ホラー映画。「エコール」をご紹介します。【ネタバレあり】

【ネタバレ注意)どこか美しくどこか恐ろしい。幼い少女たちの箱庭で何が起こっているのか…。日本では2006年に公開されたフランスの映画「エコール」について紹介します。映画「エコール」の少女たちは何故、集められ何処へ行くのか…。一部ネタバレ考察も含みます。

映画「エコール」とは?

映画「エコール」とは?
2005年にベルギー・フランス合作で制作されたサスペンス映画です。
日本では2006年に公開されました。
原作は原作はフランク・ヴェデキントの小説『ミネハハ』
同原案でイタリア・イギリス・チェコで2005年に制作された映画「ミネハハ 秘密の森の少女たち」があります。

フランスで公開時の作品名は「Innocence(イノセンス)」(無垢)、日本では「École(エコール)」(学校)となっています。
タイトルの違う理由はなんでも当時、押井守監督の「イノセンス」とタイトルが被ってしまう為混同を避けるために「エコール(学校)」と改められたそうです。

映画「エコール」のストーリ(ネタバレあり)

あらすじ
「深い森の中、少女たちが学園に通いながら生活をしていました。
そこでは異性の姿は無く、バレエの発表会の時のみ外部から客がやって来ます。

しかし、少女たちは次第に外の世界への憧れを募らせていきます。」

【ネタバレ含む内容】
映画「エコール」の物語は深い森の中に全寮制の女子校がひっそりと存在しています。
学園では少女達はバレエ、器楽、礼儀作法のレッスンを受けています。

この学園は閉鎖的で、少女達は卒業まで外に出ることは出来ません。基本は寮のなかで生活をしています。
学校から脱走すると罰を与えられるのだそうです…。
一つの寮に6〜12歳の少女達が一人ずつ在籍しており、リボンの色で学年が分かれているそうです。最年長は紫。最年少は赤。

一人目イリスのストーリー(ネタバレあり)

映画「エコール」主要人物の一人。イリスのストーリー(ネタバレ含む)

物語の始まり。
映画エコールの始まりは、学園に一つの棺桶が運ばれてきます。
棺桶の中には裸の状態で少女が一人入れられており、少女の名前は「イリス」といいます。
何処から来たのかも不明でどうして連れてこられたかも分からずの状態で、どうやら人身売買か何かで連れて来られた様子?

学校生活に馴染んでいくイリスその一方…(ネタバレ入り)

(内容ネタバレあり)
訳の分からないまま突然な日常が始まる中、イリスはめんどうをよく見てくれるお姉ちゃん的存在、最年長組のビアンカのおかげでどんどん学園に馴染んでいきます。
しかし、どこか不気味な学園に馴染めず、同時期にやってきた少女の一人が学校から逃げてしまいます。
少女は川辺の古いボートに乗りますが、水が浸水してしまい結局死亡してしまいます。
死亡した少女は学校へ連れて来られた時の棺桶に入れられ、皆に見守られながら火葬されます。
どこか少女の遺体を運ぶとき、妙に丁寧に運ばれていきます。
これは臓器売買も関連がある?

二人目アリスのストーリー(ネタバレあり)

映画「エコール」の主要人物アリスのストーリー。(ネタバレ含む)

映画「エコール」もう一人の主要人物である「アリス」。
アリスはとても自信家でこの学園から出たくて誰よりも人一倍バレエの練習に励んでいました。

この学園は最年長になると学園の中から優秀な少女が外に出ることができる様です。
アリスはそのために一生懸命バレエを頑張っていました。

ところが今回アリスは選ばれる事はありませんでした。
傷ついたアリスは塀を乗り越えて森へ消えていくのでした。

この後、アリスはどうなったかは語られていませんが、一人の力で森を出ていくことははたして出来る場所なのでしょうか…?

三人目ビアンカのストーリー(ネタバレあり)

映画「エコール」の主要人物ビアンカのストーリー(ネタバレ含む)

映画「エコール」で最年少のイリスなど少女達のめんどうよくお世話をするお姉ちゃん的存在の「ビアンカ」。
最年長組のビアンカ達は毎晩劇場へ赴き客の前でバレエを披露します。
どうやら劇場の収益でこの学園は成り立っている模様。
どうやらビアンカ達に月の物がくるとこの劇場には上がれないらしいのです。
つまりは体が大人になった少女=卒業ということらしいです。

卒業を迎えた少女達とビアンカはそのまま何事もなく外の世界へ出ていきます。
薄暗い洞窟を超え、電車に乗り知らない新しい地へ向かいます。
外の世界にはふつうに男の子がいる何の不安のなさそうな街。ビアンカは噴水越しの男の子に近づき映画「エコール」は終わります。

映画「エコール」の全体的な考察(ネタバレを含む)

映画「エコール」大まかな考察。(ネタバレ含む)

ネタバレというほどネタバレではなかったかもしれませんが、今作はホラーではないものの、謎の多い怖さのある作品ですよね。

はたしていったいこの学園はいったい何だったのか。
結果的にはこの学園は未成熟な少女達を集め、その未成熟な少女たちを見世物にしていたというのが結末なのだと思います。

学園のしきたりを守ってさえいれば必ず外へ出て行く事は可能な世界であるにしても、実際、この少女達は人身売買が絡んでいそうで闇が深く見えます。
映画「エコール」終盤のビアンカ達は結局、平和な外の世界へ卒業する事ができますが、彼女たちはその後どうなっていくのでしょうかね。

映画「エコール」とは少し違うもう一つの映画作品

ミネハハ 秘密の森の少女たち

原作が同じフランク・ヴェデキントの小説『ミネハハ』を題材にした作品で、こちらは「エコール」よりもホラー寄りの作品になっています。
「エコール」は幼い少女達を視点にした学園の疑問などが題材になっており、映画「ミネハハ」は少女達の年齢が上がった分、「エコール」とは違うホラーチックなシーンが大幅追加されています。

映画「エコール」ネタバレ紹介まとめ

以上、映画「エコール」ネタバレ紹介でした。

ネタバレとしては、「実はこの学園は●●であった!」というような内容ではないものの、どこか不安のある、何処かきれいで恐ろしい決してホラーではない不思議な作品です。

ミステリアスでほんのりサスペンスの混じった不思議な作品。
原作小説の「ミネハハ」と映画「ミネハハ」と見比べてみると面白いかもしれませんね。

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