『エヴァ』よどこへ向かうのか。様々な話題振りまく『エヴァ』映画

90年代に社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』。テレビアニメとしてスタートし、映画で終わった・・・と思われましたが、21世紀になって突如『新劇場版』として映画館に帰ってきました。様々な考察を生み出す『エヴァ』の魅力とは?そしてラストはどうなる?

『新世紀エヴァンゲリオン』・作品概要

『エヴァ』こと『エヴァンゲリオン』について。単なるロボット物だと思ったらだんだん妙な方向に向かっていっての衝撃のラスト。映画館で見た「最終回」的な作品を見て、感動したり戸惑いが隠せなかったりしたものです。

GAINAXによるアニメ作品。監督は庵野秀明。1995年10月から翌3月にかけ放送。放送時よりも、終了後、ストーリー等が話題になり後のアニメに多大な影響を与えた作品でもある。

出典:https://ja.wikipedia.org

何ていうか、心理学とか聖書が頭に浮かびます。『エヴァ』と聞くと。

映画公開に先駆け深夜に再放送されていたものを見てドはまりしましたが、聖書や心理学に傾倒することはありませんでした。自分の場合。

『エヴァ』の魅力って?

それまでの「ロボット物」とは違う要素、「心」に深く言及している点でしょうか。そして、とにかく謎が多い。何とはなしに「粘着質」っぽいけど、癖になるほどのリピートなどのいい意味での粘着質が『エヴァ』の持ち味なんじゃないでしょうか。

『エヴァ』の映画作品一覧

『シト新生』

エヴァの映画第一号と言ったところでしょうか。観に行ってはないんですけども、フィルムコミック版で読みました。TV版にはないシーンもあった気が。

『DEATH』編(総集編状態)と『REBIRTH』編がある。内容は後述の『Air』の前半戦術部分まで。この映画版が制作されたのは、TV版が「投げ出し」のような形で「終了」したため。

出典:https://ja.wikipedia.org

何にしても映画版での完結が実現したのは人気の証ですね。

『Air/まごころを君に』

映画館に入る前、既に観終わったと思しきおじさんがものの見事にネタバレを呟いてくれました・・・。以下旧映画版と記します。

実質『エヴァ』の最終回。夏休みだったので観に行きました。何か前衛的な印象もありましたが、一応ある程度の伏線は消化されていたかと。やっぱり映画館で見ると違った感覚で見られますね。途中で「え!?」となりましたけど。

『DEATH(TRUE)²/Air/まごころを、君に』

何だか『エヴァ』もいろいろ制作しまくっていてよく分かりませんが、それだけスタッフ側の苦労が伝わってくるというものです。

『DETAH』編を再々編集し、『Air/まごろころ、君に』と共に上映したもの。

出典:https://ja.wikipedia.org

それで(TURE)²という特殊タイトルになったわけですね。

『エヴァンゲリヲン新劇場版』

TV版の第壱話からを作り直した、一見するとリメイクっぽいですが、違うようです。旧映画版どころか、TV版とも違う展開、使徒、そして新キャラが登場。とある信憑性の高い仮説がありますが、さてどう転ぶやら?

『エヴァ』基礎知識おさらい・用語編(新旧映画版ひっくるめ)

劇場版最終作を見る前に、おさらいの意味で『エヴァ』の世界観等について。

世界観

「セカンドインパクト」から15年が経過した2015年が舞台。地軸が乱れて、日本から四季が消えるなどしていました。新劇場版では海が赤く染まり、海洋生物は特殊な施設でのみ生存。「セカンドインパクト」以降に生まれた子供は生で亀や魚などの海洋生物を見る機会がそうそうないようで、興奮していました。

セカンドインパクト

『エヴァ』劇中では2000年に南極でセカンドインパクトが起き、人類は滅亡の危機に瀕した模様。天災かと思ったら実は人災でした。何故「セカンド」とついているかというと、地球に衝突した隕石を「ファーストインパクト」もしくは「ジャイアントインパクト」と呼ぶことに起因しているようです。つまりそれだけの衝撃ということですね。

使徒

『エヴァ』に登場する「敵」です。基本的には巨大なバケモノ、もしくは機械的な物体だったりするんですが、コンピュータウィルスのような「使徒」も登場し、TV版では正体が語られることなく終わったという。旧映画版で正体は明かされましたが、「目的」に関しては使徒によって違うなど諸説あります。

A.T.フィールド

使徒が張る「バリア」と思われていましたが、TV版で「人間も持つ心の壁」であることが明らかに。旧映画版でも重要な役割を果たしていました。ちなみに、攻撃にも使えます。

汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン

人造人間であってロボットじゃありません。しかも色々と「怖い」設定があるんです。通称「エヴァ」。モデルは第一使徒のアダムさんです。旧映画版で、画像の「初号機」が「依代」として「ある儀式」に使用されました。単なる使徒を倒すためのロボ、いや人造人間じゃなかったんです。少なくとも旧作では。先のA.T.フィールドを「破る」能力を持っているため、使徒と戦える唯一の兵器、という認識でした。少なくとも自分は。

エントリープラグ

エヴァを起動させるためには「エントリープラグ」という筒状コクピットにパイロットを乗せなくてはなりません。で、パイロットの条件は「母親のいない14歳の子供」。内部はLCLという特殊な液体(肺に直接酸素を送ってくれるそうです)で満たされます。ちなみに操作方法は「シンクロ」すること。レバーだの何だのはなく、座ってトリガーを引くなどすれば動くのです。シンクロ率が高ければの話ですが。

