記事ID134205のサムネイル画像

アーケードで大人気!kof14(キングオブファイターズ) まとめ

1994年、アーケードゲームとして誕生以来、世界を熱狂させてきた格闘ゲーム「キング・オブ・ファイターズ kof」。2016年にkof14が発売されました。アーケードからコンシューマーまで幅広い人気を集めるkof14についてまとめてみましょう。

これがkof14だ!  ってその前にkofとは何?

こちらは97年に発表されたkof97

アーケードゲーム・ストリートファイター2に追いつけ追い越せとメーカーが獅子奮迅した中ついに「追いついた」感のあるゲームが誕生しました。

1991年 アーケードゲームとして(所謂ゲームセンター用のことです)でカプコンよりストリートファイター2が発表されるや世界中にて大人気を博し歴史を作ってしまいました。同時に個性的な容姿と能力を持つキャラクターが戦う「対戦格闘ゲーム」というジャンルが生まれます」。
他のメーカーもこれに続けと対戦格闘ゲームを続々と発表しますがストリートファイター2の「2番煎じ」という印象から脱却できず却ってストリートファイター2の完成度の高さを再認識することになってしまいます。

アーケードからkofが生まれてそしてkof14へ

3対3で戦う画期的なシステムなのです。

シリーズ前半期のイラストは森気楼氏が手がけました。随分と絵がうまい人がいるなあ、とぼんやり思いましたが、シリーズを重ねるごとに作風は実写に近くなり度肝を抜かれました。アーケードゲームの筐体能力をもってしても氏のイラストを再現できない!

ゲームメーカーSNKは「餓狼伝説」「竜虎の拳」といった対戦格闘ゲームでスマッシュヒットを獲得し1994年にはそれら2作品及び従前のSNKゲームに登場したキャラクター、さらには新キャラクターを交えて柔道の団体戦(体力がある限り一人で複数人を順番に相手し続ける)のような形式の対戦格闘ゲームを発表します。それがkofの記念すべき第1作でした。

kof14は新章へ突入

kof14は2Dから3Dへ進化

お馴染みの竜虎チーム、新作のたびに行われるロバートガルシアのマイナーチェンジもファンの楽しみです。

kofは13にてアッシュ編というシリーズが幕を閉じます。kof14は新章としてのスタートです。新しいスタートにふさわしく従来の2D表示からシリーズ初の3D表示へとゲームシステムは大幅に変更。これまでのkofはシリーズを通して大きな謎が解明され、壮大な物語が展開します。本作ではシリーズ名が明言されていませんが、大きなシリーズの序章となることは間違いないでしょう。

kof14のゲームシステム

テコンドーチーム

以前のチャン・チョイトリオも良かったんですけどやっぱり女性キャラの追加はシリーズ維持に必須なんですかねえ。

kof14(全編通して)基本操作は8方向のレバーに弱パンチ 弱キック 強パンチ 強キックです。これにパンチまたはキックボタンの同時押しによる攻撃あるいは回避、お馴染みのコマンド入力の必殺技にゲージをためてからの超必殺技があります。
アーケード筐体ならばストリートファイター2のように6個のボタンを並べることもできますが、4つボタンは家庭用ゲーム機への移植を強く意識したのでしょうか。
kof14に限らず50人以上のキャラクターに個々の技コマンドを設定する開発陣の努力には頭が下がりますが、ライトユーザーは「似たり寄ったり」という印象を抱いてしまうのは致し方無いところでしょうか。

アーケードに殴り込みだ kof14

チーム八神 マチュアのアップした髪型はゲームキャラでは珍しい?

初登場時の八神のズボンベルト(?・膝が縛ってあるベルト)を見て「転んじゃうんじゃない?」と思った人は多いはず

kof14は2016年8月にプレイステーション4で発売されましたが2017年7月にアーケード版が稼働開始します。家庭用からの逆輸入ですね。家庭用とアーケード版との違いは当初からボスキャラであるアントノフとバースが使用可能である点です。

アーケードバーしょんkof14ではNesicaカードがほぼ必須

初心者にお勧めの京

2D時代の若干重たい操作性が好評のkofでしたがkof14は3Dとなり操作性が変わってしまうのでは・・・とファンの不安がありましたが、杞憂でした。素晴らしい!

アーケードでkof14を楽しむならNesicaカードの購入を強くお勧めします。このカードにゲーム戦績を記録することで連動アプリを使用可能になり、また段位がもらえます。
段位を得ることでオンライン対戦を行う際自分のレベルに近い人と戦うことが出来ます。
勿論カードがなくてもゲームを楽しむことは出来ますが腕に自信があり、かつカード嫌という人がオンライン対戦をすると初心者とマッチングされ、意図せずして初心者さんをボコボコにしかねます。アーケード上級者のマナーとしてカードを準備しておきたいですね。

アーケードで乱入相手がいない時は

怒(いかり)チーム 

元ネタゲームをやってた人いるのかな?

アーケード(ゲームセンター)に来て、乱入上等かかってこい!と意気込むものの対戦相手が見つからない時どうしましょう。kof14にはそんな時に便利なトレーニングモードなる機能があります。これは7分間好きなキャラクターを自由に選び攻撃してこないコンピューター敵をサンドバッグのように殴って所謂練習をすることです。
難しいコマンドやコンボを練習するのに最適です。トレーニングモード中に対戦相手が見つかると対戦が始まります。アーケードならではの工夫と言えますね。

kof14 アーケード版 まとめ

悪党チーム

右端チョイのデザインは映画「エルム街の悪夢」が元ネタなんでしょうか。

アーケード版のkof14 Nesicaカードの良い点ばかりまとめてみましたが・・・・
実は大きな問題点があります。それは総じて「説明不足」な点です。ゲーム内でのモード選択の方法、アプリとの連動方法など、説明や報告が殆ど掲示されていないのが非常に問題です。常連どころかフラッと遊びに来たライトユーザーも困惑してしまうようではカードの購入が結び付かず、ひいてはリピーターにならないのでは。せっかく新章が幕を開けたkof14、アーケード版は改良をしつつユーザーにその楽しさを伝えてほしいものです。

TOPへ