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    懐かしのビーバップハイスクール! 主な出演者たちの現在が気になる!

    1980年代、映画ビーバップハイスクールが豪華出演者が話題となり記録的大ヒットを記録しました。トオルとヒロシでお馴染みの不良漫画「ビーバップハイスクール」。配給収入10億円を超える大ヒット作、その登竜門と言われるヒット映画の出演者の現在を追ってみました!

    ビーバップハイスクール各シリーズと出演者は!?

    きうちかずひろの人気コミック、ビーバップハイスクールの実写版映画として1985年に製作されました。
    出演者は仲村トオル、清水宏次朗のダブル主演にマドンナに中山美穂が出演しています。
    配給収入14億5000万円という大ヒットを記録し、翌1986年、第2作としてビーバップハイスクール高校与太郎哀歌が上映されます。

    出演者は城東工業の山田敏光役に土岐光明が出演しますが、後に立花商業の郷ミノル役に変更されます。更に地井武男や浅野ゆう子も出演者として名を連ねています。
    第2作も配給収入11億5000万円と10億円を突破します。

    翌1987年、第3作目となるビーバップハイスクール高校与太郎行進曲が上映され、出演者には五十嵐いづみ、小沢なつきが加わり、配給収入10億1000万円となるヒットを続けます。

    同年末には早くも第4作目となるビーバップハイスクール高校与太郎狂騒曲が上映されます。出演者には新たに追加されたマドンナ役で柏原芳恵、当時人気だった少女隊が加わり、配給収入12億5000万円と4作連続の大ヒットを続けます。

    1988年、第5作目となるビーバップハイスクール高校与太郎音頭ですが、出演者には新たに当時人気だった立花理佐が加わりますが、多少人気に陰りが見え始め、配給収入は7億3000万円と初めて10億円を割りました。

    そして最後となる1988年、ビーバップハイスクール高校与太郎完結編には、出演者としてブレイク直前の的場浩司が加わり、有終の美を飾ります。

    ビーバップハイスクール私立愛徳高校出演者まとめ!

    ビーバップハイスクールの中心的な学校である愛徳高校の出演者から見ていきましょう。

    中間徹(なかま とおる)
    愛徳高校2年C組
    ビーバップハイスクール、ダブル主演の1人であるトオル、通称「狂犬病」。
    トオルを演じたのは仲村トオル。

    仲村トオル(なかむら とおる)
    本名:中村亨
    生年月日:1965年9月5日生まれ 52歳
    身長:185cm
    所属事務所 KITTO
    デビューは1985年の映画ビーバップハイスクールで当時20歳でした。
    多くの出演者の中でダブル主演に抜擢されるのですから何か光るものがあったのでしょう。
    妻は女優の鷲尾いさ子で、1992年のドラマ「俺たちのルーキーコップ」で共演したことから交際に発展したそうです。
    ビーバップハイスクールで中間徹を演じたことでブレイク、第10回日本アカデミー賞新人賞、第41回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、第8回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞と、新人賞を総なめにし、その後人気刑事ドラマ「あぶない刑事」や「眠れる森」「チーム・バチスタ」など人気ドラマに多数出演しました。
    現在も映画や舞台だけでなく、CMにも出演して変わらぬ活躍を続けています。


    加藤浩志
    愛徳高校2年C組
    口が上手く頭の回転が速い通称「火の球」

    清水 宏次朗(しみずこうじろう)
    1964年11月10日生まれ 53歳
    身長 176cm
    所属事務所 Fillmore Far East
    身長は仲村トオルの横にいるのでいつも小さく感じていましたが、176cmとは意外に大きいんですね。
    ビーバップハイスクールに出演する前は「竹宏治」という芸名で歌手デビューしています。
    ビーバップハイスクールの漫画を読んだことがなかったため、ビーバップハイスクール出演者オーディションに参加して合格した後も自分が何の役で出るのかわからず、直前まで先生役の出演者オーディションだと思っていたというエピソードがあります。

    ビーバップハイスクール出演後は、強面の役柄が定着し、ドラマ「はいすくーる落書」や映画「極道の妻たち」、極道物のVシネマに多数出演しています。
    強面の出演者の中にいても違和感なかったでしょうね。

