日本が舞台の映画「沈黙-サイレンス-」あらすじ&キャストまとめ

2017年に日本でも公開された、ハリウッド映画「沈黙-サイレンス-」。アカデミー賞では撮影賞を受賞し、実在した出来事をモチーフに描かれた日本が舞台の映画です。今回は日本人俳優も多く出演した、マーティン・スコセッシ監督の映画「沈黙-サイレンス-」を特集します。

映画「沈黙-サイレンス-」とはどんな内容?キャストなどを徹底解説!

2017年1月24日に行われた、第89回アカデミー賞では「ラ・ラ・ランド」が数々の賞を受賞し、人気となりました。しかし、同じ会場で撮影賞を受賞した、名作映画「沈黙-サイレンス-」があったことを知っている人は少ないはず。

アカデミー監督賞に輝いた「ディパーテッド」をはじめ、数々の映画作品で知られる巨匠マーティン・スコセッシ監督の作品で、日本を舞台にした映画「沈黙-サイレンス-」。日本では2017年1月21日に公開された作品の魅力を、今回はあらすじやキャストともに振り返ります。

映画「沈黙-サイレンス-」は遠藤周作の小説が原作

マーティン・スコセッシ監督の最新作「沈黙-サイレンス-」。今村昌平監督や、敬愛する黒澤明監督の映画「夢」に出演するなど、日本映画にも影響を受けた監督が手掛けた歴史映画です。

映画の原作は、1966年に書き下ろされた遠藤周作の小説。日本のキリスト教徒弾圧の史実を受けて描かれた小説で、1971年には日本で映画化もされています。

監督の長年の構想が実り、遂に映画化

マーティン・スコセッシ監督は20年以上前から「沈黙-サイレンス-」の映画化に向けて構想を練っていましたが、度重なる制作延長や監督と配給会社間のトラブルを受け、2013年に本格的な撮影へと乗り出します。

撮影は台湾で行われ、17世紀当時の日本の街並みを再現したセットが組まれた中で、2015年に撮影が終了。2016年12月に全米で映画公開となりました。

映画「沈黙-サイレンス-」のあらすじ紹介

アカデミー賞の主要部門は逃したものの、映画関係者からは高評価の映画「沈黙-サイレンス-」。マーティン・スコセッシ監督の長年の夢が実現した本作は、どのような物語なのかをあらすじにてご紹介します。

神父が日本での弾圧を受け、思い悩む姿を描いた作品

「沈黙-サイレンス-」は、17世紀の日本が舞台の作品。戦国時代に宣教師フランシスコ・ザビエルによって人々の間に広まったキリスト教は、江戸時代はじめに弾圧を受け、残ったキリスト教信者は幕府の目におびえながらも信仰を続けていました。

その頃、日本で布教活動を行っていたクリストヴァン・フェレイラ神父が棄教をしたとの知らせが、ポルトガルのセバスチャン・ロドリゴ神父とランシス・ガルペ神父の2人の耳に届きます。2人の師であった人の突然の棄教に、彼らは中国で知り合った日本人のキチジローとともに日本へ向かうことを決断。

日本では幕府による厳しいキリスト教弾圧が行われている現状を目にしながらも、隠れながら生活を行うキリスト教徒信者の助けを受け、日本で布教を行います。やがてキリスト教徒が残っていることを聞きつけた奉行が駆け付け、2人や教徒は拘束され、激しい拷問を受けることに。

日本人教徒の苦しい現状を前に、苦悩するロドリゴ神父。沈黙を続けるイエス・キリストの真意とは……。

豪華キャスト陣が集う!映画「沈黙-サイレンス-」

日本とキリスト教の歴史を軸に描かれた、映画「沈黙-サイレンス-」。遠藤周作の原作を元にしたマーティン・スコセッシ監督の長年の構想であったことや、日本人俳優が多数参加したことでも話題になりました。

あらすじの後には、映画「沈黙-サイレンス-」に出演した豪華キャストについてご紹介します。

アンドリュー・ガーフィールド(セバスチャン・ロドリゴ神父)

映画「沈黙-サイレンス-」の主人公セバスチャン・ロドリゴ神父には、2012年の映画「アメイジング・スパイダーマン」で知られる、イギリス人俳優のアンドリュー・ガーフィールドがキャスティングされました。

アメリカで生まれたガーフィールドは、数々の映画賞で助演男優賞候補となった「ソーシャル・ネットワーク」や、カズオイシグロ原作の「わたしを離さないで」などに出演しています。

アダム・ドライバー(フランシス・ガルペ神父)

映画「沈黙-サイレンス-」の主人公ロドリゴ神父と共に日本に渡る、フランシス・ガルペ神父を演じたのは、アメリカ人俳優のアダム・ドライバー。海兵隊出身の経歴を持ち、2015年公開の映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」では、カイロ・レン役で一躍人気を博しました。

2017年には続編となる「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」ほか3本もの映画に出演しています。

窪塚洋介(キチジロー)

映画「沈黙-サイレンス-」で神父2人を日本へ来れるよう引導した、日本人のキチジロー役を演じたのは、日本人俳優の窪塚洋介さんです。ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」で頭角を現し、その後カメラマンや監督としても活躍する窪塚洋介さんは、初のハリウッド映画起用となりました。

映画「ピンポン」や「ロング・ラブレター」などで主演を務め、2000年後半は映画を中心に活動をしています。

浅野忠信(通辞)

映画「沈黙-サイレンス-」で幕府によって捕らわれた神父2人を説得し、キリスト教からの棄教を求める通訳係を演じたのは、ハリウッド俳優としても人気の浅野田忠信さんです。15歳の頃にオーディションをきっかけに俳優としてデビューし、以降映画やドラマで活躍するようになりました。

1999年より外国映画にも出演していた浅野忠信さんがハリウッド映画に進出したのは、2011年公開の映画「マイティ・ソー 」。マーベル作品として有名な本作では、ソーに仕える剣士役で出演し、その後も多くの海外映画に出演しています。

日本人俳優も多数出演!映画「沈黙-サイレンス-」

2017年に公開され、豪華キャストも話題の映画「沈黙-サイレンス-」。キリスト教弾圧の歴史を取り上げ、信じることの定義や苦悩を描いた作品について、あらすじやキャストをご紹介しました。

17世紀に実際に起こった出来事を主軸に、拷問などの生々しい描写もありながら、人としての在り方を問う神父の姿が印象的な物語の「沈黙-サイレンス-」。現在レンタル作品としてもリリースされていますので、劇場鑑賞を見逃した方は、ぜひ1度目を通してみてください。

関連するまとめ

このまとめに関するまとめ

このまとめに関するキーワード

キーワードからまとめを探す

アクセスランキング

最近アクセス数の多い人気のまとめ

TOPへ