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    【ネタバレ注意】日本中の女子が涙した映画「恋空」あらすじまとめ

    「恋空」は、女子中高生を中心にヒットしたケータイ小説が原作で、美嘉のケータイ小説でありデビュー作。主人公・美嘉とその恋人ヒロのふたりが様々な困難と向き合っていく作品です。そんな「恋空」のあらすじとは?「恋空」のあらすじなどをご紹介します。

    映画「恋空」とは?

    「恋空」は著者である美嘉のケータイ小説でありデビュー作で、事実を元にした作品です。2005年から執筆が開始され、2006年には書籍化、2007年11月に映画化されています。また、漫画化もされ、2008年にはテレビドラマ化もされました。映画「恋空」で、主人公・田原美嘉を演じるのは新垣結衣です。映画「恋空」は痛いほど切ないのにどこか温かいラブストーリーに仕上がっています。

    そんな映画「恋空」のあらすじとは、どんなあらすじなのでしょうか?映画「恋空」のあらすじをご紹介します。

    映画「恋空」あらすじ①

    あらすじ①「美嘉とヒロ」

    新垣結衣演じる主人公の田原美嘉は、ごく普通の女子高生。ある日美嘉は学校でケータイを失くしてしまいます。その失くしたケータイがきっかけで、見知らぬ誰かと頻繁に連絡を取るようになりました。

    どこの誰かも分からないけれど、メールや電話を重ねる美嘉。段々とその相手のことが気になるようになります。そして学校でついにその「誰か」と対面します。相手は同級生のヒロでした。金髪で軽いノリのヒロに引いてしまった美嘉。プレゼントと言って摘んできた花を差し出されますが、「その花がかわいそうだよ」と言って突っぱねます。

    しかしその日の帰りに美嘉は、ヒロが一度摘んだ花を土に植えなおしているのを目撃します。「花がかわいそう」という言葉を受けてその行動をとったヒロに優しさを感じ、見直した美嘉。それからますますヒロと親密になります。

    映画「恋空」あらすじ」②

    あらすじ②「妊娠」

    美嘉とヒロはどんどん親しくなり、付き合い始めます。

    ヒロが眠っている時に名前を呼んだ元カノの存在が気になりつつも、楽しい高校生活を送る美嘉。ところがある日美嘉は、見知らぬ男達から乱暴をされてしまいます。それはヒロの元カノ・咲が、美嘉を妬んで仕掛けたことでした。さらに学校でも嘘の良くない噂が流れ、美嘉はいじめを受けます。ショックを受け、心を閉じていってしまう美嘉。

    しかしヒロは美嘉を守ろうと奮闘し、美嘉もそんなヒロに再び心を開き始めます。穏やかな日常が戻り始めていたある日、今度は美嘉の妊娠が発覚します。

    美嘉はヒロと共に、結婚して生みたいという決意を固めますが、美嘉の両親は大反対。ヒロは金髪を黒髪に染め、何度も何度も美嘉の両親に、「認めてほしい」と頼み込みます。そんなヒロを見て美嘉は、ますますお腹の赤ちゃんを大切に思うようになります。

    映画「恋空」あらすじ③

    あらすじ③「別れ、そして」

    ある日、美嘉は学校で咲に呼び出され、口論になります。その際に突き飛ばされた衝撃で、美嘉は流産。大きなショックを受ける美嘉とヒロには立ち直るには時間が必要でした。

    春になり新進級すると、ヒロは突然美嘉を避けるようになります。そして美嘉は、ヒロが違う女性とキスしているのを目撃。それをきっかけに2人はついに別れてしまいます。

    時が流れても、その後2人は交わることはなく、大学進学を控えた美嘉は、勉強を教えてもらっているうちに年上の優に惹かれていきます。

    ある時、美嘉はヒロに久しぶりに遭遇しますが、美嘉は去っていくヒロを追わず、優の所へ戻りました。高校卒業と共に、ヒロのことは忘れようと徐々に前に進む美嘉。やさしく大人の優と穏やかに付き合いを続けます。

    しかし、クリスマスイブにヒロの友達・ノゾムと偶然再会。その場で衝撃的な話を聞きます。なんと、ヒロは高2の頃から癌に侵されていたのです。

    映画「恋空」あらすじ④~結末

    あらすじ④「想い」

    ヒロは自分のせいで美嘉を苦しめたくないという思いから、わざと美嘉を自分から遠ざけるような行動をとっていました。全てを知った美嘉は、優に別れを告げ、ヒロの元へ。強がり嘘を付き通そうとするヒロでしたが、その手には付き合っていた頃に買ったペアリングが光っていました。別れてからもお互いに想いあっていたことを知ったヒロと美嘉。美嘉は、ヒロをそばで支えると心に決めるのでした。

    再び付き合い始めるヒロと美嘉。しかし癌は容赦なくヒロの体を蝕みます。

    映画「恋空」あらすじ⑤

    あらすじ⑤~結末「空に恋をする」

    結婚の約束をしながら「死にたくない」と泣き出すヒロを美嘉は優しく抱きしめました。しかし、ヒロはその後、ついに亡くなってしまいます。

    最後に「美嘉、笑って」という言葉を残して。

    ヒロを永遠に失った美嘉は絶望してしまいますが、最後はヒロを大切に思う気持ちを胸に、なんとか生きていこうと決意します。まるでヒロのような優しい空が、そんな美嘉を見守っていました。

    映画「恋空」主題歌・挿入歌

    映画「恋空」主題歌 「旅立ちの唄」歌-Mr.Children

    映画「恋空」挿入歌 「Heavenly Days」歌-新垣結衣

    映画「恋空」の主題歌に、Mr.Childrenの「旅立ちの唄」、挿入唄に主人公・美嘉を演じた新垣結衣が歌う「Heavenly Days」が物語のあらすじの途中で使用されていました。

    Mr.Children、新垣結衣の優しい声が響き、儚く切ない物語によく合います。

    映画「恋空」あらすじまとめ

    映画「恋空」のあらすじと結末、主題歌・挿入歌をご紹介しましたが、いかがでしたか?

    「恋空」に関しては、様々な意見や評価が飛び交っていましたが、この「恋空」の物語が著者である美嘉の実体験を表現しているのならば、あらすじなどからもわかるように、純粋に美嘉の心情、想い、など切なく感じます。あらゆる困難を乗り越えようとした美嘉だからこそ、ヒロへの重いが強いからこそ、空を見上げては思いだし、その空に恋をしたように感じられたのかと思います。

    つらいとき、悲しいとき、少し空を見上げて、何かを思い出してみてはいかがでしょうか。晴れていれば笑っている、雨の日には泣いている、そう思うようになるかもしれません。

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