伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の豪華出演者を紹介します！

【ボス】こと藤堂係長を中心に、刑事同士がニックネームで呼び合う七曲警察署刑事課捜査第一係。
長期不在はあるもののシリーズを通した出演者は、【ボス】だけです。

石原 裕次郎さん

威厳と包容力を併せ持つ理想の上司像である【ボス】は、東京都出身の1934年（昭和9年）生まれという設定でした。

石原 裕次郎さんは長期闘病生活からの復帰作に「太陽にほえろ!」を優先して「西部警察」より先に復帰しました。

露口 茂さん

【ボス】を補佐する司令塔的なキャラクターと、並外れた推理力を使った取調べの技術は多くの難事件を解決に導き、【落としの山さん】とも呼ばれた【山さん】は、新潟県出身の1932年（昭和7年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第691話で、暴力団組員に撃たれて殉職。

下川 辰平さん

交番勤務からのたたき上げで、警官歴は【ボス】よりも長く、人情味あふれる捜査が身上の【長さん】は、富山県出身の1929年（昭和4年）生まれという設定でした。
警察学校の教官に転任したが、「太陽にほえろ!」PART2で再び一係に復帰しました。

竜 雷太さん

射撃の腕は警視庁刑事の中でも3本の指に入る実力の持ち主で、押しの強いキャラクターから【ゴリ押しのゴリさん】と呼ばれた【ゴリさん】は、長崎県（のちに熊本県）出身の1942年（昭和17年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第525話で、覚せい剤中毒者に撃たれて殉職。

小野寺 昭さん

甘いマスクの貴公子然とした風貌から女性によくもてるが、恋愛運がなく不幸な結末になる【殿下】は、東京都出身の1946年（昭和21年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第414話で、婚約者を迎えに行く途中の交通事故により殉職。

萩原 健一さん

長髪にノーネクタイ、三つ揃いで身を固めた風貌で銃を提げた姿が「マカロニ・ウェスタン風」と【殿下】にからかわたことから【マカロニ】というニックネームがつきました。
東京都出身の1948年（昭和23年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第52話で、【ゴリさん】を見舞いに行った帰りに通り魔に刺されて死亡。

関根 恵子さん（現在、高橋 恵子さん）

一係に入り浸っている少年課の婦警だったが第38話でようやく捜査一係配属となった【シンコ】は、東京都出身という設定でした。
【ジーパン】と結婚するために退職しましたが、 「太陽にほえろ!2001」で刑事課・鑑識係員として登場しています。

松田 優作さん

殉職した【マカロニ】の後任として赴任した【ジーパン】は空手の有段者でジーパンが一張羅でした。
東京都出身の1949年（昭和24年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第111話で自分が身を挺して守った男に撃たれて殉職。
その殉職シーンは有名です。

勝野 洋さん

殉職した【ジーパン】の後任として転属してきた【テキサス】は、テンガロンハットをかぶった姿からニックネームがつきました。
熊本出身の1949年（昭和24年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第216話で拳銃密造グループとの銃撃戦の末に殉職。

宮内 淳さん

姉7人に囲まれて育った「ぼんぼん」で、自身の希望により一係配属となった【ボン】は、大阪出身の1951年（昭和26年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第363話で事件の関係者である女性を庇って殉職。

沖 雅也さん

殉職した【テキサス】の後任で転属してきた【スコッチ】は何でも英国製で通す気障でダンディな刑事で、東京都出身の1950年（昭和25年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第493話で、拳銃密造事件での犯人逮捕後に持病がもとで喀血し、病死。

木之元 亮さん

ロッキー山脈登頂を夢見る山男で、ロッククライミングアクションが得意だった【ロッキー】は、北海道出身の1952年（昭和27年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第519話で、ロッキー山脈で容疑者に動植物を庇ったところを撃たれて殉職。

山下 真司さん

【ボン】に助けられ、憧れて刑事になった【スニーカー】は、【ボン】にもらったスニーカーをずっと愛用していました。
沖縄県出身の1954年（昭和29年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第476話で、無差別殺人事件の巻き添えとなった妹の遺志を継いで沖縄に帰郷するため退職。

神田 正輝さん

事故死した【殿下】の後任で、医大を中退した後、警官になった変わり種である【ドック】は、東京都出身の1952年（昭和27年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」PART2にも出演しています。

渡辺 徹さん

退職した【スニーカー】の後任で、高校時代にラグビーをやっていた【ラガー】は、東京都出身の1959年（昭和34年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第658話で、犯人と相撃ちとなり殉職。

三田村 邦彦さん

病死した【スコッチ】の後任で、一匹狼的な性格のために所轄署を渡り歩くことから【ジプシー】というニックネームがつきました。
東京都出身の1956年（昭和31年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第545話で、西多摩署に栄転。

世良 公則さん

殉職した【ロッキー】の後任で、自ら【ボギー】と呼んでほしいと頼み込むほどにハンフリー・ボガートに心酔しており、広島県出身の1955年（昭和30年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」第597話で、法では捌けない悪に立ち向かうため退職したが、組織の男たちに刺され、殉職。

地井 武男さん

殉職した【ゴリさん】の後任で、捜査に対する執念から食らいついたら離さない【スッポンのトシさん】といわれ、台北出身の1943年（昭和18年）生まれという設定でした。
【山さん】殉職後は実質的な主任格として取り仕切り、
「太陽にほえろ!」PART2にも出演しています。

長谷 直美さん

【ロッキー】と結婚して2児の母親になったことから【マミー】というニックネームになり、東京都出身の1956年（昭和31年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」PART2にも出演しています。

又野 誠治さん

ブルースをこよなく愛する刑事で、最終話で殉職寸前の危機を迎えるが、懸命な捜査によって一命を取り留めた。
神奈川県出身の1961年（昭和36年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」PART2にも出演しています。

石原 良純さん

七曲署管内で発生したコンピューター犯罪捜査のために助っ人として派遣されたのちに正式配属された【マイコン】。
一流大学卒のインテリで東京都出身の1960年（昭和35年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」PART2にも出演しています。

金田 賢一さん

殉職した【ラガー】の後任で、孤高かつ優秀な刑事で、ニックネームは本人の印象と名前から公爵を連想してつけられた【デューク】は、東京都出身の1960年（昭和35年）生まれという設定でした。
殉職した【山さん】がやり残した事件を解決させた後、海外研修に旅立ちました。
「太陽にほえろ!」第715話まで出演。

渡 哲也さん

病気療養中の【ボス】が復帰するまでの間、係長代理として臨時に着任した【警部】は兵庫県出身の1941年（昭和16年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」の終盤706話～最終話に出演しています。

西山 浩司さん

いつクビになってもいいようにアルバイト情報誌を携帯していた【ＤＪ】は、ニックネームは自分のイニシャルからきています。
香川県出身の1962年（昭和37年）生まれという設定でした。
「太陽にほえろ!」PART2にも出演しています。

「太陽にほえろ!」はシリーズの長さから2002年から始まったDVD化が2015年にやっとDVD-BOXが揃いましたが、中には現在公開が不可能と明記されている作品もあり、完全とはいえないのが残念です。