人類補完計画

特務機関ネルフの司令たる碇ゲンドウと、ネルフの上層組織ゼーレで行っていた「計画」。旧映画版でそれはなされました。当時は何のこっちゃでしたが、要するに「みんなで液体になって一つになろう。そうなればだれも傷つけない」という計画で、聖書でいうところの「知恵の実」を返して楽園に帰る、という解釈のようです。

ロンギヌスの槍

都市伝説の世界では世界征服可能なアイテムのようです。『エヴァ』の中では・・・何だかよく分かりませんが、A.T.フィールドを突き破って使徒を殲滅できたり、「ただの槍」じゃないことは明白ですね。旧映画版でも重要アイテムでした。新劇場版では「カシウスの槍」なんてのも(現状名前だけ)登場。うーん、どうなるんでしょう。

カシウスとは、ロンギヌスの本名。キリストの死亡確認で突いた槍が「ロンギヌスの槍」とされる。

出典:http://moto-neta.com

同じ人でしたか。ちなみにロンギヌスさんは片方の目を失明しており、槍でつついた際に出たちが目に入って視力を回復した、なんて話もあるそうな。

特務機関ネルフ

エヴァを所有し、表向きは使徒殲滅を、裏では「人類補完計画」を遂行する組織です。ネット上のご意見を見ると、あまり有能とは言い難い場面も。旧映画版じゃほぼ全員殺されてましたし。

エヴァ基礎知識おさらい・人物編(新旧映画版ひっくるめ)

碇シンジ

エヴァ初号機専属パイロットで、主人公。「ロボット物主人公」なのに熱血でも人類を守る使命感に燃えているわけでもなく、「言われたから従う」といった感じでエヴァに乗ってました。「逃げちゃダメだ」と自分を奮い立たせていましたが、使徒を倒すごとにそれなりに自信はついた模様。しかしさまざまな悲劇が彼を襲う・・・。旧映画版ではもうメタメタになってました。心が。新劇場版ではレイを救うためサードインパクトまで引き起こすなど、結構熱い面も。

綾波レイ

包帯だらけの重傷姿で戦線に出なくてはならない、という物凄い登場の仕方でした。旧映画版ではリリスという使徒の魂をシンジの母のクローンに入れた存在でしたが、新劇場版では・・・?TV版では当初こそ無口、無表情な美少女でしたが次第に「デレて」いった矢先死亡。しかし「クローンの代わり」に魂が移植されたようです。新劇場版では二作目にして「デレて」、サプライズパーティーを企画したり、料理の練習をしたり。ある意味サードインパクトの引き金になりましたが、何か「かわいかった」んですよね。

惣流/式波アスカ・ラングレー

ドイツから来た天才美少女で、エヴァ弐号機のパイロット。「あんた馬鹿ぁ?」が口癖。使徒との戦いが元で精神汚染の憂き目に遭いますが、旧映画版でいったんは復活しました。

何でか新劇場版で苗字(?)変わってました。『エヴァ』内で一番変わったの彼女じゃないじゃないでしょうか。あまり弐号機や加地リョウジに執着を抱いていないこと、よりエリート意識が高まっていることなどが「変更点」でしょうか。でもやっぱり「精神汚染」には遭うという・・・。苗字が変わったことに関する考察が結構興味深いです。

葛城ミサト

ネルフの作戦部作戦局に属し、エヴァのパイロットたちの上司、家ではシンジやアスカの親代わりといった所でした。セカンドインパクト唯一の生き残りですが、嫌っていた父親に助けられたことがトラウマになっていたようです。旧映画版での彼女の活躍ぶりは必見です。新劇場版三作目ではヴィレという組織を設立していました。

赤木リツコ

ネルフにおける開発技術者、通称「赤木博士」。TV版及び旧映画版では、担当声優にまで「哀れな女」戸称される損な役回りでした。新劇場版では定期的にレイの体を調べていたようです。ミサト同様、ヴィレに所属。

碇ゲンドウ

シンジの父です。そしてネルフの司令でもあります。旧映画版では人間裸身らしい面を見せてくれましたが、同じように何か企んでイルっぽい新劇場版ではどうでしょうか・・・?

加地リョウジ

ミサトの元恋人だったり、ダブルスパイだったり。かと思えば大人の男としての助言も行えるよく分からないけどカッコイイ。そんな印象でした。TV版では誰かに殺されたようですが・・・?『エヴァ』におけるいい男その1です。(私見)

渚カヲル

『エヴァ』のいい男パート2。しかし使徒でもあるという。TV版23話でシンジに殺されるものの、旧映画版である意味活躍。新劇場版では意味深長なセリフを次々呟いて、やっぱり殺されました。

真希波・マリ・イラストリアス

新劇場版初登場の新キャラクター。加持曰く問題児。嬉々としてエヴァに乗ったり、使徒との戦いを楽しんだり。(そう見えるだけかもしれませんが)飄々としていて食えない印象の子です。この子も結構意味深長なこと言いますが、度胸と「楽しんで」しまえる性格に惹きつけられます。

今後どうなる『エヴァ』映画

新キャラ、新ワード、新展開てんこ盛りでTV版旧映画版からのファンをも離さない、魅惑のエヴァワールド全開の新劇場版ですが、最終作はどう転ぶんでしょうか?TVも旧映画版も賛否両論と言った感がありますが、話題性と人気の裏付けです。新劇場版最終作、色んな意味で楽しみです。

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