【世界も注目】TIME誌が選ぶ宮崎駿監督の映画ランキングベスト10
2018/03/05
ぱぱだむ
1941年生まれで74歳。東京都出身。
名実ともに、ジブリの顔として数々の話題となる作品を制作。当初は、原作のないオリジナルの長編アニメーション作品などは受け入れられているわけではなかったが、「風の谷のナウシカ」でそれが成功した実績がある。
その後、数年~5年に1度のペースで長編作品(120分前後)に挑み続けてきた。
結局、宮崎駿は72歳を迎えた2013年の「風立ちぬ」で長編作品から勇退した。
ちなみに、愛煙家である。好きな銘柄は何だろうか?
今回は、宮崎駿の作品ベスト5を作成者の基準にて選出。なぜそうなったかは…ちゃんと説明します。
大橋のぞみの唄そして一部の芸人の間で「崖っぷちの○○」としていろいろ人気になった「崖の上のポニョ」や「飛べない豚はただの豚」という言葉がはやったのでおなじみの「紅の豚」には特別賞で。
さて、ランキングはあなたの予想と一致しているでしょうか?それとも違うでしょうか?お楽しみに!
庵野秀明が声優を務めた作品としても有名!
エヴァの監督とのコラボでも知られ、そして宮崎駿の長編作品引退作でもあります。
飛行機作りにかける主人公と病気の恋人との物語で、時代背景としては「零戦開発」と堀辰雄の「風立ちぬ」の2本のストーリーが交錯するといったところ。
時代背景および世界観・飛行機のデザイン精緻な作りを評価して第5位。
巨大産業文明を崩壊させた「火の七日間」と呼ばれる最終戦争から千年。世界は猛毒の瘴気(しょうき)を放つ「腐海(ふかい)」と呼ばれる菌類の森に覆われ、生き残った人類は、森の毒とそこに住む巨大な虫たちに脅かされていた。
…ナウシカは剣術や飛行術を修めた一族きっての勇士であると同時に、自然を愛し人々が恐れる腐海の虫たちと心を通わせる少女でもあった。
ナウシカの住む風の谷が危機に陥り、ナウシカの冒険がはじまる作品に。TSUTAYAにて108円で借りられるはずです。
宮崎駿の先進性!?
作品として、それからの長編の作品への足がかりとなる点あたりが無視できない位置にいることが大きいでしょう。
さらに、1980年代から「自然との共生」を訴える作品だったことの先進性も考慮して4位としました。
宮崎駿作品としてはあまりにも有名ですよね?
ピアノとのコラボバージョン!結構いいですよ!木村弓「いつも何度でも」
宮崎駿アニメ作品「千と千尋の神隠し」
興行収入304億円、観客動員数2300万人越えという、『タイタニック』や『東京オリンピック』を追い抜いた日本国内の映画興行成績における歴代トップの記録を打ち立て、2013年現在も『千と千尋の神隠し』(1位)・『ハウルの動く城』(2位・196億円)・『もののけ姫』(3位・193億円)と、トップの座を維持している[33]。夏休み公開映画であるにもかかわらず、翌年の春休みまで上映が続くという異例のロングラン興行となった。
2015年現在も破られていない記録!宮崎駿の「金字塔」というべき作品
ハクという少年の役も評判が良かったのを覚えています(演じたのは入野自由)。千尋の冒険譚はさることながら、「声の良さ」で注目されたキャラクターでしたね。
おとぎ話的な雰囲気の作品だったという個人的印象は…
未だに人気の高い作品であること。テレビで放送されるたびに朝ドラ並みの20%の視聴率をたたき出すことが、第4位から一歩出る理由です。
主人公の千尋がひたむきに目の前の困難に立ち向かっていくシーンあたたかい登場人物も評価対象としました。
1人の少女と少年の冒険譚。
天空の城ラピュタをめぐるSFチックな作品。風の谷のナウシカは映画以前に原作を作るという作業が実は入っていたりしたのだが、こちらは正真正銘原作が全くない長編作品。
ある夜、飛行中の飛行客船を、海賊ドーラ一家が襲撃する。政府特務機関に捕らわれ客船に乗っていた少女シータは、混乱に紛れて特務機関の指揮官であるムスカ大佐を気絶させると、彼の懐から青い石のペンダントを取り返す。窓を伝って逃げようとするが、賊に見つかり、驚いた拍子にシータは客船から転落してしまう。雲間を落ちていく中、気を失った彼女の胸にかかっていたペンダントの青い石が突然光を放ち、シータは光に包まれゆっくりと降下していった。
鉱山町で働く少年パズーは、青い光とともに空からゆっくりと降りてきたシータを助け、自宅にかくまう。一夜明け、パズーはシータの行方を追うドーラ一家や特務機関からシータを守り逃走を図る。パズーの亡父は冒険家だったが、かつて、空に浮かぶ城「ラピュタ」を見たという。そこにはラピュタ人(びと)が住むといわれている。やがてシータがそのラピュタ人の子孫であること、シータ が持っているペンダントの石は「飛行石」(ラピュタ人が使っていたといわれる伝説の石)であることを知るに至って、パズーはラピュタの実在を確信する。だが、その直後に軍隊に見つかり、2人は捕らわれてしまう。
金曜ロードショーで再放送されるでしょうから、また見てみましょう!
