実力派俳優窪塚洋介さんのドラマ:『沈黙』でハリウッドデビュー!

俳優窪塚洋介さんはモデル、レゲエシンガー、ミュージックビデオ監督やカメラマンなどで幅広く活躍しています。2016年には遠藤周作原作の小説『沈黙』をマーティンスコセッシ監督が映画化しそのドラマに出演。鬼才・個性派俳優窪塚洋介さんのドラマの魅力をまとめてみました。

マルチな才能の持主窪塚洋介さんとドラマの出会い

窪塚洋介さんは俳優、レゲエ歌手及びカメラマンといった多才な人物です。16歳の時にテレビドラマ『金田一少年の事件簿』に出演して以降、俳優としてドラマに出演するようになりました。

しかし窪塚洋介さんのテレビドラマ出演は2003年で終わり、以降は主に映画で活躍しています。2016年には遠藤周作原作『沈黙』をアメリカのマーティン・スコセッシ監督が制作、その出演でハリウッドデビューも果たしました。

そんな窪塚洋介さんの俳優とドラマの魅力を追ってみます。

窪塚洋介さんプロフィール

本名:窪塚洋介(くぼつかようすけ)
別名義: 卍LINE(レゲエDeeJay「歌手名])
空水:カメラマン名

生年月日:1979年5月7日(38歳)
出身地:神奈川県横須賀市
身長:177cm / 血液型:O型

職業:俳優、歌手(レゲエDeeJay)、ミュージック・ビデオ監督、カメラマン
活動期間 1995年 (16歳時)~

窪塚洋介さん『卍LINE』としての活動

卍LINE / I LOVE U (THE FUTURE RIDDIM) 【MV】

こちらは窪塚洋介さんのレゲエソングの動画です。日本におけるレゲエ歌手というのも珍しいですが、俳優として異色の才能を魅せる窪塚洋介さんは、歌手活動も熱心に行っています。

窪塚洋介さん出演ドラマ:おすすめ1『池袋ウエストゲートパーク』2000年

この作品は、池袋西口公園近くに住み、「池袋のトラブルシューター」と呼ばれる元不良でフリーターの真島誠が池袋で起こる様々な事件を解決するというストーリーです。

21歳の窪塚洋介さんは、G-Boys(ギャングボーイズの略)というカラーギャング団(黄色をパーソナルカラーとするグループ)で不良少年たちをまとめる「キング」、安藤崇を演じました。

このドラマでの窪塚洋介さんは、飄々とした独特のカリスマ性を持つ不良のリーダーで、残虐な面も持ち合わせつつ、仲間をまとめ上げるという役どころ。このドラマでは中高生が憧憬を窪塚洋介さんに抱き、若者のカリスマ的な存在になったそうです。

窪塚洋介さん出演ドラマーおすすめ2ー滝沢秀明さんと共演『ストロベリーオンザショートケーキ』2001年

このドラマは若者たちの片思いの連鎖を描いています。主題歌は70~80年代に大ヒットしたスウェーデンのPOPグループABBA の『チキチータ』及び『SOS』を用いたため、このドラマのタイトルの略字『S.O.S』はABBA の曲名『SOS』にもかけています。

この『S.O.S』はドラマに登場する若者たちが苦しい恋に悩み、助けを出すシグナルの象徴にもなっています。

22歳の窪塚洋介さんは、担任の女性教師・浅見真理子に片思いする資産家の息子、佐伯哲也を演じました。

S.O.S.(ABBA)Strawberry Cake

今から40年前にヒットしたポップスでありながらも、全く色褪せず、ドラマを盛り上げるようなメロディーが素晴らしい曲、ABBA の『SOS』です。主人公たちの切ない片思いを演出する名曲です。

『ストロベリーオンザショートケーキ』あらすじ

ダテ眼鏡をかけ「もう1人の自分」を演じる気弱な高校生、まなと(滝沢秀明)はある日父親の再婚により義理の妹、唯(深田恭子)と同居する事になる。

まなとに片思いする遥(内山理名)、唯に片思いするまなと、佐伯(窪塚洋介)に片思いする唯、真理子(石田ゆり子)に片思いする佐伯…と片思いの連鎖を描いている。

出典:https://ja.wikipedia.org

これだけ登場人物たちの想いがすれ違い、片思いがぐるぐると回転するドラマというのは興味深いですね。ドラマのタイトルが美味しそうなケーキでありながら、略すと「S.O.S」という発想も意表を突かれます。

窪塚洋介さん出演ドラマーおすすめ3ー常盤貴子さんとW主演『ロングラブレター~漂流教室~』2002年

このドラマの原作は楳図かずおの漫画作品『漂流教室』です。23歳の窪塚洋介さんは、このドラマでは気の良い教師で生徒たちに慕われる数学教師を演じました。この役はテレビドラマにおいて3回目の主演となりました。

『ロング・ラブレター~漂流教室~』あらすじ

冬休み中に本倉高校に補習で集まっていた30名ほどの教師と生徒、事務員員たちは突然大地震に襲われます。その地震が収束した直後、周囲の景色が全くの砂漠と化していることに愕然とするのは校庭にいた、ヒロインである結花(常盤貴子)と浅海暁生(窪塚洋介)二人のみ。本倉高校は未来にタイムスリップしてしまったーという学校を舞台にしたSFドラマです。

