話題の注目作品に迫る！2016年に公開されたゾンビ映画まとめ

ホラー映画の中でもかなりの人気があるゾンビ映画、同じゾンビ映画でも作品ごとに個性があり多くの作品が公開されてきました。

ゾンビ映画はいろいろなテーマが設定されています、ゾンビにより起こったパニックで逃げ惑う人々や、ゾンビが現れたことで繰り広げられるヒューマンドラマなど見え方はさまざまですね。

なかでもゾンビ映画として王道と言われるのがやはり「バイオハザード」シリーズでしょうか。名作であり、長きにわたって愛されてきた作品でもあります。モデルやタレントとしても活躍しているローラが出演したことでとても注目されました。

また誰もが知っているゾンビ映画として「死霊のはらわた」も有名ですね。一言でゾンビ映画とあらわしていてもコメディ物やアクションが強いもの、ホラー要素が多いものなどさまざまです。

2016年に公開されたゾンビ映画でもおすすめの作品をまとめましたので見ていきましょう。

2016年4月23日に公開されたゾンビパニック映画「アイアムアヒーロー」は花沢健吾さんによる漫画作品を実写映画化したものです。
大泉洋や有村架純、長澤まさみなどが出演したことで注目を集めました。

謎の感染症による日常の崩壊を描いた王道ゾンビ漫画です、物語に出てくる人物はさまざまな形で社会に対して劣等感を抱いている者を中心として描かれています。

大泉洋演じる主人公の鈴木英雄は漫画家アシスタントとして働いていましたが、彼女とは破局寸前で出版社に原稿を持ち込んでは相手にされない毎日でした。

そんなある日、日常が終わりを迎えます。
仕事を終えてアパートへ帰った鈴木英雄の目に飛び込んできたのは彼女の異様な姿でした。世界は崩壊し、日常が崩れ去り姿を変えていきます。
この物語ではゾンビを「ZQN」とよんでおり、日本中はZQNで溢れ返ってしまいます。

果たして鈴木英雄は本物のヒーローになれるのでしょうか。

この作品は2016年に公開されたホラー映画の中でもかなり注目度の高い映画でした。邦画でのゾンビ映画はあまり多くはなく、また洋画のように銃を持っている人は日本では多くありませんから激しいアクションは期待できないとされてきました。

しかしこの作品ではそれを逆手に取っていると言えます。
2016年注目のゾンビ映画でしょう。

2016年9月30日公開「高慢と偏見とゾンビ」
18世紀イギリス、女性にとって結婚がすべてだった時代に主人公エリザベスは自分らしく生きようとしていました。初対面で見せられた大富豪の騎士ダーシーの高慢な態度にエリザベスは一人嫌悪感を抱いています。

と、ここまでは18世紀イギリスの時代背景を描いた恋愛ドラマのように思える作品ですが、タイトルにもあるようにこの物語には「ゾンビ」が関わってくるのです。

片田舎で暮らしていたベネット家の五人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見ていました。姉妹はカンフーを得意としており、ゾンビと戦う日々を過ごしていたのです。

18世紀イギリスには謎のウイルスが蔓延しており、感染してしまったら最後、ゾンビとなって人々を襲います。

そして人間とゾンビの最終戦争が勃発、エリザベスとダーシーは共に戦うこととなりました、しかし戦っていくうちにお互いの偏見に徐々に気づき始めるのでした。

恋愛小説の金字塔である「高慢と偏見」にゾンビと言う一味を加えた作品でまるで週末世界に置き換えられたような大胆な試みでしょう。
こちらの作品も2016年に公開されとても話題となりました。

ホラーコメディ作品として注目を集めた「ゾンビスクール」は日本では2016年2月20日公開となりました。
キッズゾンビたちと先生の戦いを描いた、ちょっと面白いけれど怖いゾンビホラー映画です。

子供たちの大好きなチキンナゲットを食べた一人の女子生徒がなんとゾンビに変貌を遂げてしまいます。教室内はパニックに陥ります、そのゾンビに襲われてしまった生徒たちも次々とゾンビと化していくのでした。

何とかゾンビから身を隠した教員たちと二人の生徒はすぐさま学校を閉鎖します。ボールやシンバル、ホッケースティックなどで自分たちを武装してキッズゾンビたちとの戦いに挑みます。

この作品のキーワードは「子供にしか感染しない」と言う所です。
大人である先生たちはゾンビとして感染しません、しかしゾンビと化した生徒たちに食われしまいます。

子供たちに大人気のチキンナゲットが原因で次々と子供たちがゾンビと化していく、着目点が何とも面白い2016年注目作となりました。
アメリカでの公開は2015年でしたか、日本で本作が公開されたのは2016年となります。

そのほかにも2016年に公開されたおすすめホラー映画をまとめてご紹介します。
怖いけれどどこかせつない、ホラーロマンスなどホラー作品と言っても見えてくる世界観は作品ごとに特徴がありますよね。

「死の恋人ニーナ」
2016年公開のホラーロマンス作品、ゾンビ映画とは少々違うかもしれませんが死んだはずの元カノが死んだ状態でよみがえり、二人を悩ませると言う物語です。
交通事故で最愛の恋人「ニーナ」を失った青年は新しい女性と恋に落ちます、しかし二人がベッドインするたびに死んだことを自覚していないニーナがよみがえり、シーツには血が広がって布団の中から死者が絡みついてくるのです。
どこかせつなささえ感じつ作品です、そしてラスト5分には意外な展開が待ち受けていました。

「マギー」
2016年日本公開のゾンビ映画作品、激しいアクションのイメージが強いシュワルツェネッガーが出演するのはなんとゾンビ映画！洋画の特徴であるゾンビパニックと言うイメージではなく、田舎で暮らす家族に悲劇が舞い降ります。娘のマギーがゾンビウイルスに感染してしまうのです、果たして父親は娘として守るのか、それともゾンビとして殺すのか身近でリアルなゾンビ映画作品です。

「ゾンビマックス！怒りのデス・ゾンビ」
2016年2月2日公開
生き残りをかけた人間とゾンビの壮絶なゾンビバトルアクションです。マッドマックスとゾンビ映画を掛け合わせたような世界観で、人類のほとんどがゾンビと化した近未来、生き抜くために戦います。

いかがでしょうか。

ホラー映画の中でも人気の高いジャンルと言えるのがゾンビ映画です。しかしゾンビ映画と一言で言ってもその世界観は多種多様であり、切ないラブストーリーを含むものから激しいアクションで生き残りをかけて戦うものまで多彩です。

個性的な世界設定なものもありますから、最新の情報を常にチェックしておきたいですね。