映画名探偵コナンの高評価の作品と低評価の作品について

映画名探偵コナンもすでに21作品が発表され作品ごとに評価も様々です。

ランキングというわけではありませんが、ネットのレビューなどを参考に評価の高い作品を5本、評価が低い作品を3本ご紹介します。

色々な人の意見を見てみると最近の映画名探偵コナンの傾向も見えてきます。

映画名探偵コナンで評価の高い作品1「ベイカー街の亡霊」

映画名探偵コナンで最高傑作と評価する人が多いのがベイカー街の亡霊です。

バーチャルリアリティーのゲームの世界で冒険するという展開でコナンが阿笠博士の道具を使うことができません。

最近ではこういった設定のアニメなどは珍しく無いですが、映画公開時点ではほとんどなかったと思うのでかなり斬新だったのではないでしょうか?

犯人が最初からわかっていることや脚本を推理小説家が書いているなどいろいろな点で映画名探偵コナンの中では異色の作品と言われますが、これだけ評価が高いのはそれだけ作品の完成度が高いからでしょう。

ゲームと現実の世界で並行して事件が起きていくストーリーになっています。

コナンはパスポートが取れないため海外に行くのが難しいわけですが、ゲームの世界でロンドンに行くというアイデアも面白いですね。

映画名探偵コナンで評価の高い作品2「世紀末の魔術師」

映画名探偵コナンでは世紀末の魔術師も評価が高いですね。

怪盗キッドが登場し、ロマノフ王朝の財宝が絡んでくるなど劇場版らしいスケールの大きなストーリーになっています。

映画名探偵コナンのオリジナルキャラクターとして登場した白鳥警部が今作ではかなり活躍します。

謎解き要素も犯人探し以外にキッドが誰に変装しているのか?ロマノフ王朝の謎など色々な要素が絡んだ凝った作りになっています。

犯人も凶悪犯ですが、あまりに不自然な動機もなく呆れてしまう視聴者はほとんどいないでしょう。

評価の高いのもわかる良作と言えます。

映画名探偵コナンで評価の高い作品3「瞳の中の暗殺者」

瞳の中の暗殺者も映画名探偵コナンの中では評価が高い作品としてよく名前が上がりますね。

警察官が次々と殺害されていくことや、蘭が記憶喪失になるなどショッキングな展開が多いです。

警察関係者の中に犯人がいることを匂わせるなど、緊迫感のあるストーリーになっています。

話の強引さを派手なアクションでごまかしていると批判されることも少なくない映画名探偵コナンですが、瞳の中の暗殺者はサスペンスとしてしっかりできていると言うことで評価が高いようです。

アクションシーンは地味と言われても、評価が高いのは映画名探偵コナンのジャンルを考えれば正統派の作品として高評価ということでしょう。

映画名探偵コナンで評価の高い作品4「14番目の標的」

映画名探偵コナンで2作目となる14番目の標的も評価の高い作品ですね。

トランプの順番通りに人が殺害されていくというミステリーらしい展開でストーリーが進ん行きます。

話の構成がしっかりしているということで評価が高いようです。

ただ、犯人の動機と事件の規模が合っていないとか、あまりの凶悪犯ぶり呆れてしまい物語に入り込めない人もいるようです。

映画名探偵コナンはあえて犯人を共感できない人間に描いているらしいですが、やりすぎにならないようにするのは難しいですね。

毛利小五郎と妃英理の別居の原因が描かれることなど結構重要なことが描かれていますが、全く深刻に描かれずコメディタッチなのはこの夫婦らしいなと思います。

映画名探偵コナンで評価の高い作品5「天国へのカウントダウン」

映画名探偵コナンでは天国へのカウントダウンも評価も高い作品の1つです。

映画名探偵コナンでは初めて黒の組織が登場する作品になっています。

ミステリー部分に関しては地味で平凡と言うような意見が目立ちますが、後半のアクションシーンが高く評価されているようです。

やはり映画名探偵コナンはアクションシーンに興味がある人は多いようですね。

園子と灰原を間違えるなど黒の組織のジンの無能ぶりが見られると言う、ネタ的な楽しみ方を知っている人も結構いるようです。

映画名探偵コナンで評価の低い作品1「紺碧の棺」

紺碧の棺は残念ながら映画名探偵コナンの中でワーストにあげる人の多い評価の低い作品になっています。

推理する必要がほとんどないというのが評価の低い要因の一つだと思いますが、アドベンチャー要素を前面に出した映画のはずなのにその点も評価されていないのは痛いです。

アクションシーンの評価もイマイチのようです。

ただ、蘭と園子の関係性、コナンと灰原の関係性が良く描かれている点を評価しているファンも少なからずいます。

灰原好きには是非見て欲しいという意見もあります。

映画名探偵コナンで評価の低い作品2 「業火の向日葵」

業火の向日葵も映画名探偵コナンでは評価の低い作品です。

歴代の映画名探偵コナンの人気投票で8位に入るなど単純に評価が低いとは言いきれませんが、映画名探偵コナンのワーストにあげる人は少なくありません。

そのまま映画化すると時間が長くなりすぎてしまうために、脚本が結構カットされているのも映画の出来に影響を与えているのだと思います。

やはり、推理要素が薄いのが低評価になる原因でしょうし、声優を見ただけで犯人が誰だかわかってしまうというのはゲスト声優制の弊害でしょう。

アクションシーンの評価で賛否が分かれる作品のようです。

映画名探偵コナンで評価の低い作品3「11人目のストライカー」

11人めのストライカーの映画名探偵コナンの中では評価の低い作品です。

Jリーグ20周年とコラボした映画ですが、サッカーと物語を結びつけようとして強引さが目立つと言う意見が結構多く、推理物として考えるとスッキリできない人が多いようです。

ゲスト声優の中にも上手い人がいるという意見が多い点は考えさせられます。

アクションは迫力があって良かったという意見の人にはそこまで評価は悪くないようです。

映画名探偵コナンの高評価の作品と低評価の作品についてまとめ

映画名探偵コナンで高評価の作品と低評価の作品についてご紹介しました。

評価が高いのは初期の作品が多く、推理要素がしっかりした作品が中心なのは興味深いです。

年々興行収入が増えている映画名探偵コナンですが、アクション重視で推理物ではなくなりつつあるという意見もあります。

アクションだけでなく、推理物としてしっかりした映画の評価が高いようですがアクションシーンに魅力を感じる人は多いようで、この辺りのバランスを取るのも映画作りの難しさなのでしょう。

できれば推理要素のしっかりした映画名探偵コナンを見てみたいものです。

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