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    日本一偏差値の低い高校「ぬまっき」の伝説とは?

    高校が荒れていた時代があったことを知っているでしょうか。そんな中、静岡県に『ぬまっき』と呼ばれる高校があり、数々の伝説を残しました。そこで今回は、『ぬまっき』の伝説についてと現在をご紹介します。『ぬまっき』にはどういった伝説があったのでしょうか。

    『ぬまっき』とは何?

    最初に、『ぬまっき』がどういった高校なのか、学校の概要をご紹介します。『ぬまっき』とは何なのでしょうか。

    元・沼津北高校

    『ぬまっき』とは、元・沼津北高校のことを指します。静岡県沼津市に所在している点が特徴です。“ぬまづきた”という名称から『ぬまっき』という呼び名が付いたものと考えられます。沼津北高校は、1999年に誠恵高等学校と改称されました。

    沼津市の私立高校

    ぬまっきは私立高校であり、沼津市沼北町に所在しています。沼津駅からは歩いて15分ほどとなっていて、直行バスなら5分程度で到着できる立地です。

    1950年創立

    ぬまっきは1950年に各種学校・富士服装学院として創立しました。そして、普通科、商業美術科、生活美術科というコースが設置されていました。特に、美術に力を入れていたとされています。

    偏差値が日本一低い?

    ぬまっきは、偏差値が30にも満たず日本一偏差値が低い高校と言われていました。偏差値の平均は50であるとされています。

    ぬまっきの伝説には何がある?

    ここで、ぬまっきの数々の伝説について迫ってみたいと思います。一体ぬまっきはどういった伝説のある高校だったのでしょうか。

    おやつが出る!

    通常の高校では、購買などで少しのお菓子程度なら販売されているかもしれません。ぬまっきでは、3時のおやつが生徒たちに提供されていたというのです。高校で学校側からおやつが提供されるという話は珍しいでしょう。

     

    学校側がおやつを出すのにも理由があります。それは、お腹が空いてきて早退をしてしまう生徒が後を絶たなかったためでした。また、お金に余裕のない生徒もいたことから、万引き防止の意味合いもあったのです。

    窓に鉄格子がはめられている?

    通常なら、学校は監獄ではないので窓に鉄格子がはめられることはありません。しかし、ぬまっきには窓に鉄格子がはめられていたという噂があります。これは、生徒たちが脱走をしないためにとった対策であるという話もあるのです。

    防犯カメラを設置?

    防犯カメラについては、警備の問題で設置している学校も多いかもしれません。しかしぬまっきの場合は、校内のあちこちに防犯カメラが設置されていたとされています。これは、学校の職員たちが生徒たちを見守るために設置したものでした。

    また、防犯カメラの1/3はダミーのカメラであったという説もあります。

    問題児ばかりだった?

    ぬまっきに通う生徒は、他の学校に通うことのできない問題児ばかりであったという話があります。そして、DQN(ドキュン)だと言われていたのでした。DQNとは、1990年代から2000年代にかけて放送されたテレビ番組『目撃!ドキュン』が語源です。

    番組内に登場した一般人たちが、元ヤンキーや暴走族が多かったこともあり、非常識的な行動をとっていたことから、話題になりました。ぬまっきの生徒も、こうしたDQNの人たちのようだと言われていたのです。ぬまっきでは、生徒たちの喫煙や飲酒が常態化していたとされています。

    多くが登校拒否や中退

    ぬまっきに通っていた生徒の多くが、登校拒否だった者あるいは高校中退者でした。そうした生徒たちの受け皿となっていたのが、ぬまっきだったのです。

    近い生徒もバス通学

    高校に通学をするなら、家から近ければ徒歩も選択肢ですし自転車で通うこともできます。しかしぬまっきでは、どれだけ学校の近くに住んでいたとしてもバス通学になっていたというのです。その理由は、徒歩通学だと道端で飲酒などをしてしまう恐れがあり、その対策であったとされています。

    ぬまっきの入試はどんなもの?

    続いては、ぬまっきの入試について見ていきたいと思います。問題児が多かったとされるぬまっきの、入試とは一体どういったものだったのでしょうか。

    面接と筆記試験

    ぬまっきの入試では、面接試験と筆記試験が行われていました。筆記試験に関しては、国語や数学、英語といった科目の試験が行われたとされています。こうした点は、他の高校と変わらないでしょう。

    試験内容は幼稚園レベル?