    2014年からは更年期障害を患い、ストレスからお酒が手放せない日々を送っていると話しています。

    泉今日子
    愛徳高校2年F組
    ケンカ嫌いなヒロイン

    中山美穂(なかやまみほ)
    生年月日 1970年3月1日生まれ 47歳
    身長 158cm
    所属事務所 ビッグアップル
    中学1年時に原宿でスカウトされアイドルデビュー。
    1985年にドラマ「毎度おさわがせします」に出演、「C」で歌手デビューも果たして大ブレイク、同年「ビーバップハイスクール」で映画出演デビューも果たします。
    出演者の中では最年少で、マドンナ的存在でした。
    その後「君の瞳に恋してる!」「すてきな片想い」「逢いたい時にあなたはいない・・」「For You」など月曜9時枠の通称「月9」ドラマに多数出演します。
    2002年にはミュージシャンで小説家として活躍する辻仁成と結婚し長男をもうけてパリで暮らし、芸能活動を事実上休止していましたが、2014年に離婚すると同時に芸能活動を再開しています。


    川端純
    愛徳高校1年D組
    トオルとヒロシの1年後輩、通称「五中の黒い狼」

    的場浩司(まとばこうじ)
    生年月日 1969年3月28日生まれ 48歳
    身長 177cm
    所属事務所 バダスプロモーション
    18歳時に天才たけしの元気が出るテレビ!に出演したことがきっかけで芸能界入り、
    その後すぐに「ビーバップハイスクール」で映画デビューを果たし、演技力を見込まれてドラマ「はいすくーる落書き」や「ママハハ・ブギ」に出演したことから一気にブレイク、
    NHK大河ドラマ「利家とまつ」では利家の家臣、後藤又兵衛を熱演し、俳優として幅広く活躍することになります。
    現在はスイーツ男子としてバラエティ番組にも多数出演し、マルチ振りを発揮しています。


    三原山順子
    愛徳高校3年
    途中から愛徳高校に転向してきたスケバン。

    宮崎ますみ(みやざきますみ)
    生年月日 1968年1月26日生まれ 49歳
    身長 162cm
    1983年に映画「アイコ十六歳」に出演して芸能界デビュー。
    クラリオンガールに選出された1985年にビーバップハイスクールに出演します。
    その後も「武田信玄」や「太平記」といったNHK大河ドラマにも出演し、人気女優として活躍します。
    1994年にカメラマンの男性と結婚し、2児の母となりますが2007年に離婚、2009年には
    乳がんを患った経験を生かし、株式会社ヒプノウーマンを設立し、ヒプノセラピストとして心理療法に力を入れています。

    ビーバップハイスクール北高校出演者まとめ!

    前川新吾
    北高の番長でトオルとヒロシの中学からの友人、通称「性の暴走族」

    小沢仁志(おざわひとし)
    生年月日 1962年6月19日生まれ 55歳
    身長 180cm
    所属事務所 ヴィランズ
    弟の小沢和義は「その男、凶暴につき」や「湘南爆走族」などに出演した俳優、プロデューサー兼映画監督です。
    1984年に社会現象にもなったドラマ「スクール☆ウォーズ」で本格的に俳優デビューを果たします。
    翌年、「ビーバップハイスクール」に敵役として映画デビュー、同作三作目にして北高の前川新吾を演じます。
    小沢仁志はその強面から「顔面凶器」と呼ばれ、その後もVシネマや極道作品に多数出演しますが、2006年に「ダウンタウンDX」に出演したことがきっかけで、それ以降「踊る!さんま御殿」や「有吉反省会」などのバラエティ番組に出演、お茶目な一面を出してそのギャップが受け、幅広い年代からの支持を得ています。

    ビーバップハイスクール立花商業高校出演者まとめ!

    菊永淳一
    立花商業の番長、誰が見ても高校生とは思えない老け顔が特徴、通称「菊リン」

    石井博泰(いしいひろやす)
    ビーバップハイスクール出演後は「極道の妻たち」にも出演しますがその後はトラック運転手に転職したそうです。
    横浜の暴走族である「シルクロード」に所属していただけあって、最近でも雑誌「カミオン」や「チャンプロード」に登場している、いわゆる本物です。
    高校与太郎音頭と高校与太郎完結編は高橋秀治に交代しています。


    郷ミノル
    立花商業のナンバー2

    土岐光明(とき みつあき)
    ビーバップハイスクール出演後も「極道の妻たち」シリーズや「新宿純愛物語」、「もっともあぶない刑事」のワンポイントで出演するなど俳優業を続けていました。
    その後俳優業を引退し、現在は派遣業や飲食業を中心とした株式会社ライトカンパニーの代表取締役として活躍されているそうです。

    おわりに

    1980年代、なめ猫やビーバップハイスクールなどの不良ものが流行った世代の方たちには懐かしい出演者ばかりですよね。

    仲村トオルを筆頭に、清水宏次朗や中山美穂、小沢仁志と役者の登竜門的な存在だったビーバップハイスクール。

    今後もこのような映画が出てくることが楽しみですね。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

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