2016/08/13
nuon
現在までにオリジナル・アルバム39作品をリリース。アルバム、ビデオ、コンサート、夜会、ラジオパーソナリティ、TV・映画のテーマソング、楽曲提供、小説・詩集・エッセイなどの執筆と幅広く活動。
1975年10月の「第10回ポピュラーソング・コンテスト」に出場した中島みゆきさん。
「傷ついた翼」から急遽差し替えた「時代」によってグランプリを受賞した。
11月の第6回世界歌謡祭 でもグランプリを受賞した。
今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には なれそうもないけど
そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ
だから 今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも
生まれ変わって めぐりあうよ
ヤマハミュージックの川上源一
中島みゆきさんは川上源一さんを現在に至るまで師父のように仰いでおり、中島みゆきさんのアルバムには、今日に至るまで、スタッフが記載されたクレジットに「DAD 川上源一」と記載されている。
ヤマハ育ちでも、ヒットが出ると離れていくミュージシャンが多い中で、中島みゆきさんはヤマハをそのまま自分の拠点としている数少ないミュージシャンである。
コンサートの一部の映像なので一曲まるまるではないですが
人気ドラマの主題歌となった名曲
日本テレビ系ドラマ『家なき子』
家庭内暴力を受けている小学生の少女が、理不尽な環境の中でも困難に負けずに生きていく様を描いた物語。
当時12歳だった安達祐実の出世作としても知られている。特に「同情するなら金をくれ!」という劇中の台詞が新語・流行語大賞に選ばれるほどのブームとなった。
歌詞は同ドラマの主人公すずの愛犬リュウの目線から歌ったもの。そのためミュージック・ビデオにも多数の犬が登場する。また、中島みゆきが主題歌を依頼された時点で設定が「犬を連れた家のない少女が主人公」しか決まっておらず、唯一の手掛かりである犬の写真だけでイメージを膨らませて曲を書いた。
家なきこのドラマの内容の激しさと、中島みゆきさんの力強い歌声がこのドラマにより強い印象を与えてくれている気がします。
内容が確立されてない中で歌詞を描くと言う難しさ、それを主人公にも共感できるように感じられるのは中島みゆきさんだからこそ、素晴らしい名曲だと思います。
「君が笑ってくれるなら、僕は悪にでもなる」という詞が秀逸。この歌のテーマは「勇気」ではないでしょうか。大切な人を守るためなら、時には牙を剥いて向かっていく勇気も必要なんだ。そんな風に聞こえます。
悪女」も「浅い眠り」も「地上の星」も名曲だが、これ(空と君のあいだに)も
素晴らしい。名曲!!
犬好きの私としては、かなり泣けました。ひたむきな犬の想いを感じることが出来ます。そうした観点からこの名曲を聴いてみてみると又違った印象が湧き上がります
ドラマの主人公の視点でこの曲を聴いたのと、
愛犬「リュウ」の視点でこの曲を聴いたのとでは違った印象を受けますね。
ドラマでのこの「リュウ」の演技とこの歌がすごい合っていてせつなくなりますね。
強い思いを感じる名曲、後世にも残って行ってほしいと思ってしまう一曲です。
ライブ映像ですので
「ここに いるよ」の所が特徴的に歌っております。
力をこめているように見えないのに
その声量と力強さに震えます。
NHKのテレビ番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』の主題歌にもなりました
NHK『プロジェクトX』の番組プロデューサー・今井明さんの熱い思いからであった。
「私自身が熱烈な中島みゆきさんファンなのです。10年以上仕事がうまくいかなくて、ビジネスホテルを転々としながら日本海の海沿いを一ヶ月ほど旅していたときに、有線放送から中島みゆきさんの歌が流れてきたりして、とても思い出深いです。それに彼女の歌は常に弱者からの視点で書かれていて優しさを持っていますよね。」
中島みゆきの持つこの弱者の視点。これが“普通”の人達の生き様を描いた『プロジェクトX』を立ち上げるときに、“この主題歌を歌うのは中島みゆきしかいない”と今井に思わせたのだ。
中島みゆき自身も当時を振り返って、“最初に番組のプロデューサーからお手紙をいただいたとき驚いたんです。所属が歌の世界と関係の薄い、社会情報番組部の方だったもので。”と、雑誌のインタビューに答えている。
中島みゆきの声の持つ独特な雰囲気が加味された。
何度も挫折し、くじけそうになり諦めそうになっても...
執拗な努力、必ず成し遂げるという信念を持ち続け、
達成という名のゴールを目指す人々に
この名曲は熱いエールを贈っていると思う。
旅はまだ終わらない・・・。 厳しい社会情勢下、頑張っているサラリーマン、いや、すべての人にエールを送ってくれてる様な歌に思えて好きです。いつまでも、夢を追うことを忘れず、頑張っていこうじゃないかという気持ちにさせてくれる
35枚目シングル「命の別名」と一緒に収録されている名曲
何度聞いても素敵な言葉ですね。出逢うことも、何かを造りあげたり、育てていくことも意味があると教えてくれる言葉ですね。この言葉を含む曲「糸」は結婚式で両家の両親から新郎新婦に贈られることもある名曲です。
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に出逢えることを
人は仕合わせと呼びます
どうですか?
これを結婚式で歌われたら…自分たちのこれまでとこれからの人生を歌ってもらっているような、そんな気持ちになりそうですね!
「仕合わせ」
良い出会いはもちろんの事
たとえその時はよくない巡り合せと思えるようなことでも、
その経験の積み重ねが後々誰かの役に立つかもしれない、
酸いも甘いもかみ分けた人こそが他人の役に立つ
という意味に解釈する事もできます。
良い出会いも悪い出会いも含めて
その中で必要な人に出会えた
それを運命の巡り合わせ=「仕合わせ」
なのかなと漠然とですが思いました。
歌詞の随所に考えさせられる言葉が多くあり
さすが名曲だなと感じさせられます。
ラジオ「中島みゆきのオールナイトニッポン月イチ」( 月1回放送)
不定期なようですが、はがきやメールで届いたお話を取り上げたり、
ハプニング話などが聴けたり貴重なお話が聴けるのもラジオならではですね。
・ライブDVD「縁会2012〜3 劇場版」が2015年1月24日より発売中
2012年10月25日から2013年2月10日まで行われたコンサートツアー「縁会2012〜3」より収録されている。
力強いその歌声と想いの込められた言葉が綴られた歌詞や名曲たち
いつまでも残って語り継がれて欲しい。
これからも中島みゆきさんの作る歌に期待していきたいです
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