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ドラマ「流星ワゴン」美代子役の井川遥が語ったこととは何なのか?

ついに最終回を迎えたドラマ「流星ワゴン」。視聴者からの、「良かった!」「素晴らしかった!」という声が本当に後をひかない今、大事なキーパーソンとなった主人公一雄の妻・美代子。美代子役を見事に演じきった井川遥は、一体何を思い、何を語ったのか。そしてこちらも大事な存在「チュウ」の名言もお届け!

井川遥も美代子役で熱演!ドラマ「流星ワゴン」

2015年1月から3月まで、TBSでテレビドラマ化された「流星ワゴン」。
西島秀俊を主演に、香川照之・井川遥など豪華なキャストでたくさんの人達に親しまれました。

重松清による長編小説

出典:http://ja.wikipedia.org

原作

直木賞受賞 (『ビタミンF』で2000年下半期)後初の長篇である。2002年度の本の雑誌年間ベスト1に輝いた。2005年2月15日には講談社文庫版が刊行された。

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妻:美代子と夫:一雄の夫婦関係も魅力だった「流星ワゴン」あらすじ

永田一雄は死んじゃってもいいかな、と思っていた。
仕事はリストラ寸前・妻からは離婚・子供は引きこもり。

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地元で入院している父親を見舞に行った時に貰える交通費の余りで何とか暮らしている有様。その父親も癌でいつ死ぬかも分からない。
父親の見舞帰りに駅で酒を飲んで酔っ払っていると、ロータリーに1台の車が停まっている事に気が付く。

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その車には5年前、偶然見た新聞の交通事故の記事で死亡が報じられた橋本親子が乗っていた。言われるがままにその車に乗り込む一雄。そしてその車は一雄を、人生の分岐点へと連れ戻す。

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降り立ったのは、仕事の途中で妻を見かけた日。他人の空似だろうと仕事に戻ろうとした所に、一人の男が目の前に現れた。一雄はその男の事を、よく知っていた。

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その男は今の自分と同い年、38歳の時の父親だったのだ。

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【主なキャスト】

永田 一雄 - 西島秀俊(幼少期:佐藤詩音)
永田 忠雄 - 香川照之
永田 美代子 - 井川遥
永田 智子 - 市川実和子(幼少期:梅垣日向子)
永田 澄江 - 倍賞美津子(若年期:渡辺真起子)
永田 伸之 - 高橋洋

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「流星ワゴン」美代子の役どころ

主人公:西島秀俊演じる一雄の妻。

幸せな結婚生活を送っていて、何か不満があるようには見えなかったが、あるときから一雄にウソをついてまで出かけるようになる。

出典:http://matome.naver.jp

広樹が受験に失敗して暴力を振るうようになってからは、家を出てしまう。

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(補足)宏樹とは、主人公:一雄と、妻:美代子の間に生まれた一人息子。

その理由を美代子の口から一雄に語ることはないまま、離婚届けを送りつける。

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一雄との結婚生活にマンネリを感じ、また違う男性と浮気をしてしまう美代子。

「流星ワゴン」美代子役:井川遥が語ったこととは

Q:井川遥が「美代子役」として、「流星ワゴン」に出演されることになったときの感想

素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんが集結したこの作品に参加できることを大変嬉しく思いました。重松清さんの作品に出演するのは実は2回目なんですが、今回も重松さんらしい、胸が熱くなる父子の素敵な物語だと思いました。

出典:http://www.tbs.co.jp

Q:美代子という女性を演じる井川遥。今まで彼女が演じてきた役のイメージとは違う印象というとのについて

美代子という人には心の闇が多く、寂しい女性です。
また多くは語られていない分、そこに気持ちを寄せていくのがむずかしいですが、今までにない役を演じるのは私にとって新たな挑戦になると思っています。

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Q:心に闇を抱えた美代子という役。「取り繕う」演技が求められることについて

まさかそんなことを思っていたとは、という風に見せかけるので、気持ちの出し入れが正反対。
難しい部分もありますが、それが役者の醍醐だいご味。自分にとって、すごく挑戦になるなと思いました