    では、ぬまっきの入試の内容はどの様なものだったのでしょうか。ぬまっきの入試問題は幼稚園レベルだという噂があります。例えば、『かずおくんがりんごを3個持っていて、けいこさんに2個のりんごをあげました。では、かずおくんはみかんを何個持っていますか』という問題は出たといいます。

    この問題の答えは「分かりません」が正答です。かずおくんはりんごを持っているとは書かれていますが、みかんの数は書かれていないからです。ぬまっきでは、こうした小学校の算数のような易しい問題が出されていました。

    偏差値は27?

    ぬまっきの偏差値が30に満たないと既にお伝えしていますが、ぬまっきの偏差値は27程度であったといわれています。ぬまっきには問題児が多数在籍していたこともありますし、それによって偏差値が低くなったことも考えられます。

    また、地元の不良でさえもぬまっきには行きたくないと言っていたという話もあるのです。

    ぬまっきを卒業した有名人がいる?

    地方にも著名人の母校というのはありますが、ぬまっきにも著名な卒業生はいるのでしょうか。続いては、ぬまっきを卒業した著名人について見ていきたいと思います。

    柿沼友哉

    茨城県つくば市の出身であるプロ野球選手、柿沼友哉がぬまっき(誠恵高校と改称後)を卒業しています。高校を卒業したのは、2011頃と考えられるでしょう。茨城県からなぜ静岡県の高校に進学したのかについては、本人は語っていない模様です。

     

    柿沼友哉は、日本大学国際関係学部を卒業して2016年より千葉ロッテマリーンズでキャッチャーとして活躍をしています。

    マッチなどが受験?

    マッチこと近藤真彦や、かつて光GENJIのメンバーとして一世を風靡した諸星和己も、ぬまっきを受験したという噂があります。ただ、噂の真相は定かではありません。単なる噂である可能性もあるでしょう。

    なぜぬまっきが有名になった?

    ぬまっきの伝説というのは、人々の知られるところとなりました。では、一体なぜぬまっきが有名になったのでしょうか。その理由を探ってみたいと思います。

    伝説が凄かったから?

    ご紹介した通りに、おやつが支給されるなどぬまっきには数々の伝説があります。そうした、衝撃的な伝説があることからぬまっきが有名になったものと考えられるでしょう。

    掲示板に載る

    口伝えなどの噂だけでは、全国的には広まらないと考えられます。ぬまっきの噂が広まった当時は、インターネットの掲示板が主流でした。そうした時期に掲示板にぬまっきの伝説が書き込まれ、それが元になって有名になったのです。

    面白がって拡散?

    ぬまっきの伝説が書かれた掲示板を見た人が、面白がり拡散させたことも広まっていった理由となるでしょう。多くの人が拡散させ、より広く知られることになったのです。

    時代的な理由

    ぬまっきの伝説が話題となっていた時代は、校内暴力やいじめといったものが問題視されていました。こうした問題は、ぬまっきだけのものではなかったのです。そんな時代の中でも、ぬまっきの伝説が他の学校と比べ物にならないほどに特異であったことから、注目されたものと考えられます。

    現在のぬまっきはどうなっている?

    伝説が凄いとされるぬまっきは、現在はどうなっているのでしょうか。学校として変化があったのかなどについて、見ていきましょう。

    校名が変更されている

    先述もしていますが、ぬまっきは校名が『沼津北高校』から『誠恵高校』に変更されています。ぬまっき伝説が有名になったことから、そのイメージを払拭することなどを理由としてか、1999年に改称されたのです。

    署名活動が行われた

    沼津市内にある、他の学校にまで中傷されるなどの影響が出たことから、沼津市内で署名活動が行われました。これにより、ぬまっきを改称させることを要望する署名に、1万人という名前が集まったのです。このことから、沼津北高校は改称をすることに決定したのでした。

    生徒の質も変わった?

    誠恵高校となったその後は、真面目な生徒も増加していき大学進学率もアップしていったとされます。また、誠恵高校は『日学・黒板アート甲子園』において、優秀賞に輝いています。

    コースも変更?

    現在の誠恵高校は、普通コースや進学コース、情報処理コース、芸術コースという4つのコースが設けられています。進学コースは大学への進学を目的としていて、『スタディサプリ』を採り入れた授業を行っているのです。

    ぬまっきは進化している!

    ぬまっきは、かつては多数の伝説を残した高校でした。しかし現在では、そのイメージも払拭するほどに進化していっているのです。昔のままのぬまっきではないということです。大学への進学率も上がっており、これからも大学に進学する生徒たちは増えていく可能性があります。

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