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あらゆる賞を総なめにした窪塚洋介主演映画「go」に関するまとめ

2001年、映画『go』の主演を務め、最年少で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した窪塚洋介。2003年以降、あまりテレビで見かけることがなかった窪塚洋介がCMに登場したことで再び注目を集めている映画「go」に関してまとめてみました。

窪塚洋介について

窪塚 洋介(くぼづか ようすけ)

・1979年5月7日生まれ
・日本の俳優、歌手。
・神奈川県横須賀市出身。
・神奈川県立横須賀高等学校卒業。
・所属事務所はモノポライズ。
・卍LINEという名義でレゲエDeeJayとしても活動
・空水名義で、ミュージック・ビデオの監督も務めている。
・身長177cm。
・血液型はO型。

・1995年、テレビドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)でデビュー。
・1998年、『GTO』(フジテレビ系)の優等生・菊池善人役で出演。
・2001年、映画『go』の主演を務め、最年少で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。
・2003年、5月に一般人女性との結婚を発表。
・10月には長男が誕生し、子育てを理由に芸能活動を半ば休業。
・2004年、マンションの9階から転落、一時重体に。
・2006年、卍LINEとしての音楽活動を開始。
・2009年、同じ事務所の渡辺奈緒子を被写体に、カメラマンデビュー。
・2010年1月18日より公演の、蜷川幸雄演出の『血は立ったまま眠っている』にて舞台初挑戦。
・2012年7月12日、1か月前の6月12日付で離婚をしていたことを表明。
・2015年5月4日、マーティン・スコセッシ監督の映画『Silence(仮)』(原作・遠藤周作『沈黙』)でハリウッド・デビューすることを公表。
・2015年8月24日、「CLASH OF KINGS」にて11年ぶりにCMに出演。

奇行が目立ち、芸能界からは少し離れているものの窪塚洋介の演技に対する才能の高さは、定評があります。彼が、過去に出演した数多くの作品の中で、最も多くの賞を受賞した映画「go」についてまとめてみました。

窪塚洋介主演の映画「go」のあらすじ

映画「go」

・2001年10月20日に日本公開。
・監督:行定勲
・脚本:宮藤官九郎
・第74回(2001年)アカデミー外国語映画賞に日本代表作品としてエントリーされた。

窪塚洋介主演の映画「go」の解説

金城一紀の同名小説を窪塚洋介主演で映画化した痛快青春娯楽作品。日本の普通高校3年の杉原。未だ将来の夢も進路も決まらず、元ボクサーの父に仕込まれたボクシングの腕前を武器に喧嘩ばかりしている日々を送っていた。ある日杉原はヤクザの息子の同級生・加藤のバースディパーティで声をかけてきた少女、桜井と突然の恋に落ち今まで経験したことのない時間を共有する。だが、民族学校開校以来の親友、正一が駅で少年に刺される事件が起きた……。(映画紹介ページより)

窪塚洋介主演の映画「go」のキャスト

窪塚洋介主演の映画「go」の主な出演者たち

杉原役(窪塚洋介)

在日コリアン。中学まで民族学校に通っていたが、日本の高校に進学した。喧嘩が強く、物知りの面がある。民族学校時代のあだ名は「クルパー」。

杉原を演じた窪塚洋介も言わずもがな良かったです。

当時「ピンポン」や「狂気の桜」などの出演もあり飛ぶ鳥落とす勢いだった時期ですが、恐らく彼にとっての最高傑作は個人的には「go」だと思ってます。マイノリティの二枚目をやらせたら凄く絵になる俳優さんですね。ナイス!

出典:http://movies.yahoo.co.jp

窪塚洋介主演の映画「go」の鑑賞レビュー

桜井役(柴咲コウ)

杉原とは加藤の誕生パーティーがきっかけで知り合い、交際し始める。

加藤役(村田充)

杉原の高校の同級生。日本人。ヤクザの息子。

窪塚洋介主演の映画「go」の名わき役

秀吉役(山崎努)

杉原の父。在日コリアン1世。元プロボクサー。

とにかく山崎努が強い!!

ちょうど少し前に見た映画が黒澤明監督の「赤ひげ」だったのですが、その作品が1965年・・・。
デビューから考えるともう50年近く俳優されているんですね・・・。

当時齢70近くにしてこのハードボイルドな演技は素晴らしいと思いました。

出典:http://movies.yahoo.co.jp

窪塚洋介主演の映画「go」の鑑賞レビュー

道子役(大竹しのぶ)

杉原の母。在日コリアン2世。

こんな人も!窪塚洋介主演の映画「go」に出演した俳優

タワケ役(山本太郎)

その他にも窪塚洋介主演の映画「go」には、巡査役(萩原聖人)、タクシーの運転手役に大杉漣など、日本の映画界を代表する俳優たちがずらり。

窪塚洋介主演の映画「go」と関連した曲

窪塚洋介主演の映画「go」の主題歌

「幸せのありか -theme of go」

・The Kaleidoscope(ザ・カレイドスコープ)
・作詞・作曲:石田匠 編曲:織田哲郎・The Kaleidoscope

The Kaleidoscope - 幸せのありか -theme of go-

窪塚洋介主演の映画「go」のファンであるMr.Childrenの桜井和寿が書き下ろした曲

「youthful days」

・Mr.Childrenの21枚目のシングル。
・2001年11月7日にトイズファクトリーより発売。
・桜井和寿が『go』に影響を受け、主人公の杉原と桜井の2人をイメージして書いた曲。
・作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children

