2015/04/17 更新
- 海外(1783)
無事手術成功のダルビッシュの肘!海外の反応は?今はどうしてる?
ダルビッシュ投手が突然試合を降板し、その後のMRI検査で肘の損傷が発覚。
トミー・ジョン手術が無事成功して今に至るわけですが、紆余曲折ありました。
肘の負傷、手術で海外の反応はどうだったのか?そしてダルビッシュ選手は今どうしているのか?
調べてみました。
ダルビッシュ肘負傷?
突然の降板直後の不安が募る会見。
ダルビッシュは5日(日本時間6日)のロイヤルズとのオープン戦で1回12球を投げた後に右上腕三頭筋の張りを訴え、降板していた。軽症を強調していたが、チームドクターのキース・マイスター氏の診察を6日(同7日)に受け、MRI検査で靭帯の負傷が明らかになったようだ。
今年の3月、日米の野球ファンに衝撃を与えたこのニュース。覚えているでしょうか。
有名な記者もダルビッシュ故障に驚き!
Baseball's arm epidemic is getting worse, and Yu Darvish is just the latest
『Yahoo! Sports』のジェフ・パッサン記者による記事です。
ジェフ・パッサン記者は日本人のブルペンでの独特な投げ込み練習や高校野球においての連投に何度も警鐘を鳴らしてきました。しかし、ダルビッシュ投手はそこまで酷使していると思われていなかったために、ダルビッシュ投手の故障に驚きを隠せなかったのです。
米球界でも投手の肘の故障はよくあることであり、日本人に限ったことではないのです。
ジェフ・パッサン記者の記事
日本の高校野球では、投手が投げすぎることに警鐘を鳴らしています。
ダルビッシュ投手の手術を検討中
トミー・ジョン手術を受けると復帰までに1年から1年半かかるため、今季の登板はもうないということになります。
ダルビッシュは球団を通じて「もしも、今季出場できなくなってしまったら残念だけど、セカンドオピニオンを含めて全ての可能性を見てみたい」と英語で声明を発表している。
GMのダルビッシュへの期待
レンジャーズのジョン・ダニエルズGM
MLB史上、最年少でGMに就任した実力者!
レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは「我々の望んだ知らせではなかった」と落胆を隠そうとしなかったという。ダニエルズ氏は最高の選択肢としては手術を回避し、4か月休養を取ることだと語っていたという。
昨年8月に肘の炎症で離脱していたダルビッシュ。今季こそと完全復活を目指していたわけですから、本人にとっても周りにとっても悔しい話だったことでしょう。
ダルビッシュは10日(同11日)にニューヨークでメッツのチームドクターのデビッド・アルチェック氏の診察を受けた。そのセカンドオピニオンについて、レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは「手術こそが彼の推薦した選択肢だった。事態は手術に向かっているように思える。みんなの共通理解だ」と語っている。
二人の医師がトミー・ジョン手術を勧めていることから、手術の方向に話がまとまってきたわけです。ダニエルズGMも納得せざるを得なかったことでしょう。
しかし次の記事をご覧ください。
ダルビッシュの長期離脱により、レンジャーズには保険が下りるとされている。だが、ダニエルズGMは「(保険金よりも)ダルビッシュの方がいいのに」と開幕前にエースを失う無念さを露わにしていた。
どれだけダルビッシュ投手に期待をしているのかが分かるエピソードですよね。
ダニエルズGMの落胆ぶりが伝わってきます。
@Rangers ace Yu Darvish to undergo Tommy John surgery Tuesday, will miss 2015 season.
ダルビッシュ投手の手術が決定したことが報告されたときのレンジャーズのTwitterです。
2015年は出場できないということが書いてあります。
今シーズン、彼の投球を見れなくなることに嘆く人もいれば、手術を前向きに受け止める人、投手はトミー・ジョン手術を通るものなんだと悟っている人、様々な反応が見られます。
オフィシャルブログ
気になるダルビッシュ本人の心境が赤裸々につづられている。
プロ2年目の途中までは身体的、精神的にも弱かったですが色々自分で気付けた事で色々工夫し、ここまで来られました。
そしてそれを支えてくれたのが身体、特に右腕でした。
ファンの方々に見せてきた色々な姿も全てこの右腕があったからこそでした。
その右肘の靭帯と共に生きるのも今夜が最後です。
寂しいですが、残念ではありません。
こんなとこまで連れて来てくれたのですからもう本当に感謝しかありません。
20歳の時に決めた事があります。
「いつ終わってもいいようにどんな事にも妥協だけはしないでおこう。」です。
それを今まで1日たりとも欠かさず守ってきました。
なので今までの野球人生に悔いはないのです。
ブログを抜粋した形で紹介しましたが、ダルビッシュ投手の手術への覚悟が伝わってくる内容となっています。
悔いはない、と言い、そして投手としての野球人生にはさよならを告げなくてはならないかもしれないという覚悟をもって手術に挑んだことが分かります。
手術成功!リハビリ開始へ
キャンプ地へ戻ったダルビッシュ投手の姿。
損傷した右肘靱帯の修復手術を受けた米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手が20日、キャンプ地のアリゾナ州サプライズの球団施設に戻った。来季序盤の復帰を目指して本格的なリハビリに入る。
手術成功に安堵
ブログで喜びのコメントを発表。
手術は無事終わりました!
術後3日目ですが日常生活での痛みもほぼないです。
手術翌日からリハビリも始まりまして、ちょっとずつ前に進めています!
今日はキャンプ地に戻りチームメートの顔も見れました
しばらくはほとんど何も出来ないですが、焦らずゆっくりリハビリをしていきます
安堵した様子がうかがえる内容にホッとしたファンも多いのではないでしょうか。
前向きに頑張っていることが分かります。
恋人の支え?リハビリに専念中
恋人の山本聖子さんの姿をキャッチ!
米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手(28)が22日、キャンプ地のアリゾナ州サプライズで17日の右肘手術後、初めて取材に応じ、「前よりもいいピッチャーになって帰ってきたい」と語った。
日常生活では右腕を動かすことを禁じられている。「もちろん不便。寝づらかったりするが、彼女とかに助けてもらいながらやっている」とも述べ、交際相手のレスリング元世界女王、山本聖子さんが支えになっていることを明かした。
リハビリは過酷なものです。支えになってくれる人がそばにいてくれて本当に良かったですね。
意欲的にリハビリ中
リハビリ方法をTwitterで募集も?