麻生久美子さんのドラマ出演遍歴！結婚出産を経て今後の活躍の場は？

本名　伊賀 久美子（旧姓は平丸）
生年月日 1978年6月17日
出生地 千葉県
身長 162 cm
血液型B型

元々はアイドル歌手志望だったと語っています。
1995年『全国女子高生制服コレクション』でグランプリを受賞。
同年に映画『BAD GUY BEACH』で女優デビューを果たしています。
ドラマ出演は1996年のTBSドラマ『君と出逢ってから』が初出演です。
それでは、麻生久美子さんのその後のドラマでのご活躍を順に追っていきます。

麻生久美子さんの最初の代表作で彼女にとって転機となった作品が、2006年のテレビ朝日系ドラマ『時効警察』でしょう。
ヒロインの三日月しずかを演じました。
しずかとの名前とは裏腹に大変騒々しいキャラクターで、ドラマ中では終始ツッコミ担当でした。
このドラマで麻生久美子さんはコメディーもできることを周囲に知らしめるに至り、演技の幅を広げたと言えるでしょう。
麻生さんは、「この番組に出るまでは、もっと神秘的なイメージの女優だった」と冗談まじりに語っています。
脚本や監督は各回ばらばらですが、主に三木聡さんや園子温さんが担当し、大変好評だったために2017年には第2シリーズ『帰ってきた時効警察』が放送されました。
主演のオダギリジョーさんは、視聴率が取れないなどご自身でも自虐ネタとして使っていらっしゃるほどですが、このドラマは非常に面白かったです。
麻生久美子さんの存在が世に広く知れ渡ったのもこのドラマがきっかけではないでしょうか。

『時効警察』シリーズの後、麻生久美子さんは2008年に『かわい子くん』(WOWOW）2010年に『チェイス〜国税査察官〜（NHK）に出演しますが、2011年に妊娠を発表し、翌2012年に第1子を主産されます。
復帰作となったのが、2013年の日テレ系ドラマ『泣くな、はらちゃん』でした。
コメディータッチの明るいドラマが多い土9こと土曜9時の日テレのドラマは比較的安定して人気の枠でしたが、このドラマも第1話で最高視聴率12.9%を、平均視聴率でも10.2%を記録しました。
麻生久美子さんは、漫画の世界から現実世界に飛び出す主人公はらちゃんの生みの親・漫画家越前さんを演じたわけですが、実は麻生さん大の漫画好きで有名。
まさにハマリ役でした。

麻生久美子さんは2014年日テレ系のドラマ『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』に出演します。
高橋秀実さんが執筆したノンフィクションを元にドラマ化されたもので、主演は二宮和也さんでした。
このドラマで麻生久美子さんは、利根璃子というスポーツ記者を演じています。
主役の田茂青志に興味を持ち取材を進めるキーとなる役柄でした。
初回第1話で最高の13.4%を記録し、平均視聴率は9.9%でした。

テレビ東京のドラマ『怪奇恋愛作戦』です。
奇才ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが脚本・監督を手掛け、「ドラマ24」枠で放送されていました。
麻生久美子さんはこのドラマで主人公・消崎夏美を演じています。
先輩女優である坂井真紀さんや緒川たまきさんと、アラフォー3人組みとして友情や恋愛や怪奇現象などドタバタコ、メディーを繰り広げていきます。
美人女優でありながら、すっかりコメディーの演技が板についてきた感があります。

麻生久美子さんは、2016年のNHKドラマ『奇跡の人』でもヒロイン役を演じました。
その美しい顔立ちからヒロイン役が圧倒的に多いです。
ヘレン・ケラーとサリバン先生をモデルにしつつも、その舞台を日本に置き換えて、なおかつサリバン先生を男性に変えラブストーリーをストーリーの軸にするという大胆な作品で話題となりました。
主演は銀杏BOYZの峯田和伸さんです。
麻生久美子さんは、目と耳に障害のある娘・海を懸命に育てている元ヤンのシングルマザーで、主人公が恋をする女性を演じています。
可愛い系ではなく美人顔は気の強い役柄が本当に似合いますね。

2018年には麻生久美子さん出演の映画『散り椿』が公開となります。
CMでも活躍中ですが、電子書籍レンタルサイト「Renta!」のCMでの麻生久美子さんの演技は秀逸ですよね。続編が楽しみです。
ドラマに関しては2018年第1クールでは、今のところ出演の情報はありません。

結婚と出産を機に芸能活動をセーブされていた麻生久美子さんですが、いよいよ本格復帰の時。
今後も主演はもちろんのこと、主役が恋する美人ヒロイン役、コミカルな演技など幅広い活躍を期待します。