ペルソナの歴代主人公一覧！意外に面白いキャラクターが多い？

ペルソナはゲーム女神転生の派生作品で、真・女神転生の外伝的位置付けでしたが、その後シリーズ化もされている人気作品です。

現在までペルソナ5まで発売されており、様々なメディアミックス展開も行われています。

今回はペルソナシリーズの歴代主人公を紹介していきます。

そもそもペルソナとは一体どんなゲームなのでしょうか。まずはゲーム内容やシステムについて解説していきたいと思います。

ペルソナは現代の日本を舞台にしたRPGです。主人公たちは普段通りの生活を送りながら、突如出現した悪魔やシャドウといった敵と戦っていくことになります。

かなり特殊な状況で困難に立ち向かっていく物語ですが、扱われるテーマが友情や恋愛だったり、アイテムや武器を購入するのが街にある普通のお店だったりと、登場人物たちを非常に身近に感じることができるゲームになっています。

ゲームのタイトルにもなっているペルソナとは、自分の中にある別人格が具現化したもので、ゲーム内での戦闘で敵となる異形の存在に対抗することができる特殊能力の事を指します。

主人公や仲間たちはそれぞれとあるきっかけによりペルソナに目覚め、協力しながら敵と戦っていくことになります。

ペルソナは付け替えることも可能で、レベルを上げたり、敵との相性を考慮したりしながら戦闘を攻略していきます。

ペルソナの主人公は、例外もありますが基本的にはプレイヤーの分身として操作していくため、名前や詳細なプロフィールが決められていないキャラが多いです。

ただ、それぞれの境遇や性格などは主人公によって全く異なりますので、プレイヤーはゲームごとに違った見方で物語を楽しむことができます。

ペルソナの主人公といえば、どのキャラも不幸な過去を持っているという共通点があります。ペルソナが目覚めるきっかけになるのも、この不幸な過去によるものです。

そこから少しずつ仲間が増え、人間関係を築きながら成長していき、自身の運命に立ち向かっていくという姿を、主人公を通してプレイヤーも体験できるところが、ペルソナの大きな魅力の一つです。

