田大二郎さんの考えや息子を思う気持ちがきちんと学校や塾の先生に伝わってよかったですね。
幸い、学習塾の先生や、中学校の校長先生はしっかり対応してくれて虎太郎さんへのいじめは解決に向かったそうです。
いじめに関わっていた子供は17人もいた、といいます。
しかし、原田大二郎さんの息子1人をいじめていた子供が17人もいたとは驚きです。
そんなに大勢から嫌がらせを受けていても、学校や塾の先生って気がつかないものなのでしょうか。
息子さんをここまでよく大きく育てられましたよね。
原田大二郎さんと奥様のご苦労を思うと涙が出てきます。
「虎太郎は病弱な子供で、医師からは3才まで生きられるか、わからないといわれていた。
ランドセルを背負うと、後ろに倒れてしまうほどだった。
それでもおれは息子に大きな期待を寄せた。
その期待にこたえてくれない虎太郎にきつくあたってしまったことも。
頑張れ!と耳元でささやく、それが間違いだと気づくのが遅すぎた。
家庭の中に安住の場所がなかったし、そんな父親を長男は信用できなかったと思う
だから悩みを打ち明けられなかったんだと思う。
まずは親子の信頼関係をきずかないとね」
親子の確執が30年来にも及ぶと考えると、なんだかやりきれなくなりますが、それでもよく原田大二郎さんは息子さんと向き合われて、自分が息子さんにしてきたことを反省されましたよね。
自分のしてきたことを反省して、また新たにやり直すというのは、言葉で言うほどたやすいことではないと思います。
だって人の性格ってそんなに簡単に変わるものではないでしょうから。
それだけ原田大二郎さんは息子さんを愛しているということですよね。
1997年のことだと思うのですが、当時、フジテレビで放映されていた、「感動エクスプレス」という番組で、「原田大二郎親子のベトナム輝く笑顔に出会う旅」という企画によって、原田大二郎さんと虎太郎さんは、いっしょにベトナムを旅しました。
父、原田大二郎さんとの旅は、息子さんにとって楽しいものになったのでしょうか。
その当時、虎太郎さんは、22歳くらいです。
「お父さんは、僕がイジメられていたのを知らないでしょ!
僕は、ホントに辛かったんだ」
とお父さんに訴えたのだといいます。
息子さんがいじめられていた時、原田大二郎さんは原田大二郎さんなりに、ちゃんと息子さんのためにいじめをなんとかしようと対処したのだよということを息子さんにも知ってもらいたいですね。
家族を養うためにしている仕事が原田大二郎さんの場合は俳優なので、俳優としての自分の顔も守らなければ食べていけなくなるかもしれないわけなので、親は親なりにいろいろと考えていたのだということを息子さんが理解してくれるといいですね。
親は親なりにいろいろと考え、反省もし、確執があったとはいえ、息子のことをちゃんと愛していたということですね。
最近に放送された「ナイナイアンサー」にて、原田親子の確執について取り上げられました。番組内で大二郎さんが虎太郎さんに謝罪して関係が円満になったようです。
虎太郎さんを追いこんでしまったことを本人に謝罪した大二郎さん。その後、虎太郎さんは番組のスタッフに「この家に生まれてきてよかったと思います」と言ったそうです。
原田大二郎さん、息子さんと上手く行って本当に良かったですね。
原田大二郎さんの愛が息子さんにちゃんと伝わったのだと思います。
言いたいことをずっと言えずにきたから、それが確執になってしまったかもしれませんが、ちゃんとお互いの気持ちを話せば、そこは親子なので分かり合えるんですね。
いつも元気で明るい原田大二郎さんのこれからのご活躍を楽しみにしています。