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日本バレエ界の最高峰!谷桃子バレエ団について詳しくなろう

日本バレエ界のパイオニアと言われた著名なバレエダンサー谷桃子が創立した谷桃子バレエ団。谷桃子亡き今も日本のバレエ界に新風をもたらす存在。谷桃子バレエ団の歴史やプリンシパルを務める著名なバレエダンサー達を紹介。あなたも谷桃子バレエ団の公演へ足を運びたくなるかも!

谷桃子バレエ団創立者「谷桃子」とは?

1921年1月11日兵庫県姫路市に生まれ、8歳のときに石井漠舞踊団に入団。現代舞踊のダンサーとして活動していたがクラシックバレエに転向し、満53歳で現役ダンサーを引退するまで日本のバレエ界代表として君臨する。特に「ジゼル」は有名だった。1949年に谷桃子バレエ団を創立。引退後は自身のバレエ団で芸術監督、振付家として活躍した。1984年紫綬褒章受章、1993年勲四等宝冠章受章。

兵庫県姫路市出身。モダンダンサーとして日劇などで活動し、終戦後に舞踊家の小牧正英に入門、クラシックバレエに転向した。愛くるしい容姿と叙情あふれる演技は踊り手の理想とされ、バレエブームを巻き起こした。小牧との結婚、離婚を経て1949年、東京都内に「谷桃子バレエ団」を設立。

出典:http://junsky07.blog89.fc2.com

パリへ留学後、帰国記念公演として55年に「白鳥の湖」を成功させ、バレリーナの代名詞的存在となった。以来、「ドン・キホーテ」日本初演などの主役を次々に務め、中でも「ジゼル」を当たり役とした。作家の三島由紀夫に「軽やかさ、その憂愁、そのエレガンス」と評されるなど、芸術界全般に及ぼした影響は大きい。

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74年に現役を退いてからは、振り付けや後進の指導に手腕を発揮。古典作品を上演する一方、創作に力を注いでバレエの発展に尽くした。2003~06年、日本バレエ協会会長。国際コンクールの審査員も務めた。現在は、同バレエ団の総監督を務めていた。

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戦後間もない1950年代ごろ、日本でバレエといえば谷桃子だった。当時の日本では彼女が最高のバレリーナだった。指導者としての功績も大きい。彼女の指導を受けて独立した人が全国にいる。 

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兵庫県姫路市出身。幼少期からモダンダンスの石井漠の研究所に入門。文化学院卒業後、日劇ダンシングチームに在籍。戦時中は中国へも慰問に行った。戦後、「パガニーニの幻想」で本格的にバレエデビュー、小牧正英に師事。49年、谷桃子バレエ団を設立した。

出典:http://www.asahi.com

バレエの代名詞と言われた谷桃子

古典バレエの傑作「ジゼル」、現存する最古のバレエ作品「リゼット」、アンナ・パブロワの十八番で誰も踊りたがらなかった「瀕死の白鳥」など、有名代表作の多い谷桃子。

今、日本で活躍するバレリーナたちのほとんどは谷先生の教えを受けています。Kカンパニーの熊川哲也さん、英国ロイヤルのプリマ吉田都さん他現代の多くのスター達は谷先生の目黒のお稽古場で汗を流しました。

出典:http://www.madame-yumiko.com

谷桃子バレエ団とは?

谷桃子バレエ団

谷桃子によって1941年に創立されたバレエ団。

谷桃子バレエ団は1949年、昭和24年に創設。6年後の1955年に「白鳥の湖」全幕を大阪で初演、翌56年東京のサンケイホールで上演されました。 この「白鳥の湖」の舞台の成果は、谷桃子の優れた資質と演技とともに絶賛を受けました。

出典:http://www.tanimomoko-ballet.com

「白鳥の湖」はいっそうのブームを呼び、日本全国でも上演され続け、東京のお正月は谷桃子バレエ団の「白鳥の湖」新春公演で始まることが恒例となりました。 ついで1957年に「ジゼル」全幕を初演。谷桃子のジゼルは生涯の当たり役となり、最後の引退公演にいたるまで長く踊り続けることになりました。