意外にも個性があり、各々違った魅力でゲームを盛り上げているペルソナの主人公たちですが、では実際にどんな主人公がいるのでしょうか？

次の章から、歴代の主人公たちを詳しくご紹介していきたいと思います。

記念すべきペルソナシリーズの一作目はデフォルトネームが設定されていないため、ペルソナ2ではピアスの少年と呼ばれています。

あくまでプレイヤーの分身としての主人公なのでゲームの中ではほとんど台詞がありません。

普通の高校生として日常生活を送っていましたが、突然起こった異変に巻き込まれていく事になります。

漫画版では「藤堂尚也」、CDドラマでは「 鳴海優也」、小説版では「朱雀院慈平」という名前が設定されています。

漫画版などではセリフも多く、独自の性格が設定されています。

ペルソナ2 は罪と罰の前後編に分かれていても、主人公は2人登場します。

罪編の主人公は周防達哉。

罰編では準主人公として登場します。

ジョーカー様を行った事で怪人ジョーカーに狙われる事になった主人公は、仲間と共にジョーカーの操る悪魔たちと戦っていく事になります。

過去のトラウマから他人と関わらずに単独行動を好みますが、本当は仲間思いの優しい性格です。

罰編の主人公は天野舞耶です。

ほとんど作品で主人公が10代の中、天野摩耶は成人で周防達哉より5歳年上、ティーン向け雑誌の編集記者をしています。

レッツポジティブシンキングが口癖の明るい美人ですが、非常に不器用で家事が大の苦手です。

自宅もひどい有様になっています。

過去に放火事件に巻き込まれたトラウマで、火をとても恐れています。

怪人ジョーカーと会った事によりペルソナに覚醒。

巻き込まれた仲間たちと協力して、事件を追いかける事になっていきます。

ペルソナ3は再び名前が決まっていないプレーヤーの分身としての主人公に戻ります。

中世的な外見の美少年として設定され、特徴的な髪型からファンからはキタローの愛称で呼ばれています。

プレイヤーの感情移入を促すために、無口な主人公として作られていますが、このことを逆に利用して作品の中で重要な設定にしている面白いキャラクターです。

会話の中選択肢の中に「どうでもいい」が多い無気力な性格で、喜怒哀楽を表に出すことがあまりありません。

ただし、選択肢には妙な選択肢がありボケ役になってしまうことも少なくありません。

クールでドライという印象を周りに与えていますが、妙な点の多い主人公でもあります。

細身にもかかわらず、7人前の食事をペロリとたいらげる大食漢であったり、1人で3人の不良をボコボコにするなど喧嘩も相当強いようです。

冷静沈着なのにどこかずれているような性格は、ペルソナ4の主人公にも受け継がれているようです。

ペルソナ3ポータブルでは性別を選ぶことができます。

公式で設定された名前は無いのですが、発売前の画像の中の名前が「主人 公子」であったために、公を分解してハム子という愛称で呼ばれることになります。

容姿端麗な美少女という設定は男主人公であるキタローと共通点があるとも言えますが、選択肢に「どうでもいい」が多かったキタローとは対照的にノリの良い選択肢が多く活発な性格の様です。

10年前にシャドウ研究所の爆発事故で両親をなくして以来、転校を繰り返す生活を送っていました。

月光館学園に転校早々、シャドウに襲撃されペルソナ能力に覚醒した事で、特別課外活動部の現場リーダーに任命されることになります。

今回もしゃべらないタイプの主人公と言うことで無口でクールな雰囲気ですが、手品やモノマネを披露をしたりするひょうきんな面を持ちます。

ペルソナの主人公の中では珍しく、不幸な過去を持たない主人公でもあります。

主人公イコールプレーヤーと言うことで、プロフィールは設定されていませんが、他のキャラクターとの対比から考えると身長は180㎝位と考えられています。

選択肢の台詞に漢らしいものが多いこと、後輩の不良キャラを手懐けている、女装したときの姿がスケバンに見えるなどから、ファンには番長と呼ばれています。

あくまで、ファンが呼んでいただけだったのですが、公式に「鋼のシスコン番長」というキャッチコピーをつけられてしまいます。

ただし、ゲーム以外も含めて作中で番長と呼ばれるシーンは存在しません。

ペルソナ4 ザ・ゴールデンのアニメでは最初の戦闘シーンで、明らかに強くてニューゲームをプレイしているとしか思えない異常な強さで、敵を蹴散らします。

無印のペルソナ4のアニメと同じ場面なのに、全く強さが違うのでスタッフが意図的に遊んでいるのだと思います。

ペルソナを手に入れたばかりなのに場馴れした感じで、最後にはクレーターまで作ってしまう主人公の強さは必見です。

ペルソナ5の主人公は無実の罪を着せられ、高校を退学になってしまった少年です。

経緯は男に絡まれていた女性を助けようとしただけなのですが、居場所を無くした主人公は東京の高校に転入しますが、そこでも前歴を知られていて孤立してしまいます。

イゴールに自由への更生を果たさなければ、いずれ破滅すると告げられる主人公。

破滅を回避するためには、主人公は悪い大人を改心させる心の怪盗団の結成しそのリーダーとして行動していく事になります。

正義感が強い上に、困っている人を見過ごすことのできない性格であるため、濡れ衣を着せられても女性を助けたことは後悔していません。

ペルソナの主人公は、戦闘での強さや人気ランキングなど、他の主人公キャラと比較されることが多いようです。

ゲーム自体の人気が高いですし、それぞれ違った魅力を持った主人公たちですので、つい比較してしまう気持ちも分かりますね。

ペルソナ主人公の中でどのキャラが一番イケメンか、というのはよく議論されているテーマのようです。

その中でも、最も声が上がっていたのはペルソナ4の主人公でした。このキャラは他の主人公とは違って唯一、不幸な過去を持たない珍しい主人公です。

漢らしい台詞や、普段のポーカーフェイスから、たまに見せるひょうきんな一面とのギャップが人気の理由かもしれません。

ペルソナの主人公の中で最も強いのは誰か、というのも気になる方が多いようで、こちらも様々な声が上がっています。

その中でも名前が多く上がっていたのは、ペルソナ3の主人公でした。

あらゆるペルソナを宿すことができる「ワイルド」という能力に加えて、「ミックスレイド」というペルソナの合体をすることができるのが、シリーズで唯一このキャラだけというのが大きな理由のようです。

ペルソナの歴代主人公についてご紹介しました。

意外に面白いキャラクターが多いと思いますが、基本的に主人公はプレイヤーの分身です。

主人公になりきってプレイするとより楽しめると思いますよ。