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紅白歌合戦の大トリといえばこの人!大トリ多数はやはり大御所!

1951年に始まった大晦日番組の紅白歌合戦。年末一大イベントで、大トリを務める歌手は選ばれし大物歌手ということ。近年では紅白歌合戦の傾向が変わり、若者や人気がある歌手が選ばれていますが、大トリを務めた回数を見てみると、やはり実力のある大御所が名前を連ねます!

紅白歌合戦の大トリ - 北島三郎 大トリ回数11回

北島三郎は、1936年生まれの現在81歳。
今も現役で、その活動範囲は幅広く、歌手活動だけにとどまらず、舞台活動、執筆活動、馬主でもあります。

紅白歌合戦の大トリは11回で、最高記録保持者の一人です。
出場回数は、史上初50回を達成しまし、それを機に、紅白歌合戦を勇退を発表しています。
2013年の大トリの中の大トリを務めたのが最後でした。

曲は、「まつり」「帰ろかな」「北の漁場」など、誰もが一度は聞いたことがあるヒット曲を歌ってきました。

まだまだお元気で、紅白歌合戦の大トリ記録を伸ばすことも十分可能なようですが、

「若手に道を譲る」

ということと

「時代の流れとともに、歌を聴かせる紅白から、
ショーアップして見せる紅白に変わってきているので、
このまま日本の紅白ではなく、世界の紅白になって欲しい」

ということから、勇退を選ばれました。

紅白歌合戦の大トリ - 美空ひばり 大トリ回数11回

美空ひばりは、1937年生まれ、12歳で歌手デビューしてからは「天才少女歌手」と言われ映画・舞台などで活躍、「歌謡界の女王」と呼ばれていました。
その業績は日本国民から認められており、女性として史上初の国民栄誉賞を受賞しました。
1989年に52歳という若さで病気のため亡くなっています。

紅白歌合戦では、北島三郎と同じく、大トリ回11回で数最高記録保持者の一人です。
出場回数は17回(特別出演1回)ですが、その内で大トリを務めたのが11回というのですから、美空ひばりの実力がよく分かります。

曲は、「ひばりのマドロスさん」「ある女の詩」「この道をゆく」など、毎年のように変わっていました。
美空ひばりが亡くなった後も、他の歌手によって美空ひばりの曲が紅白歌合戦でも歌い続けられました。
「愛燦燦」「川の流れのように」「人生一路」と言った曲が歌われ、美空ひばりの功績を称えています。

紅白歌合戦の大トリ - 五木ひろし 大トリ回数6回

五木ひろしは、1948年生まれ、歌手を目指して弟子入りするがなかなか歌は売れず、芸名を変えるなどして活動を続けました。
オーディション番組で勝ち抜き、レコードデビューの権利を勝ち取ってから徐々に売れ出し、数々の賞を受賞するにまで至りました。

紅白歌合戦には、大トリ回数6回、通算出場回数は47回です。
現役ですので、まだ回数を増やす可能性は大きいです。

忘れてはいけないSMAP

他にも忘れてはいけないのは、国民的アイドルグループだったSMAPです。
28年間の活動期間に、紅白歌合戦大トリを6回、出場回数は20回でした。
 

CDデビューした1991年から2001年、2004年を覗き、解散する前年の2015年まで常に出場し続けました。

紅白歌合戦の大トリ - 森進一 大トリ回数5回

森進一は、1947年生に母子家庭で生まれ、鹿児島県で中学を卒業した時、集団就職で大阪に出てきました。少しで良い賃金をと何度も職を変えたそうです。
テレビの「リズム歌合戦」に出場した時に注目を受け、そのハスキーボイスとルックスの良さで忽ち人気者になりました。

演歌歌手に縛られるのは不愉快に思っており、常に新たな音楽に挑戦しています。
3人の息子たちが、それぞれロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカリスト、三男はロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカリストになっていることからも、父親として、その幅広い音楽性を息子たちに託しているようにも思えます。

紅白歌合戦の大トリ回数は6回で、近年では大トリではなく、紅白歌合戦の前半を占める前半トリで歌う事が多いです。
出場回数は48回です。
曲は、「おふくろさん」を紅白で8回も歌っています。

息子さんたちも歌手ですから、いずれは、親子で紅白歌合戦出演というのも実現するかもしれないですね。

紅白歌合戦の大トリ - 八代亜紀、都はるみ、石川さゆり、松田聖子

八代亜紀は、紅白歌合戦で大トリ2回、出場回数23回ですが、紅白歌合戦の傾向が変わってきた頃から選抜されなくなり、2001年を最後に出場していません。

都はるみは、紅白歌合戦大トリ3回、出場回数29回です。
1997年を最後に、「紅白歌合戦を卒業した」と発表し、それ以降は出場していません。

石川さゆりは、紅白歌合戦大トリは1回ですが、出場回数は女性では初めて40回を達成しました。
紅組の最後であるトリは、7回努めています。
2017年にも出場していましたし、まだまだ記録が伸びる可能性があります。

松田聖子は、出場回数21回で、2002年から10年ほど紅白歌合戦から遠ざかっていましたが、2011年に復活、その後は毎年のように出場しています。
2014年、2015年には大トリを務めました。

紅白歌合戦の大トリ回数は、やはり大御所

若者や人気がある歌手が選出されている近年の紅白歌合戦ですが、やはり、大トリの回数をみれば、大御所が名前を連ねていましたね。
次々に代わる人気のある歌手と違い、大御所は、安定した人気を誇っていたので、当時は毎年のように選出され、大トリを何度も務めていた歌手もいました。

これから、これらの大御所歌手のような、安定した人気を誇る歌手が出てくることを期待しています!

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