記事ID135344のサムネイル画像

2016年公開されて話題となった映画「テラフォーマーズ」の評価まとめ

新しいジャンルのコミックとして話題となり2016年に実写映画化されたテラフォーマーズ、実際に見た方からどのような評価を受けているのでしょうか?あらすじやキャストを踏まえて映画「テラフォーマーズ」の評価を見ていきたいと思います。

話題のアクションコミック「テラフォーマーズ」とは?

実写映画化されることで話題とあつめたコミック「テラフォーマーズ」は原作・原案を 貴家悠さん、作画を橘賢一さんが務めたバトルアクションコミックです。
2013年には「このマンガがすごい!」オトコ編で1位を獲得、「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」で2位を獲得するなど、とても人気であり素晴らしい評価を受けています。

2014年にテレビアニメが放送され、OVA化もされました。そして、2016年にはテラフォーマーズ実写映画版が公開されたのです。

テラフォーマーズでは、火星のテラフォーミング用にゴキブリが放たれましたがその影響下で人型へと進化してしまいました。
人型へ進化を遂げたゴキブリを駆除するために、特殊な手術を施された人間が戦いを挑みます。

2011年から「ミラクルジャンプ」より連載がはじまり、現在は2017年から原作者の病気療養の為に休載しています。
2018年より連載を再開させる予定となっているようです。

映画「テラフォーマーズ」のあらすじ

映画版テラフォーマーズでは「バグズ2号編」をベースとして製作されました。原作との大きな違いは、テラフォーマーズに登場するキャラクターたちは多国籍でしたが、映画版では全員が日本人と言う設定にされているところです。

実写映画版テラフォーマーズは三池崇史監督がメガホンを握りました、500年前に火星へと放たれたゴキブリの駆除を命じられた15人の日本人が恐るべき体験をし、異形の生き物たちと戦いを繰り広げます。

映画テラフォーマーズ 予告編

人口増加で悩む地球を舞台とした本作は、火星移住化計画を立てることとなりました。そして火星に苔とゴキブリを持ち込み、大気圏を作ったのです。

しかし人類の予想よりもずっとゴキブリは進化し遂げていたのでした。そんなことは何も知らされていない15人の日本人は駆除のため火星に降り立ちます。
そしてもう一つ、知らされていなかった事実がありました。火星に降り立った15人は手術によって昆虫のDNAが埋め込まれていたのです。

本作戦の真の目的はテラフォーマーの卵採取でした、しかしその作戦も失敗に終わってしまいます。生き残ったのはなんと2名だけ、脱出用のぽっと出地球へと向かいます。

どちらかと言うと嫌われてしまう事が多くあったゴキブリがまさか人類にとっての脅威になるなんて思いもしませんね、コミック版でも目の付け所が面白いと評価されています。
新感覚のSFアクションを実写化した本作の評価はどうだったのか見ていきましょう。

実写映画化されたテラフォーマーズ俳優陣と評価

映画テラフォーマーズには名高い俳優陣が出演されています。その迫真の演技力は高評価を多数受けており、話題の俳優さんや人気の俳優さんなどとても豪華キャストとなりました。
映画版テラフォーマーズに出演したキャストを評価と共に見ていきましょう。

小町小吉・伊藤英明

本作の主人公である小町小吉を演じるのは大物俳優の伊藤英明さん、受けた手術ベースはオオスズメバチで変態することによって腕が太くなります。
そして手の甲に毒針が生えるのが最大の特徴です。

秋田奈々緒・武井咲

ヒロインを演じるのは武井咲さん、女優としても高評価を受けている大物女優でバラエティ番組などでもよく見かけますね。受けた手術ベースはクモイトカイコガ、鋼鉄の糸を1000mも紡ぐことが可能となります。

蛭間一郎・山田孝之

闇金ウシジマくんや勇者ヨシヒコシリーズなどで高評価を得ている話題の俳優さんである山田孝之が演じるのは蛭間一郎、受けた手術ベースはネムリユスリカです。戦闘力はさほど強いわけではありませんが、急激な温度変化や真空状態などさまざまな状況に耐えることが可能となります。

本多晃・小栗旬

小栗さん演じる本多晃はバグズ2号には乗船しないキャラクターです。そして独自の計画を裏で進めていた人物です。
小栗さんも数々の映画作品などに出演され高評価を得ている大物的俳優さんですね。

メインとされるキャラクターを中心に見てきました。
このほかにもケイン・コスギさんや小池栄子さんなど、豪華キャスト人で送ったのが映画「テラフォーマーズ」です。

映画化された「テラフォーマーズ」を見た人の評価は?

映画「テラフォーマーズ」はその個性的な舞台設定や豪華俳優陣などからとても話題となりました。
では実際に劇場へ足を運んだ人たちからはどのような評価を受けたのでしょうか?

「昆虫好きにはたまらない、思っていた以上に面白いし胸が熱くなる」、「テンポがいいので見ていてつまらないと感じない」などと言った高評価が見られました。原作のスタイルがあまり反映されていないと言う低評価もありましたがグロテスクなシーンや過酷な背景を省いたことで、テンポよく見られたのではないでしょうか。

またせっかくなので続編を見たいという評価も多く見られました。

しかし逆に原作ファンからすると物足りなさが少々残ったようです。
低評価となってしまった理由には「キャストが豪華すぎて無駄使いに感じる」、「年齢制限かけても良いからリアルを追及してほしかった」と言った声が多く上がっていました。

実写映画化されるとなるとやはりいつもひっかかってくるのが「どこまで原作を重視するか」どうかでしょう。映画としての魅力もありますから原作通りにしてもオリジナリティに欠けますし、かといってかけ離れ過ぎていても原作ファンががっかりしてしまいますから、とても難しい所ですね。

結果として映画「テラフォーマーズ」では原作ファンからの低評価の声が多く見られてしまいました。

映画「テラフォーマーズ」の評価とまとめ

いかがでしたか?

2016年に実写映画化され、その世界観の独特さや豪華キャストが話題となって注目された作品となりました。
原作との違いで評価も別れましたが、映画化された魅力もありますからどちらも見比べてみてもいいかもしれませんね。

TOPへ