ついに遠藤周作原作映画化『沈黙』でハリウッドデビュー!2016年

日本が誇る文豪、故・遠藤周作氏はクリスチャンであり、聖書とその信仰に基づいた小説を多数発表しています。その作品は世界中で13ヶ国語に翻訳され、映画『第三の男』の原作者で小説家のグレアム・グリーン氏も「遠藤周作は20世紀のキリスト教文学において最高の作家である」と絶賛しています。

そんな遠藤周作氏の代表作のひとつ、『沈黙』は江戸初期の過酷なキリシタン弾圧時代に、布教に生命を捧げたイエズス会の若き司祭ロドリゴと、幕府の厳しい弾圧に耐え兼ねてロドリゴを裏切り長崎奉行所に密告する弱虫な男キチジローとの人間模樣を描き、「神の沈黙」というキリスト教の真意を巡って苦しむ人々の人間ドラマです。

映画『沈黙ーサイレンスー』では、そのキチジローに窪塚洋介さんが扮しています。日本では昨年2017年1月21日に公開されました。

映画『沈黙 −サイレンス−』予告編

予告編だけでも本作の感動的なリアリティが伝わってきます。監督がアメリカ人であることから、出演した日本人俳優たちやスタッフ側が、日本の家屋や立ち居振る舞いを自然なものにするよう尽力したそうです。

窪塚洋介さん演ずる「弱い人間像キチジロー」の魅力

このマーティン・スコセッシ監督『沈黙ーサイレンスー』に、このキチジローのような意志の弱い人物が出演しなければ、この映画はそこまで魅力的にならなかったでしょう。「人間は弱い者」として描かれるリアルさ。

隠れキリシタンであるキチジローは幕府の弾圧に怯え、長崎奉行所に宣教師ロドリゴを密告してしまいます。そしてロドリゴは縛られて奉行所へとしょっ引かれますが、その後を泣きながら追いかけるキチジローの姿。実に人間的な人物を窪塚洋介さんは渾身の演技力で表現しました。

窪塚洋介さんインタビュー「レゲエと俳優の世界ーそして『沈黙』への出演」

窪塚洋介さんは、「歌手としての自分があるからこそ、虚構に満ちた演劇の空間でも仕事をやっていける。そうして最新作『沈黙』という大作からもお話を頂けるようになったのだと思います」と語っています。

「レゲエディージェイ『卍ライン』として音楽活動を始めて11年になります。その当時、役者として虚構の世界にいる自分に迷いや葛藤がありました。

『リアル』という言葉が常に頭の中を駆け巡っていて、これを振り払う手段として、自分が感じるままを詩にして表現する道を選びました。

ひとつ山を乗り越えることができたことが自信となり、ハリウッド映画「沈黙」の誘いを受けることに繋がったと感じています。現在、ハリウッドから主演作を含め何本か話を頂いています。

役者として日本では『窓際族』のような存在ですが、今の場所にいるからこそ海がよく見えます」

出典:https://www.townnews.co.jp

元来、「言葉」というものについて大変感性が研ぎ澄まされていた人だからこそ、歌手としての自分、俳優としての自分の立場を把握できるようになったのでしょう。自分自身を語ることはなかなか難しいものです。窪塚洋介さんのハイレベルな知性を感じる言葉です。

ドラマ界の「鬼才」窪塚洋介さんの名言

これまで俳優として独特のスタンスを維持してきた窪塚洋介さん。レゲエ歌手としても一線に立ち、カメラマンとしての才能も発揮。

そんな窪塚洋介さんはドラマ界の「鬼才」と呼ばれます。そして窪塚洋介さんならではの名言も生まれてきました。ここでは人生がハッピーになれるような言葉をご紹介しましょう。

全てはコインの表と裏。これだけの幸せを手に入れたら、それを失う怖さも手にしている。常に表裏一体じゃん。ってことを自分で意識できていたら、幸せをもっと幸せに感じられるし、もっと大切にしようって思える。

出典:https://smartlog.jp

人間、幸せというものの実態を掴むことなく生きている。そういう現実を直視した言葉です。何が幸せなのか、気づかない人が多い。そういう人々への直球のようなメッセージですね。

人生って片道切符だから、楽しんだもん勝ち。一日一日の夜をゴールにすると、すごく一日を楽しめるんですよ。
全力でその日を生きる。

出典:https://smartlog.jp

まず「人生は片道切符」という言葉にハッとさせられます。人間は生まれた時から未来に向かって生きる。しかし過去に戻ることができない。事実でありながらなかなかこのような言葉は出てきませんね。

子供じゃなきゃ感じられない怖さとか、子供じゃなきゃ感じられない楽しさとか、できるなら今も感じたいと思う。いつまでたっても感じられるようでいたいと思う。

出典:https://smartlog.jp

これは本当にどんな人にも当てはまる言葉です。子供時代の感覚は大人になると忘れてしまう。大人になると、子供であったことさえ忘れてしまう。

その子供の感覚を「今でも感じてみたい」という窪塚洋介さん。このような深いセンスがあればこそ、俳優として独特な異色の存在であり得るのでしょう。

最後に:窪塚洋介さんの才能は芸能界の宝石

演技やドラマの世界では、外見のみならず、他人に流されない、その人独特の信念や感覚が大変重視されます。そのことを生まれながらに身に着けているかのような窪塚洋介さん。

窪塚洋介さんならではの独特の持ち味と才能は、今後も芸能界の貴重な宝として輝いていくでしょう。

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