記事ID132795のサムネイル画像

    椎名林檎の名曲「罪と罰」!退廃的な歌詞の内容は病棟での日記?

    日本の音楽界を走り続ける歌姫、椎名林檎さん。甘い声と独特の世界観が魅力ですが、その中でも特に「歌詞」に注目!そこで今回は2000年に発売された「罪と罰」の歌詞や世界観をチェックしてみましょう。また「罪と罰」以外の椎名林檎さんの人気の曲もご紹介していきます!

    椎名林檎さんの人気曲“罪と罰”。その歌詞の内容とは?

    独特の世界観でファンを魅了する椎名林檎さん。メディアの露出が少ないというのもあり、テレビの歌番組に出演するだけで話題になりますよね。
    ソロ活動の他にも東京事変でのバンド活動。また数々の有名アーティストへの楽曲提供やプロデュースなども積極的に行っています。
    どの曲にも“椎名林檎ワールド”が散りばめられており、独特なメロディーラインや歌詞が特徴的。

    そこで今回は2000年1月に発表した「罪と罰」の歌詞や世界観に迫ってみようと思います!

    椎名林檎さんのプロフィール

    まずは椎名林檎さんのプロフィールからおさらいしてみましょう。

    ・本名:椎名裕美子(しいな ゆみこ)
    ・誕生日:1978年11月25日
    ・出身地:埼玉生まれ(育ちは静岡、福岡)
    ・職業:シンガーソングライター
    ・所属事務所:有限会社黒猫堂

    幼少の頃はバレエやピアノを習っていた影響もありクラシック音楽を好んでよく聴いていたそうです。そんな椎名林檎さんが音楽活動を始めたのは中学生の頃。学園祭などで演奏していました。
    高校に入ると軽音部で本格的にバンド活動を開始。いくつものバンドを掛け持ちして楽器も様々な種類のものを担当していたようです。

    その後1996年に開催された「MUSIC QUEST JAPAN FINAL」で最優秀賞を受賞したのをきっかけに1998年「幸福論」でデビュー。

    椎名林檎さんの“林檎”という名前、インパクト抜群ですよね。

    この名前はビートルズのドラマー、リンゴ・スターの名前を借りたと語っています。高校生の時、自身の楽曲を著作者登録する際にペンネームが必要となり、一時的使うつもりで名付けたものだそうです。

    また、元々恥ずかしがり屋ですぐに赤くなっていた、というのも由来しています。

    「罪と罰」だけじゃない!独特の世界観と歌詞が魅力な椎名林檎さんの代表曲

    「幸福論」でデビューしてから瞬く間に人気歌手となった椎名林檎さん。名曲を沢山生み出しています。
    ここでは「罪と罰」以外の椎名林檎さんの代表曲をご紹介したいと思います。

    椎名林檎/ここでキスして。

    1991年1月に発売された3rdシングル「ここでキスして。」
    この曲は椎名林檎さんが有名になるきっかけとなった曲といって良いでしょう。

    10代の頃に作った曲というのもあって、歌詞も好きな人への感情がストレートに描かれています。

    違う制服の女子高生を 
    眼で追っているの 知ってるのよ

    という歌詞が、きゅんとしますよね。

    椎名林檎/本能

    椎名林檎さんの代表曲といえばこちら。ナース姿でガラスの板を拳で殴るという衝撃的なPVが話題になりました。ストレートな歌詞も印象的です。

    約束は要らないわ 
    果たされないことなど 大嫌いなの

    という大人っぽい歌詞がかっこ良いですよね。今までの可愛らしい雰囲気とはうって変わってクールな歌は「罪と罰」にも繋がっています。

    椎名林檎/ギブス

    セカンドアルバム「勝訴ストリップ」の先行シングルとして「罪と罰」と共に同時リリースされた「ギブス」。本来「罪と罰」とは別で販売する予定が椎名林檎さんの体調不良やレコード会社の都合により同時に発売されたようです。
    売り上げは「罪と罰」より「ギブス」の方が上。

    「罪と罰」とは雰囲気が違うピュアな歌詞で可愛らしい曲になっています。こちらも当時付き合っていた恋人に向けて書かれたようです。

    椎名林檎さんの“罪と罰”ってどんな曲?

    2000年1月に発売された「罪と罰」。真っ二つになったベンツの中で絶叫に近いハスキーな歌声で歌う椎名林檎さん。退廃的な雰囲気が心に刺さります。
    また巻き舌も特徴的。

    この「罪と罰」、今までの恋愛系の歌詞とは少し違う…ということでファンの間でも様々な考察がされています。

    「罪と罰」は過密スケージュールによる体調不良時、療養中に書いた曲だと語っています。
    その時の落ち込んでネガティブな気持ちが歌詞になっているようです。

    「不穏な悲鳴を愛さないで
    未来等 見ないで
    確信出来る現在だけ重ねて
    あたしの名前をちゃんと呼んで
    身体を触って必要なのは是だけ認めて」

    出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

    「今」「今だけ」という言葉を歌詞に良く使う椎名林檎さん。この「罪と罰」の歌詞もそんな刹那的な表現をしています。

    椎名は楽曲について「歌詞は病棟での日記ですね。病気になっちゃったのは罰なんだって自分を責めている。その気持ちが振り切れちゃっている。いっつも人のいうことを聞かないからこうなったっていう」と語っている。

    出典:https://ja.wikipedia.org

    椎名林檎ワールド全開。“罪と罰”の歌詞に注目!

    椎名林檎さんのプロフィールや「罪と罰」などのおすすめ曲をご紹介しました。

    椎名林檎さんの「罪と罰」。一度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
    椎名林檎さんの歌詞は当て字や独特のカナ使いが効果的に使われているので、歌詞を見ながら曲を聞いてみるのもおすすめです。

    今を生きる刹那的な世界観が椎名林檎ワールドの特徴のひとつ。演出力の高いライブ映像にも注目です。
    ぜひじっくり歌詞まで聴いてみてください。

    TOPへ