井上あずみ「君をのせて」
あの地平線…からはじまる壮大さと孤独さを一緒にしたような曲だなあと最初は思いました。みなさんはいかがでしょうか?
1986年の劇場公開時の観客動員数は77万人、配給収入は5.8億円であり、セールス的には観客動員、収入共にジブリワースト記録である。1984年のナウシカ、1986年のラピュタ、1988年のトトロと、のちのジブリ作品と比べて興行的には振るわず、春・夏・ゴールデンウィーク向け子ども映画としてはドラえもんや動物映画もの、東映まんがまつりなどの後塵を拝し
その後、テレビ放送で大成功した長編アニメでした!若い世代の人にとっては意外かも?
興行収入ワーストからの逆転を果たした宮崎駿渾身の作品!
というわけで、大逆転で栄冠の座をつかんだ作品ということが大きな理由です。
それに加えて、ラピュタという「世界系」が風の谷のナウシカ以上に雄大さをうむ作品であることもプラスに。
当時の興行収入歴代最高の傑作。構想に16年そして制作に3年がかかり当時過去最高額の予算をつぎ込んだ宮崎駿渾身の作品である。
現在でも興行収入はアニメで3位、実写も入れて6位である。
というわけだったらしいのですが、いつの間にか題名が他者によって定められて「もののけ姫」になったようです。
ゲド戦記の名曲とともにカバー版でお楽しみください!結構貴重なものです。
原曲は米良美一が歌っていましたね…
こちらはハーブによる伴奏のみ。
森を侵す人間たちとあらぶる神々との対立を背景として、犬神(山犬)に育てられた「もののけ姫」と呼ばれる少女サンとアシタカとの出会いを描く。
エミシの隠れ里に住む少年アシタカは、村を襲った「タタリ神」に死の呪いをかけられる。そのタタリ神の中からでてきたものは、鉛の塊だった。肉を切り裂き、酷い痛みと苦しみを与えたその鉛。西で何かが起こっている……。アシタカは己の運命を見定めるため、はるか西方の地を目指して旅立つ。
森を抜けたところにある村では大勢の武士が農民を襲っていた。農民を救うべく弓をつがえたアシタカの腕がブヨブヨと不気味に蠢く。アシタカの放った矢は武士の腕と首を奪った。呪いのアザが濃くなったことに気付く。
景色が流れていく映像のリアルさは新鮮!
宮崎駿の作品の中でこれまでも「いいアニメーションだなあ」と思った場面はいくらでもあったのですが、たいていは、主人公が空飛んじゃったり、飛行機が出てきたり…
今回は、人が馬で駆け抜けるという当たり前の場面でしたが、以上の場面で培われたであろう技術が反映されているように思いました。その凝り具合がとても新鮮でした。これは、他の作品にはない感動だと言えます。
「生きていく」という今も社会に問いかけられ続ける難題・重いテーマ性
アシタカは、故郷にいることが出来なくなるところから、もののけ姫であるサンは人界ではない世界で生きているところから物語がはじまります。
違う立場同士で共生できるのか?という社会全体の大きな問と2人の主人公が悩みながらもがきながら進んでいく中で「生きていく」こととは?という問が絡み合って展開する重厚さがその魅力だと言えるでしょう。
もっとも、2人の姿は若い人たちの心中を表しているとも言えるかも知れません。
モチーフを大事にした宮崎駿の作品!さすがです!
みなさんの予想は当たりましたか?
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