出典:http://www.tanimomoko-ballet.com

この成功により谷桃子バレエ団では「白鳥の湖」「ジゼル」の二大レパートリーとして時代を超えて現在まで上演し続けられています。 1965年「ドン・キホーテ」を日本で初演。その後「ドン・キホーテ」は日本のバレエ界にとっても貴重なレパートリーとして広まりました。

出典:http://www.tanimomoko-ballet.com

1974年の「ジゼル」公演を最後にして戦後の日本のバレエ界に大きな影響を与えたバレリーナ谷桃子は舞台を引退、その後は芸術監督として振付、指導にあたり今日まで数多くの優秀なバレエダンサーを輩出させました。 1970年代後半からは「白鳥の湖」「ジゼル」中心の演目から「リゼット」「ドン・キホーテ」「くるみ割り人形」「シンデレラ」をとりまぜての上演を行ってきました。

出典:http://www.tanimomoko-ballet.com

バレエ界のパイオニア谷桃子の情熱を継承

古典バレエを踏襲しながらも創作バレエにも意欲的に取り組む谷桃子バレエ団は、バレエ界のパイオニアと呼ばれた谷桃子の情熱や精神を色濃く受け継いでいます。

谷桃子バレエ団

2011年には「レ・ミゼラブル」で第65回文化庁芸術祭大賞舞踊部門を受賞しています。

谷桃子バレエ団が生んだバレエダンサー達【シニアプリンシパル】

谷桃子バレエ団 尾本安代

1972年に谷桃子バレエ団入団。谷バレエ団などで指導に励むとともに、各種バレエコンクールの審査員も務めている。

川路は尾本について「明るさと気力に満ちたダンサー」と称賛している

出典:https://ja.wikipedia.org

谷桃子バレエ団 大塚礼子

1974年谷桃子バレエ団入団。

谷桃子バレエ団 髙部尚子

1979年谷桃子バレエ団研究所入所、1985年谷桃子バレエ団入団。

谷桃子バレエ団 伊藤範子

1973年谷桃子バレエ団研究所入所、1986年谷桃子バレエ団に入団。

谷桃子バレエ団 赤城 圭

1973年チャイコフスキー記念東京バレエ団に入団し、1981年谷桃子バレエ団に移籍。

谷桃子バレエ団 樫野隆幸

1988年谷桃子バレエ団入団。

谷桃子バレエ団が生んだバレエダンサー達【プリンシパル】

谷桃子バレエ団 佐々木和葉

谷桃子バレエ研究所入所後、1998年谷桃子バレエ団入団。

谷桃子バレエ団 永橋あゆみ

1999年谷桃子バレエ団入団。

谷桃子バレエ団 佐藤麻利香

2004年カナダのGoh Ballet Academyに留学後、2009年谷桃子バレエ団入団するまで海外で活躍していたバレリーナ。

谷桃子バレエ団 齊藤 拓

1997年谷桃子バレエ団入団。

谷桃子バレエ団 今井智也

10歳よりバレエを始めたのち1998年英国へ留学。2003年谷桃子バレエ団入団。

谷桃子バレエ団 三木雄馬

2000年特別推薦にてロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーに入学。2008年谷桃子バレエ団入団。

Y.ペトーホフ率いるロシア国立アカデミックバレエシアターに異例の最年少ファーストソリストとして入団し入団1週間にして「白鳥の湖」でデビュー。
2002年にはリエティ・イタリア国際コンクールにて東洋人としては初のファイナリストに選ばれた。また同年の第15回全日本バレエコンクールで第1位となった。

出典:https://ja.wikipedia.org

谷桃子バレエ団の公演に足を運んでみませんか?

国内外で活躍している一流のダンサー達が所属している谷桃子バレエ団。バレエ界のパイオニアだた谷桃子の精神を脈々と受け継ぐ谷桃子バレエ団の公演へ一度足を運んでみるのはいかがでしょうか。

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