映画『go』にインスパイアされた曲「youthful days」

窪塚洋介主演の映画「go」の評価

窪塚洋介主演の映画「go」のレビュー

今も残る在日差別。
とても考えさせられた。

映画を見ながら
こっちもハラハラドキドキする。
2時間ずっと楽しめた。
やっぱ窪塚洋介の演技は
引き込まれるなぁー‥

出典:http://movies.yahoo.co.jp

観るのは2回目。
上映当時窪塚が好きだったので映画館に観に行きました
行定×クドカンだったのかー
全く知らなかった!さすが!
当時もいろんな意味で衝撃を受けましたが、今観るとまた感じ方が違いますね

重いテーマですが…観るのを躊躇っている方、観て損はないと思います

窪塚やっぱりいいなぁ~

出典:http://movies.yahoo.co.jp

学生時代にあまりの面白さに衝撃を受けた「GO」を10数年ぶりに再見
最高のアヴァンはもちろんですが、自分でもびっくりするくらいシーンを覚えていた。
しかもセリフを聴いて、当時の感動を思い出した。
こんな映画はめったにないです。
窪塚+行定+クドカン
後で気付くが、奇跡の組み合わせだった。
全国の学生の皆さん今の内に沢山映画を見ておいて下さい。
年取ると確実に閉じる何かがあります。

出典:http://movies.yahoo.co.jp

窪塚洋介主演の映画「go」が受賞した賞一覧

キネマ旬報賞 日本映画ベストテン

日本映画ベストワン
監督賞:行定勲
主演男優賞:窪塚洋介
助演男優賞:山崎努
助演女優賞:柴咲コウ

第25回日本アカデミー賞

優秀作品賞
最優秀主演男優賞:窪塚洋介
最優秀助演女優賞:柴咲コウ
最優秀助演男優賞:山崎努
優秀助演女優賞:大竹しのぶ
最優秀監督賞:行定勲
最優秀脚本賞:宮藤官九郎
優秀音楽賞:めいなCo.
最優秀撮影賞:柳島克己
最優秀照明賞:高屋斎
優秀美術賞:和田洋
優秀録音賞:柴山申広
最優秀編集賞:今井剛
新人俳優賞:窪塚洋介・柴咲コウ

第44回ブルーリボン賞

助演男優賞:山崎努
監督賞:行定勲
新人賞:柴咲コウ

第56回毎日映画コンクール

日本映画優秀賞
脚本賞:宮藤官九郎
スポニチグランプリ新人賞:窪塚洋介・柴咲コウ

第26回報知映画賞

作品賞
主演男優賞:窪塚洋介
助演男優賞:山崎努
助演女優賞:柴咲コウ

第14回日刊スポーツ映画大賞

助演男優賞:山崎努
監督賞:行定勲
新人女優賞:柴咲コウ
石原裕次郎新人賞:窪塚洋介

第14回日本映画批評家大賞

主演男優賞:窪塚洋介
助演男優賞:山本太郎
監督賞:行定勲
新人賞:柴咲コウ

第23回ヨコハマ映画祭

ベスト10第1位
作品賞
監督賞:行定勲
脚本賞:宮藤官九郎
主演男優賞:窪塚洋介
助演男優賞:山崎努
助演女優賞:柴咲コウ
最優秀新人賞:細山田隆人

第16回高崎映画祭

若手監督グランプリ:行定勲
最優秀主演男優賞:窪塚洋介
最優秀新人女優賞:柴咲コウ

第52回ベルリン国際映画祭

パノラマ部門出品

窪塚洋介主演の映画「go」と同じく在日問題を取り扱った映画「パッチギ」

映画「パッチギ」

2004年製作
2005年1月22日公開
2006年には韓国ソウルの明洞CQNでも公開された。
監督は井筒和幸。
キネマ旬報ベストテン1位、毎日映画コンクール最優秀作品賞、ブルーリボン賞作品賞を受賞した。

映画「go」と同じく在日問題を取り扱ったこちらの映画は、常に映画「go」と比較されているよう。在日問題を違う角度から描いた映画「go」と「パッチギ」は、どちらもヒット作品となりました。

過去の歴史問題を今一度考える事を発起する内容の「パッチギ」に対して、「go」では、国籍や差別問題etc・・・。そんな事よりも人と人とのリアルな繋がりの方がはるかに大切なんだ!

そんなことを定義しているように私は思いました。

出典:http://movies.yahoo.co.jp

しばらく日本の芸能界から遠ざかっていた窪塚洋介が、今年に入って久しぶりにCMに出演するなどし、映画「go」を久しぶりに観返す人も多いよう。芸術の秋、是非一度チェックしてみたい映画ですね!

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