記事ID686のサムネイル画像

【ネタバレ注意!】映画「グリーンマイル」のあらすじ・キャスト・感想まとめ

スティーブン・キング原作の小説を映画化した「グリーンマイル」のあらすじ、キャスト、感想をまとめました。小説との相違点もまとめたので、ネタバレOKの方のみお読みください!

スティーブン・キング原作の小説をトム・ハンクス主演で映画化“グリーンマイル“

監督:フランク・ダラボン


トム・ハンクス
デヴィッド・モース
バリー・ペッパー
ジェフリー・デマン
ダグ・ハッチソン
ジェームズ・クロムウェル
マイケル・クラーク・ダンカン

あらすじ

悪夢のような呟きを思い出し、目を覚ます老人
朝食を食べる沢山の老いた男女が、テーブルに置かれた朝食を黙々と食べている。

介護士の男が独り、その男性の老人に話しかける
介護士の男『無断で遠くに外出したら駄目ですよ、捜索隊を出すのは嫌なんで』
 老人  『解ったよ』
 歩きすぎのその老人は、介護施設からの遠出を禁じられている。
 疲れさせるために歩き回るその老人は、老人介護施設の娯楽室で名作【トップ・ハット】を見た。
皆が楽しそうに見る映画の名作から映し出される映像を見て、悲しくなり、罪悪感に囚われ、塞ぎこむ。
その姿を見て心配した女性が、話しかけるが、その男は自分の過去を語り始める。

出典:http://talktooneself175.blog.fc2.com

予告動画

映画監督

両親はハンガリー人。両親がハンガリー動乱のため、フランスに政治難民として逃れたフランスで生まれた。
幼児期にシカゴに移住。
1994年スティーブン・キングの中編小説を映画化した『ショーシャンクの空に』で一躍有名になる。

『グリーンマイル』登場人物・キャスト

ポール・エッジコム(トム・ハンクス)

Tom Hanks


俳優・プロデューサー・映画監督・脚本家
1956年7月9日 カリフォルニア州コンコード生まれ。
本名:Thomas Jeffrey Hanks
身長:185cm
身長第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンとは遠縁の親戚にあたる。

コールド・マウンテン刑務所Eブロック(死刑囚監房)の看守主任。
在職中に78回もの死刑執行の指揮をとった。
尿路感染症に悩む中年の男。

ブルータス・"ブルータル"・ハウエル(デヴィッド・モース)

David Morse


俳優。
1953年10月11日マサチューセッツ州ハミルトン生まれ。
身長:193cm
テレビで活躍していたが90年『逃亡者』以降話題作に出演。2012年日本のテレビドラマにも出演。

Eブロック副主任で、ポールの相棒。
正義感が強い大男。
『ブルータル(乱暴者)』を自称するものの、体格はいいが気性の穏やかな男。
独身。

ディーン・スタントン(バリー・ペッパー)

Barry Pepper


俳優
1970年4月4日 ブリティッシュコロンビア州キャンベルリバー生まれ。
身長:178cm
『プライベート・ライアン』の狙撃兵・ジャクソン二等兵役で知られる。

Eブロックの看守の一人。
州知事と義理の血縁関係にあり、コネを盾にやりたい放題する。
「筋金入りに残酷な男で、冷酷で不注意でバカと3拍子揃っている」とポールは評している。
囚人であるドラクロワを嫌悪している。

ジョン・コーフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)

Michael Clarke Duncan


俳優・声優
1957年12月10日 - 2012年9月3日
イリノイ州生まれ。
身長:196cm
貧困の中女手一つで育ててくれた母が病気に倒れ、大学を中退し、警備会社やバーの用心棒で治療費を稼ぎ、母の全快を待って俳優としての一歩を踏み出した。

双子の幼女を殺害した罪で死刑囚になった大男。
知能は低いが、心優しく、繊細で涙もろい。
子供のように暗闇に怯える。
不思議な力をもっている。

エデュアール・"デル"・ドラクロア(マイケル・ジェッター)

Michael Jeter


俳優
1952年8月26日 - 2003年3月30日
テネシー州ローレンスバーグ生まれ。
個性的な名脇役として知られる。
父が歯科医で、本人も大学で医学を専攻していた。

不安げな顔つきで、物腰の穏やかな小男。
「ミスター・ジングルス」と名付けた鼠を飼い(本人曰く友人)、芸を仕込んでいる。
看守のパーシーと相性が悪く、パーシーの悪意で凄惨な最期を迎える。

その他気になる情報

小説との相違点

・原作では主人公が看守時代を思い起こして文章にしている設定であるが、映画では老人ホームに入っている主人公が、そこでの親友に昔の話を語って聞かせているという設定になっている。
・小説で登場した死刑囚の一人が登場しない。
・映画でははっきり描かれていないが、原作では90年代の現在ミスター・ジングルスが死亡する。
・ポールの妻や、他の看守の今(その後)について語られるシーンが原作にはあるが、映画にはない。

レビュー

ジョン•コーフィの最後の言葉「生まれてきたことを謝る」…大号泣だ。
こんな優しい大男。なんてステキな大男。悲しすぎる。

最初のシーン、おじいさんの映画鑑賞中の涙。ネズミが逃げたとかなんだとかいう他愛のないくだり、などなど。はじめはつまらないと思うようなシーンも全て伏線。無駄なシーンなど一切ない。
昔に観たきり、超久々に観ても良い映画は変わらず良かった。

出典:http://movies.yahoo.co.jp

コフィーが死刑執行の直前に残した「生まれたことをあやまる。」というセリフが印象に残りました。
遺族の手前ということや、色々と見えすぎることとそれを解決できない罪悪感など他にも理由はあるのでしょうが自分を責めているようで悲しくなりました。
ポールの寿命がのびたことをポール自身は自責の念からか罰だと思っているようですが、コフィーは贈り物と言ってポールに犯行の映像と寿命を与えていて、それを罰と思うことはコフィーの意思をないがしろにすることなんじゃないかとも思います。
コフィーに思い入れがあるかないかで評価がわかれるのかなと思いました。
コフィーとグリーンマイルを歩いた時のポールの年齢が44歳で回想後の年齢が108歳=64年
ねずみの寿命が3年でコフィーに生命エネルギーを伝授された時のジングルスが1歳だとしたら寿命を32倍以上にされたことになり、ポール本来の寿命が74歳であるならポールは最低でも1004歳まで生きることになるのでしょうか。
まだ108歳なのによぼよぼなので寿命が尽きる前に病気や事故・けがなどで死んじゃいそうですが。

出典:http://movies.yahoo.co.jp

原作のペーパーバック版がアメリカで話題になっていたころ、日本上陸が待ち遠しかった。やっと薄い文庫版が1冊ずつ時間差で新潮社から発売されて、足しげく書店に通って購入した。
そんな原作ファンからしても、なかなか良くできた映画です。
かなり忠実にストーリーを再現していて、削った箇所についてもさほど大きな不満は感じられなかった。
上手にまとめられた佳作です。

出典:http://movies.yahoo.co.jp

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