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Q:美代子と一雄の夫婦の関係性などについて

お互いの関係性の認識の違いに、美代子は悩んでいるように思います。
妻のために苦労は掛けまいとする夫は、なんでもことを進めてしまう。

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善かれとしたことがかえって無言の否定をされているような思いに、美代子は長年陥ってしまっているのかもしれません。
自分の存在意義や張り合いを感じない淋しさが、美代子の闇の部分なのではないかと想像しています。

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もっとお互いに愚痴がこぼせたり、緩みがあれば幸せなのかもしれないですね。
理想を追うがあまり、大事なことを何処かに置いてきてしまった…それにお互いが気付けば、やり直すこともひょっとしたら出来るのかもしれませんね。

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Q:一雄の父・忠と一雄、そしてその息子と三世代の父子の物語である「流星ワゴン」。女性とは違うな、と思われることはあるかと問われ

家を守る母と、それを見て育つ娘とは距離が近く、まして娘が母親になったとき、その存在はより有り難く思えるものだと思います。

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それに対して、社会で生きる父親の思いは子どもには伝わりにくいものだと思います。
同じ男として理想だけを押し付けられては反発を覚え…長年抱えてきたものと対峙するとき、肉親だからこそお互いを傷つけあってしまうのかもしれませんね。

出典:http://www.tbs.co.jp

Q:演出は、福澤克雄。ヒット作を常に叩き出し「半沢直樹」などで知られている。撮影現場とは

演出:福澤克雄

撮影現場は「本当に真剣勝負」

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Q:夫婦役を演じる西島秀俊について

西島さんと久しぶりにお会いして、俳優としてとても静かな闘志のようなものを感じました。
持っていらっしゃるものが何色なんだろうと想像を掻き立てられます。
こんなに向き合うお芝居をするのは初めてなんですが、一雄と美代子の心が離れていった経過をなぞる…ツライですね。

出典:http://www.tbs.co.jp

Q:「流星ワゴン」を見る視聴者にむけて

 ファンタジーという枠があるけれど、すごくリアリティーのあるお話。
絶望し、挫折し、それでも頑張る一雄に視聴者はエールを送り、逆に力をもらう、という作品になるんじゃないかと思います

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絶望を乗り越え、努力する一雄の姿に力をもらう物語だと思います。
人生はそんなに甘くない、それでもなんとかして生きてゆく…近すぎて見えない、大切な人とのつながりを改めて見つめる時間になって頂けたら、と思っています。

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【おまけ】美代子も活躍した「流星ワゴン」・チュウの名言集

美代子だけではなく、主人公・一雄の父「永田忠雄・通称チュウ」も良い味を出していました。香川照之が演じるチュウの発言の中には、名言がいっぱい!

香川照之演じる一雄の父:チュウ

「あの上からなら、見えんかったもんが見えるようになるかもしれん」

出典:http://spotlight-media.jp

遊園地で、昔は絶対に乗らなかった観覧車に乗ってみようと提案したあとの一言です。見方をちょっとかえるだけで何か新しい発見があるかもしれませんね・・・

「親が子供のこと決めつけるのは1番いけんのよ」

出典:http://spotlight-media.jp

親は、心配するがあまり、子供に対してアドバイスと思いながらも、決めつけてしまうこともあるかもしれません。子を育てる親にはぐさっとくる言葉です。

「邪魔でも憎んでも、離れられんのが本物の親子じゃ」

出典:http://spotlight-media.jp

親と子は血の繋がったかけがえのない存在。お互いにうまくいかなくても、離れられないのが本当の親子なんですね・・・

【まとめ】「流星ワゴン」美代子役:井川遥の熱演に脱帽!今後の活躍に期待☆

いかがでしたでしょうか?
「流星ワゴン」の美代子、そして美代子を見事に演じきった井川遥の思うことについてまとめてみました!

最終回も終え、視聴者&ファンの方々からは、絶賛の声が多数。本当にも見応えのあるドラマ「流星ワゴン」でしたね。

きっとDVDも発売するでしょう。そのときを楽しみに、またビデオに残ってる人はもう1度振り位帰ってみてはいかがでしたでしょうか?^^

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