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    ベルセルクの映画とは?テレビとの関係や未制作エピソードについて

    ベルセルクは世界的に評価の高いダークファンタジーで3部作の映画やテレビアニメも制作されています。ベルセルクのテレビアニメと映画の関係やアニメ化されていないエピソード、20年前に制作された旧テレビアニメ版などについて紹介していきます。

    ベルセルクの映画とテレビアニメの関係について

    ベルセルクは世界的にも評価の高いダークファンタジーで、テレビアニメ化、三部作の映画化もされています。

    ただ、テレビアニメは主人公が旅をしている理由が明確に語られず、漫画か映画を見ていないとその部分は理解できません。

    ベルセルクのテレビアニメと映画を見る順番や映画のあらすじについて紹介していきます。

    ベルセルク黄金時代編とは

    ベルセルクの映画はすべて黄金時代篇とタイトルにあるように、原作の黄金時代篇をベースに物語が展開していきます。

    黄金時代篇は主人公ガッツの生い立ちから、ガッツの親友とも言えるグリフィスに激しい憎しみを持つまでが描かれます。

    ガッツの宿敵グリフィスとの確執の原因が描かれるのが、この黄金時代編です。

    ベルセルクのテレビアニメではガッツがグリフィスを追う理由がはっきり描かれていません。

    制作スタッフは別ですが映画とテレビアニメの声優はそのままですから、違和感なく見られると思います。

    テレビアニメのストーリーを理解するには、映画黄金時代篇を見るのが1番です。

    映画1作目「ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵」あらすじ

    主人公ガッツの青春時代を描いているとも言える黄金時代篇の一作目がこの映画です。

    ガッツとグリフィスの出会いから鷹の団への入団、戦場で手柄を立て傭兵団の団長から瞬く間に出世し、自分の国を持つ夢を追うグリフィスの姿を描きます。

    ヒロインで鷹の団千人長のキャスカ、幹部のジュドー、ピピン、コルカス、リッケルトも登場します。

    テレビアニメでは最初から心が壊れて幼児のようになっているキャスカの剣士としての姿は映画と旧テレビアニメでしか見られません。

    キャスカとリッケルト以外は映画3作目で死んでいるため基本的に登場しませんが、かつての仲間を思い出すシーンで幹部の映像はテレビアニメでも確認できます。

    グリフィスとの友情を確かに感じているガッツ

    しかし、グリフィスが王女に語る「友とは対等の者」という言葉に自分の立場に疑問を持ちます。

    これが2作目での別離に繋がっていきます。

    映画2作目ベルセルク 「黄金時代篇 II ドルドレイ攻略」あらすじ

    ベルセルクの映画2作目は難攻不落の要塞ドルドレイ陥落による百年戦争の終結、ガッツが鷹の団を抜けるまでが描かれます。

    戦いはますます激化する中、ガッツはグリフィスの言葉を忘れることができません。

    戦場で100人斬りを達成しますます名を上げていきますが、ガッツの迷いは消えません。

    鷹の団がドルドレイを攻め落としたことにより、とうとう百年戦争は終結します。

    鷹の団は正規軍となり、グリフィスは爵位も手に入れます。

    しかし、戦争が終わったことにより鷹の団を抜ける決心をするガッツ。

    ガッツはグリフィスと対等の友になるため、独り立ちしようと考えたのです。

    グリフィスとの決闘に勝利してガッツは鷹の団を抜けます。

    ガッツを失ったグリフィスはショックから考えられない行動に出ます。

    遂に物語は破滅に向かって動き出します。

    映画3作目「ベルセルク 黄金時代篇 III」 降臨あらすじ

    ベルセルクの映画3作目は、ガッツが鷹の団を抜けてから一年後に物語は始まります。

    グリフィスが反逆者として捉えられ、鷹の団は王国から逃亡するしかありませんでした。

    その事を知りガッツは鷹の団を追いかけます。

    全てはガッツのせいだというキャスカの言葉に衝撃を受けるガッツ。

    グリフィスを助けるため、ガッツ達はグリフィス救出に動きます。

    最終的に全てを失うことになるガッツ。

    生き残ったキャスカは心が壊れ、鷹の団の仲間はほぼ全滅してしまいます。

    全てを奪ったグリフィスへ復讐するために、旅立つガッツ。

    映画は完結し物語はテレビアニメに繋がっていきます。

    ベルセルクの黄金時代篇は映画以外にもアニメ化されています

    ベルセルクのテレビアニメではガッツが旅をしている理由がはっきりと語られません。

    そのため、映画、テレビアニメの順番に見ることで自然にベルセルクの物語を理解することができます。

    ただ、ベルセルクの映画は消して評価が低いわけでは無いのですが、尺の問題で原作からカットされている場面も多く、その辺に不満を持つ感想も少なくありません。

    実はベルセルクは1997年にもテレビアニメ化されていて、黄金時代篇を描いています。

    旧テレビアニメは声優が違いますが、時間が長い分映画よりも物語の過程が丁寧に描かれています。

    ベルセルクの物語を深く理解したい場合は、原作や旧テレビアニメを見ることをオススメします。

    映画でもテレビでも描かれないベルセルクのエピソードとは?

    ベルセルクの原作は「黒い剣士篇」「黄金時代篇」「断罪篇」「千年帝国の鷹篇」「幻像世界篇」の順番で描かれています。

    アニメに関してはベルセルクは3部作の映画に、二度のテレビアニメ化がされています。

    現在、テレビアニメは千年帝国の鷹篇の途中ですが、実は黒い剣士編の大部分と断罪篇の「ロスト・チルドレン」の章はアニメ化されていません。

    知らなくても、物語の本筋には関係ありませんが評価の高い部分でもあるので興味がある場合は漫画を読んでみると良いでしょう。

    ベルセルクの映画とテレビアニメなどについてまとめ

    ベルセルクのテレビアニメは現在、千年帝国の鷹篇の途中ですから第3期が制作される可能性が高いです。

    テレビアニメでは描かれない部分を理解するには、3部作の映画を見るのが一番早いですが、より深く知りたい場合は旧テレビアニメや漫画を読んでみることをお勧めします。

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